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地震から6日目の昨夜、Groove Pockets featuring マヤハッチ&島裕介でライブをしました。

ここ1週間、連絡が取れなくなった親族や友人をTwitterやGoogleの行方不明者検索サイトなどで探し、ニュースから目が離せない日が続いていました。表向きは平静を装いながらも、感情を抑えるのがやっと。

徐々に各地の被害状況が明らかになり、戦後最悪の自然災害に見舞われた日本。東京でも余震は頻発し、停電に電車停止に原発不安・・・という中でお客様をライブハウスにお呼びする事はできず、ライブもいくつか延期しました。ミュージシャンとして音楽の意義に悩んていた仲間が多数周りにいて、「こんな時にライブいけないよね」と自粛している友人も多くいました。

そんな中、Twitterで多くの方が「眠れない」「ニュースに釘付け」「今も揺れてる気がする」という
不安な呟きが多いのを読み、自宅からピアノソロをUstreamでネットライブ配信してみたところ、
延べ500人以上の方が見てくださり、多くの方がミュージックチャージ代わりにと被災者支援に
合計10万円も募金して下さいました。

 Day 1 録画 - http://bit.ly/hLTAIK

 Day 2 録画 - http://bit.ly/dH5urR

 募金サイト - http://bit.ly/dO92ku

また、見てくださった皆様からの感想を見ると、「久しぶりにリラックスできた」「忘れてた笑顔が取り戻せた」と書いて下さる方も多く、この状況でも音楽を求める方がいらっしゃることを実感しました。

昨日の珈琲美学ライブも、当日東京全域停電の可能性もアナウンスされ、お店とギリギリまで調整し、最悪でもキャンドル&生音ナイトとして開催できることを想定して、歩きやすい格好で向かいました。

ばらばらとお客様が来て下さる中での演奏。震災後、みんなきっと心細かったのではと思い、"We're All Alone"からはじめ、Maya Hatchの心のこもったボーカルとともに「辛い時こそ笑顔を」と"Smile"や、「悩みはレモンの雫のように消えていくよ」と"Over the Rainbow"、そしてラストに坂本九の「上をむいて歩こう」では心に突き刺さる歌詞を聴きながら、自分も涙がこぼれないようにと上を向いて弾いて、ステージを終えました。

予想外のアンコールではすっかり店内がエネルギーに満ちあふれていて、自然と手拍子が鳴る中でMayaのファーストアルバムから"Someday My Prince Will Come"を元気一杯に。

色々と悩んだなかでの開催前、「お客様に元気を・・・」という気概で臨みましたが、終わってみたら演者の僕らが元気を戴きました。音楽に存在価値がある限り、今後もできる範囲で演奏していきます。お客様が少しでもライブから元気を得られて、日本全体の復興に向けてのエネルギーになれるように。また、戴いたライブのMCから、少しずつ復興支援へと募金をしていきます。

僕ら以外にも多くのミュージシャンやライブハウスが、ライブを実施すべきか悩んでいる時期だと思います。お客様の気持ちや安全性を考えて積極的な告知もしていないと思いまので、サポートしているミュージシャンやお店に「次のライブはいつ?」と聞いてみて下さいね。

最後に、珈琲美学ライブから We're All Alone と Kiss of LifeのMP3音源をこちらに。ご自由にダウンロードして聴いて下さいね。

ライブ音源 Groove Pockets at 珈琲美学 - http://bit.ly/e8MM4q

音楽を聴いた皆さんが少しでも元気になり、そのエネルギーで日本の復興に貢献できることを願っています。


Groove Pockets
永田ジョージ (piano)

gn-pray4japan.JPG

Praying for Japan
(Photo by Ikkiy Yamaguchi)



永田ジョージ(pf)初ライブ at 六本木Alfie、無事終了しました。

AlfieLive20110122

 工藤精(b) http://music.geocities.jp/showgun65/
 太田剣(sax) http://kenota.net/
 永田ジョージ http://www.groovepockets.com/Home/about-us
 ウィリアムス浩子(vo) http://www.utagokoro.com/
 今泉総之輔(ds) http://www.imaizumisohnosuke.com/
 鈴木直人(gt) http://ameblo.jp/naotothebomb/

素晴らしいメンバーと、店の席数を大幅に超える60人近くのお客様、古くから多くのジャズミュージシャンを育てて輩出してきた偉大で暖かい店のオーラ。最初の一音目からアンコールの最後の一音まで、全てが心地よく、あっという間に感じられるライブでした。気付いたら終電逃してて。

当日はUstreamでライブ会場の様子をネットで流してみたところ、延べ300人程が見てくださったようで、ライブハウスには来れなくってもジャズに興味がある方はまだまだ沢山いるんだな、と感じました。

1st Stageの様子


2nd Stageの様子




小沼ようすけ君に紹介してもらった太田剣さん。ゆかり嬢や久美子嬢に紹介してもらった工藤精さん、今泉総之輔君。Cayoを通じて紹介してもらった平岡さん(g)に紹介してもらったウィリアムス浩子ちゃん。Youtubeで仲良くなった鈴木直人君。海野ただたか君&吉田豊君を通じて初めて行ったAlfie。友達やミュージシャンを通じて僕と僕の仲間の音楽を聞くためにライブハウスに来てくださっている沢山のオーディエンスの皆様。

色々と考えれば考えるほど、つまるところ僕の音楽活動は色々な人の縁と応援があってはじめて成り立っているんですよね。

いつも応援して下さっている皆様、ありがとうございます。今後も精進し、より楽しいライブ、「今日も生きててよかった、こんないい音楽を聴けるなんて!」と感じられる演奏をやっていこうと思います。

今日も生きててよかった。

Thank you and best regards,
Groove Pockets主宰
永田ジョージ (piano)



暑い夏も終わりそうな今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

わたくし永田ジョージは、ピアニスト、もといミュージシャン、もといエンターテイナーとして、少しずつ横に成長している気がします。横に、といっても体型ではなく、音楽的表現の幅を広げる、という意味でございます。

94年にジャズピアノを初めて以来「永田ジョージ=ジャズピアニスト」として活動をしていましたが、昨年は自分にとってブラジリアン元年でもあり、ソウルファンク元年でもあり。1年間の活動を通じて幅広いジャンルのミュージシャンと仲良くなり、色々な演奏の機会が増えております。

最近の動向として、こちらの動画なんぞを見ていただければ冥利に尽きます。

まずはBrasilian Groove。サンディエゴ繋がりで活動を共にすることになったボーカルのCayo、ギターの小久保徳道、サックスのUgamari。そして2005年来の友人であるギター&ボーカルのKayoのおかげで実現した、渋谷の有名なブラジリアン・バーBarquinhoでのライブです。

サンディエゴのPeter Spragueが作曲した曲をやったり、Cayoと小久保君のオリジナルをやったり、Cayo et Kayoでツインボーカルでやってみたり。


そしてTrioGroove。Youtubeジャズコンテストを通じて知りあった、ギブソンジャズギターコンテスト優勝者の鈴木直人と、ベテランギタリスト平岡雄一郎さんに紹介されて意気投合したボイスパーカッション及びBreathのMaLと共に結成されたジャズ&ソウルファンクグループ。原宿Bar dAZEでのライブです。自分がリードするグループとしては初のベースレスな試みです。

マイケルジャクソンの曲をやったり、Sadeの曲をやったり、オリジナルもそしてもちろんジャズの曲も。満席で立ち見が出るほどの楽しいライブでした。


今後もいい音楽をお届けできるよう、引き続き精進します。

永田ジョージ on piano/keys
http://groovepockets.com/

スケジュールはこちらを見てくださいね。
http://www.groovepockets.com/Home/live-schedule

ニュースレターなんぞも購読してもらえると、グルオ&ポケコが喜びます。
http://bit.ly/dCsqwS

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ここ3ヶ月暖めてきた企画、Allison Adams Tucker日本ツアーライブ at 東京倶楽部。

East Meets West live with Allison Adams Tucker

先月のBlogエントリで「ワールドカップは終わってしまいましたが、このライブは僕にとっての決勝戦になりそうです。サンディエゴでTOKUさんとライブをやったとき以来のビッグライブなので、あれから4年か。自分がどれだけ成長できたか確認する場としては最高のステージになりそうです。」と書いていました。

音を通じた日米決戦もとい日米合作ライブ。サンディエゴからのシンガーAllison、NYからのドラマーGene、日本勢では超売れっ子のミュージシャンの井上陽介さん&太田剣さん。そしてペーペーなピアニストの僕。最初メンバーが決定したときは正直びびりまくりでしたが、本番が近づくに伴い徐々に平常心になり、偉大な先輩方の胸を借りるつもりで入念な準備をしていました。

8月5日決戦の日、ジーンのドラムは響き渡り、井上さんのベースは冴え、太田剣さんのサックスは吼え、アリスンはさえずり、僕のピアノも大きな障害にぶつかることなくゴールネットを揺らせたのかな、と。途中、サンディエゴ~LA繋がりで仲良くなったボーカルのHarukaも飛び入り参加してくれて、満席の東京倶楽部ライブは幕を閉じました。


剣さんいわく 「 "East meets West" in 『東京倶楽部』。場所は水道橋、店内は海外?のような一夜だったな」と。確かに、白人のアリスン、黒人のジーン、そして黄色人種の僕ら。人種も言語も性別も関係なしに、音楽という一つの媒体を使ってみんなで演奏を盛り上げ、お客様が歓声をあげてくれる空間。海外で体験する夜のライブハウスにとても似た感覚でした。楽しかったなあ。


太田剣(sax)/井上陽介(bass)/ジーン・ジャクソン(drums)/アリソン(vocal)/永田ジョージ(piano)
(写真は剣さんBlogより)

またあの日のような最高の気持ちを味わいたい。

このエントリを機に今回の成功体験は心にしまい、引き続きミュージシャンとして、ピアニストとして、エンターテイナーとして、そして人として自分を磨くことに専念します。今後もライブを着実に重ね、2年後ぐらいに振り返った時に「お、また成長できてるんだなあ」と感じられていたらいいな。

サーフィンやったりエンジニアやったりピアノやったり、三十代半ばにしていまだにふらふらと落ち着きのない生活を送っていますが、一緒にライブに出演してくれるミュージシャンの皆さん、そして音楽活動を応援してくれる皆様のおかげでこうして少しずつ成長しています。


いつもありがとうございます。
心から感謝。

ピアノ・永田ジョージ
http://groovepockets.com/



15年前から「ジャズピアニスト」をやっていましたが、最近はすっかり「鍵盤系ミュージシャン」になってきました。ジャズのほかにも、ブラジリアンライブをやったり、ソウルファンクもやってみたり。

最近すっかり仲良しで一緒に遊ぶようになったKayoko Abeとのブラジリアンライブはこんな感じ。アットホームな雰囲気というか、文字通りアットホームですが、現地で13名程と、twitterとustreamを通じたネット配信でのべ100人近くの方が視聴してくれました。

最近は特にボーカルの方とのライブに声をかけていただくことが多く、ボーカル曲が何よりも好きな僕にとってはうれしい限り。6月19日には僕の原点であるつくば市にて、うたごころクイーンのウィリアムス浩子さんと、ドラム大井澄東、ベース吉田豊とライブをやります。二人は筑波大学ジャズ愛好会のOB&仲間であり、将来の日本のジャズを担う存在になるべく中堅プレーヤーとしてとても人気でございます。

ウィリアムス浩子 ライブ

お店は緑に囲まれた暖かいカフェで、ワンドリンク&軽食がついてMC込で3500円というリーズナブルなお値段。僕らもとっても楽しみにしています。どのようなライブになるのか興味がある方はGroove Pocketsのホームページから詳細確認の上でご連絡下さいね。

ちなみに僕のtwitterのアドレスは http://twitter.com/georgenagata です。気になったあなた、フォローしてみてはいかがでしょうか。



お世話になっております。フォトグラフィもするピアニストの永田ジョージです。

先日は売り出し中のJ-Popボーカル「Nao」と、大ベテランのボーカルの由紀さおりさんと共演する機会にめぐまれました。サポートミュージシャンは僕と、若手ギタリストの山口廣和君。

「どーもー CDTVをごらんの皆さんこんにちは!」てな感じの楽屋です。
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本番前に最後の微調整。
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真剣に歌うNao。
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スペシャルゲスト、由紀さおりさん登場。
いい意味でステージが張り詰めました。
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演奏曲目は「大きな古時計」や、由紀さんの「真綿のように」などなど。客席も、告知なしのスペシャルゲストの登場にちょっと沸いていました。

終了後は恒例の記念撮影。お茶目な人でした。
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いろいろな人の縁で、ジャズ以外のジャンルでもピアノを弾けるのが楽しくてしょうがない今日この頃です。ラララー。



23世紀初頭、古い地層の下からキラリと光る石が発見された。考古学者が丁寧に掘り出したところ、それは88本の色とりどりのプリズムが先端についた何かの骨組みであった。

Pavane by Mile

「これは一体なんだろう?」
「道具か?」
「飾り物か?」
「わかった、これは『ピアノ』という21世紀まで使われていた原始的な楽器じゃないか?」
「いや、『ピアノ』ではないな、共振して音を出力する弦がないじゃないか」
「うーん確かに。ピアノのハンマーには色はついてないはずだしなあ」

Mile - Pavane 3Photo by Chibizo

「こんなところに『LED』があるぞ」
「『LED』って?」
「21世紀まで使われていた原始的な発光体だよ」
「なるほど、では音を奏でる『ピアノ』ではなく、光を奏でる楽器なのかもしれないな」
「復元してみるか」
「よし、復元屋の23C参(23rd Century Mile)に頼んでみよう。」

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・・・ということで、先月末にミッドタウンの21_21 Design Sightにて「骨」展のクロージングがあったので、最終日のコンサートイベントということで「失われた弦のためのパヴァーヌ」を弾いてきました。

Mile - Pavane Photo by Chibizo

見るたびにその美しさに酔いしれ、長時間弾き続けても飽きないこの作品の魅力は、音と光のリアルタイム・コラボレーションです。沢山のお客様の中には三宅一生さんを含む多くのデザイン関係者ももいらして、この作品に対する世間の興味や期待を垣間見た気がしました。

これを作った参の松尾バンダイ君もライブ演奏を聞いていたんですが、悔しそうに「やっぱ音楽にはかなわないです」との感想をぽつり、と。僕は決してそう思わなくて、ピアノという楽器が長い歴史を経て進化してきて今の「一つの完成形」にはなったけど、それは「音を奏でる楽器」としての完成形でしかないと思います。

アウディが最近デザインしたベーゼンドルファー(お値段は10万ユーロって!)なんてのもあったけど、あれはピアノの見た目をリデザインしただけであって、ピアノの楽器としての意味まではリデザインしていない。

一方、「失われた弦のためのパヴァーヌ」は、ピアノの存在価値を根本から定義しなおしたものとして、まったくもって違う視点を世の中にもたらしたんじゃないかって思います。ピアノを弾いていてときどき思うのは、「この音楽、耳が聞こえるから楽しいけど、聞こえなかったら楽しめないんだよなぁ」ということ。更に、音楽を楽しむには最低限の音楽的教養は必要なわけで、動物にラヴェルを聞かせてもきっと楽しんでもらえないわけです。僕も18歳までジャズは雑音だと思ってたぐらいだし。

でも、「光のピアノ」は誰が見ても触っても聞いても、新たな楽しさがあります。ハンマーの先から壁に投影された光が上下するのを見たら、猫だって飛びついちゃうでしょう。赤ちゃんも泣き止むでしょう。奥さんも昔とった杵柄でピアノに向き合いたくなるかもしれない。レストランにあって誰かが演奏していたら料理を口に運ぶ手も止まるかもしれない。

そして23世紀に発掘されたら、「もしやこれが我々が知っている光のピアノの原型なのかもしれない!」と、今で言うハープシコードのような位置づけとして博物館に展示されるかもしれない・・・。と、そんな可能性を秘めています。

Mile - Bandai Matsuo

デザインユニット「参」の今後の活動から目が離せませんね。かげながら応援しています。

 MILE Project Homepage - http://mileproject.jp/



たまにはこんなリハーサルも。

Cayo Rehearsal Photo by Chibizo

木曜日の三番町カフェライブに備えて、ボーカルのCayoとリハーサル。ブラジルの海沿いで生まれたボサノヴァがメインなので、海のリズムを取り入れるべく背後にサーフムービーを流したところ、いい感じに音の波にのれました。

今まではジャズばっかりやっていましたが、最近になってあらためてボサノヴァの気持ちよさにはまりつつあります。都会のジャズ、海のボサノヴァ。刺激を体で受けるジャズ、刺激を体から流しだすボサノヴァ。色々な意味で普段やっている音楽と対照的なので、当日どんなライブになるかとっても楽しみです。

Cayo

お暇な方は是非。



と、いうのも音楽の話なんですが。

(ギター: 平岡雄一郎)

ピアノの指使いは、「動」。鍵盤の上で両手が踊るようにダイナミックな動きをします。
それに対して、ギターは「静」。左手が音を決め、右手が音を鳴らすため、両手ともポジションは変わりません。いきりたつ感情を抑えた落ち着いた指使いは、大人ならではのセクシーさですね。一見とても冷静に弾いているようなんだけど、その感じとはびっくりするぐらい対照的な激しい音が出ることも。

写真は品川トライベカに見に行ったボーカリストCayoのライブで、ステージ前から撮った一枚です。メンバーはCayo、ギター平岡雄一郎さん、そしてフルート&サックスにヤマカミヒトミさん。ブラジルの海風を感じさせるエリス・レジーナのような温かいCayoのボーカルと、ジョアン・ジルベルトっぽくメロー弾いていたかと思えば、急に激しくファンキーなリズムを混ぜるベテランの平岡さん。歌とギターが描くキャンバスに、新たな色の絵の具を加えるヤマカミヒトミさん。

Cayo Live at Tribeca(フルート: ヤマカミヒトミ ボーカル:Cayo ギター:平岡雄一郎)

平岡さんはジャズに限らず、ピンクレディーのコンサートでもピンでギターを弾いてしまえるような人で、ベースやドラムの必要性を感じないグルーブ感を出します。ヤマカミヒトミさんは小野リサともツアーを回っているらしく、抑えた存在感の中で美しいオブリガードやアドリブを歌の合間に挟んでいます。すばらしいステージングを目の前で満喫し、思わず曲間にため息がもれました。

ライブ繋がりで。
今月の27日に平岡さんとCayoの二人が、三番町カフェで行われるGroove Pocketsのライブにスペシャルゲストとして参加してくれます。二人ともすばらしいミュージシャンなので、とても気持ちの良いライブになりそうです。日々の生活とは違った魅力を味わいたい方は、是非お越しくださいね。

詳細はGroove Pocketsホームページにて。

http://groovepockets.com/



こんにちは。
週末はサーファー、昼はコンサル、夜はGroove Pocketsのピアニストな永田ジョージです。

ライブを聴きに来てくださるお客様のおかげで、ぼちぼち1周年を迎えました。今月も音楽的に優れたイケメンズと共に熱いライブをお届けします。詳しくはホームページを。って、最近お昼が忙しすぎて更新もままならないのが悩みですが。

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先週末に行われた東京倶楽部でのライブを、友人のChibizoが撮ってくれました。最近のコンパクトカメラはいい写真が撮れるんですねー。へへー。ほほー。などと言いながら彼女が送ってくれた写真をぱらぱらとめくり、といってもデジタルアルバムなのでマウスでクリックするわけでございますが。

この日一緒に演奏したのはドラムスのくどうゆう君、そしてトランペットの福山光晴君。ゴキゲンなビートを叩きグループを盛り上げてくれたくどうくんとは初めてでしたが、福山君とは大学の時にちょこちょこと遊びに来てくれてたのでした。ということは・・・この日に出会ったのはおおよそ10年~12年ぶりということで。

当時から凄いトランペット吹きでしたが、益々凄みのある演奏をしてくれました。大盛り上がり。

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そして特別参加で飛び入りしてもらったのがギターの山口廣和くん。彼には何回かGroove Pocketsのライブに参加してもらってますが、最近はデュオで演奏をしてみたり、ポップスのヴォーカリストと一緒に渋谷のライブハウスでトリオをやったりしている内に息がだんだんとあってきました。この日も飛び入りとは思わせない弾きっぷりでライブハウスを大盛り上げしてくれました。Thanx!

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Groove Pocketsはメンバーがコロコロと変わるので、この日のメンバー構成も一期一会な感じ。もしかしたらまた一緒にやるかもしれないし、もう二度とやらないかもしれない。だからこそ、一回いっかいのライブを大切に、最高のパフォーマンスを発揮するためにメンバー間で沢山音のコミュニケーションをとりながら楽しみました。

今月は7日と25日がライブです。興味がある方は私もしくはお店までご連絡下さいね。




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Boz ScaggsのWe're All Aloneをピアノで弾いてみました。ええ曲や。

"We're All Alone"を直訳すると、「ぼくらはみんな ひとりぼっち」なんだけど、歌詞を読めば読むほど「ぼくらはもう 二人ぼっち」みたいな感じなんですよね。駆け落ちの歌なのかな。

 参考: ださいおさむさんの和訳



温故知新。
過去を受け入れつつも、未来を創り続けること。

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(Sho Graphic by Shishu / Image borrowed from e-sisyu.com)

今日は、「書」という古くからある芸術に対して、それを実践している書家「紫舟」さんのイベント「Love Letter Project」に行ってきました。上の題字は、彼女によるもの。

 書家 - 紫舟HP / Profile
 Love Letter Project

僕は書道については知識がないので、自分の感じたままの感想。伝統的な書道を忠実に実践するのがクラシック音楽だとしたら、彼女が描く書はジャズそのもの。今日のイベントでも、トークライブの相手だった乙武洋匡さんの「洋匡」という名前を、彼女なりの解釈で即興的に表現していました。

とてもいい刺激を受けたので、家に帰ってからピアノに向かって、なんとなく作曲風な行為を再び。再生ボタンで再生です。

タイトルはそのものずばり、"Impression of Shishu"・・・紫舟さんの印象、ですね。一時間ちょっとのパフォーマンスと、一分ちょっとの対話から、自分が感じ取った彼女の人となりをピアノの音で表現してみました。家の地下スタジオ(?)で3パターン録音して、三通りの紫舟さんを思い浮かべながら。本人に聴かれたら「全然ちがーう!」と言われそうですが、それは僕が持った勝手な印象ということで・・・。

あと数年、自分のピアノと音楽を磨いて、一緒に活動したいな、なんて思ってしまいました。



たまには、柄にもないことをやってみよう。

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僕はジャズピアニストです。ジャズピアニストの定義は色々とあるけれど、「即興」というのはひとつの重要なキーワードだと思う。即興、すなわちその場で、その瞬間を感じて演奏をすること。何かを演奏した瞬間、その音は取り返せない。変えることもできない。二度と同じ演奏はできない。いい演奏ができるときもあれば、自己嫌悪に陥るようなひどい演奏だってありうる。そのすべてが、自分自身を表現する言葉となる。

そんな自分だから、作曲というものが大の苦手。だって、一度弾いた音に、帰らないといけないから。何度でも、たとえ間違って作った音に対してでも、自分の「作品」として向き合わなければいけない。いやだよなあ、どんな駄作でも、それにタイトルをつけた瞬間に、下手したら自分の孫の題まで残ってしまう可能性があるって。

でも、たまには、柄にもないことをやってみよう。

曲の中身はおろか、タイトルすら凡庸そのもので嫌気がさすけれども、タイトルはつけなくてはならないよね。

 1曲目 - With Respect
 2曲目 - Two Sides of the Coin

最近のこと。
僕が全身全霊をかけて逃げてきた「作曲」という行為に、全身全霊をかけて向き合っている人と知り合ったんです。人のために、曲を作ることを生業としている人。彼が産み落とした作品は、この世の中に広く出回っている。デジタルな世の中だけに、楽譜はPDFで出回り、音源はMP3で出回り、演奏動画はYoutubeでも出回る。

そんな彼の人柄や、考え方や、音楽に対する姿勢に、僕は強く共感してしまって。
だから、柄にもないことをやってみました、with respect / 尊敬の念をこめて。
即興曲としてでもいいから、コード2つでもいいから、曲として大して心に残る
特徴がなくてもいいから、少しでも彼のエッセンスを学んでみたくって、with respect.


また、別の日のこと。
とある二人の話を聞きました。ずっと一緒にいた二人は、きっとお互いの存在が無くては、互いに完璧ではない。長く一緒にいれば、喧嘩をするときもあるし、互いの言うことに聞く耳をもてないこともある。関係が悪化したときは、相手の存在がうっとうしく感じるときもあれば、なんで一緒にいるんだろう、って感じるときもある。

好きな時はよく見えていたものが、今はなんだかすごく悪く見える。
「あばたもえくぼ」だったのに、「えくぼがあばた」。

それって、すなわちTwo sides of the coin / コインの表と裏、
なんじゃないかって思う。

相手の特徴なんて、よくも見えれば悪くも見える。
そもそも特徴がなければ、人間なんてつまらないものだ。

今の現状がとっても重苦しく感じるかもしれないけど、
和解して終わってみれば、また明るい時間が待っている。
重くて苦しいときがあるからこそ、明るい時間をより
大切に思える。

そんな、パートナーとの関係も、二人の性格も、苦い時間も甘い時間も、全てはコインの表と裏と同じ。

相手がいなくては、喧嘩はできない。
喧嘩ができるのは、相手がいるから。

表がなくては、裏は存在しえない。
裏がなくては、表も存在しえない。

Two sides of the coin.


柄にもないこと、やってみました。



今年も残りあと2ヶ月を切りましたね。

驚異的な速さで年末を迎えつつありますが、永田ジョージ x 程嶋日奈子が織り成すジャズユニット"Groove Pockets"は、今月も来月もライブが目白押しです。

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Taken at G's Bar Akasaka

手始めに、今週土曜日の11月8日は、池袋のインディペンデンスにて。初めてご一緒するアルトサックスの横田寛之さんと、決め細やかなドラムをたたく大井澄東をゲストに加えたカルテットでお送りします。

12月は6日(土曜)と11日(木曜日)。12/6は隔月レギュラー出演している水道橋の東京倶楽部にて、美人トランペッターの高澤綾と、しんみりとするギタリストの中尾剛也、そして音色豊かなドラマーの松本英一郎と共に。12/11は、仕事帰りにぶらりと寄れる赤坂のG's Barにて、同じくギターの中尾剛也と共にお送りします。

Groove Pocketsについてもっと知りたい方は、こちらを参照して下さいな。

 Groove Pocketsについて
 Groove Pockets演奏サンプル
 今後のスケジュール
 お問い合わせ

お会いできるのを楽しみにしています。



すっごくリアルな音。

夢とは思えないぐらいような、音楽の夢を見ていました。一音一音がはっきりと聞こえて、まるで目の前で生演奏をしているかのようなリアルさ。流れていたのは、オードリー・ヘプバーン主演のちょっと切ない映画"Two For the Road" (邦題は「いつも二人で」)のメインテーマ、ヘンリー・マンシーニ作曲。

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旋律はヨーヨーマが弾いてるかのような、倍音が豊かに響くチェロの音で。低音を支えるベースは、なぜか南インドの伝統的楽器、ヴィーナ。それに加えて、なぜか自分がピアノで間の音域を埋めていました。

とにかくリアル。ああ、この曲はこういう風に弾くんだー、美しい曲だなぁ・・・ と自分で感心しながら、チェロとヴィーナとの演奏を弾き終えたところで、目が覚めた。と、隣の家からお琴の音が聞こえてました。きっと、眠りが浅いところに楽器の音が聞こえて夢を見たんだな。

・・・

起き上がるなり地下室にいき、まっすぐピアノの前へ。
夢の中の完璧な音を思い出しながら、ぽろぽろと弾いてみる。

うーん、さっきのような完璧さはないな。
けど、今までで弾いた中ではしっくりするスタイルで弾けたかな。

・・・

その夜、映画の映像を流しながら撮ってみました。

とってもいい曲なので、12月のGroove Pocketsのライブにて演奏します。
渋いギターを弾くリッチーこと中尾剛也と共にお届けします。


中尾剛也 / Takaya Nakao (g)



Rady School 日本人向けHPに引き続き、こちらも完成。そして世界に先駆けて日本で初公開です。

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Groove Pockets homepage - http://groovepockets.com

ここ半年ほど都内で活動しているユニット "Groove Pockets"(グルーブポケッツ) の情報ページです。ユニットコンセプト、メイン&ゲストメンバー紹介、スケジュールなどなど。また、Groove Pocketsの演奏を聴いたことのない方のために、デモ音源サンプルもふんだんに載せています。mp3をjukeboxで聴くもよし、media playerで聴くもよし、youtube動画をぼーっと観るもよし。

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是非!ご覧くださいね。



この夏、サザンの30周年記念コンサートに行ったんですが、改めて聞くと彼らのレパートリーにはいい曲が多いなぁといたく感心。

あまりにもいい曲が多いので、家でピアノで弾いてみました。
映画「稲村ジェーン」より、名曲「真夏の果実」をどうぞ。
背景に流しているのは撮りためたサンディエゴの写真です。

桑田佳祐さん&SASの皆さん、30年間おつかれさまでした。
いい曲を沢山ありがとう。



先日告知したライブですが、明日のライブは満席予約とお店から知らせていただきました。

行きたいとメールを頂いた方、予想外の満席で申し訳ありません。
10月のお店はまだ空き席がありますので、お店まで問い合わせ下さいな。

 満席御礼! 9月10日(水)
 開場 18:00 / 1st Stage 19:30~ / 2nd Stage 21:00~ (入れ替えなし)
 於 赤坂 ノベンバーイレブンス
 大井澄東 (ds) 程嶋ひなこ(b) 永田ジョージ(pf)

 10月5日(日)
 1st Stage: 19:20~ / 2nd Stage: 20:40~ / 3rd Stage 22:00~ (入れ替えなし)
 於 水道橋 東京倶楽部
 大江陽象(ds) 中尾剛也(g) 程嶋ひなこ(b) 永田ジョージ(pf)



暑かったこの夏、汗と涙と笑いと悲しみの入り混じったオリンピックも終わり、急遽冷え込みつつある日本の皆さん、いかがおすごしでしょうか。そして競技に参加して熱い感動を届けてくれた日本の選手陣の皆様、お疲れ様、そしてありがとう!

さて、オリンピック関係とはなんら関係ないですが、日本に帰国してからというものちょこちょことライブをやっています。今月、来月とスケジュールが決まっているのでお知らせしちゃいます。これは聞きにいきたい!興味がある!という方は私まで、もしくはお店まで予約の上、クールで熱いジャズの生演奏をお楽しみ下さいな。


Photo by Ikkiy@ikkiy.net
(写真はイメージです・・・)

 9月10日(水)
 開場 18:00 / 1st Stage 19:30~ / 2nd Stage 21:00~ (入れ替えなし)
 於 赤坂 ノベンバーイレブンス
 大井澄東 (ds) 程嶋ひなこ(b) 永田ジョージ(pf)

 10月5日(日)
 1st Stage: 19:20~ / 2nd Stage: 20:40~ / 3rd Stage 22:00~ (入れ替えなし)
 於 水道橋 東京倶楽部
 大江陽象(ds) 中尾剛也(g) 程嶋ひなこ(b) 永田ジョージ(pf)

10月ライブは残席たっぷり、来週の9月ライブは残席は十数席程度(7日時点で残り数席)とのこと。予約はお早めに!



鳥のように空を飛ぶ夢を見たことはありますか。

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僕は、たまに見ます。大空を自由に飛んでいたと思ったら、そのまま海に着水して波乗りへと移行。なんとも言えない浮遊感と幸せな気持ちになれる夢。人間は、ヒトへと進化する前の太古の記憶を持っていて、海にかえることを心のどこかで願っているのかもしれません。

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あるいは、僕だけがそうなのもしれないけれども。

You can fly so high
Keep your gaze upon the sky
I'll be praying every step along the way
Even though it breaks my heart to know we'll be so far apart
I love you too much to make you stay
Baby fly away
Lyrics from Fly Away by Corrinne May


"Fly Away" - Music and video by Corrinne May

視聴は彼女のホームページ、及びMyspaceページで。
CDはアマゾンで。



ピアノ演奏記録の音源をこちらに残し、定期的にアップデートしています。
今後も、いい演奏ができたら適宜こちらにて公開します。感想、リクエストなどもあれば、コメント欄にてお願いします。

聴き方: 以下のジュークボックスより、CDの曲を選ぶ感覚で曲の再生ができます。また、プレーヤーの下の月別リストから、♪ マークの右の曲名を左クリックすると、PCのメディアプレーヤー等で音楽が再生されます。右クリックして、「リンク先を保存」などとすることで、ご自身のPCに保存することも可能です。

mp3 Jukebox - 別ウィンドウで開く

2008年5月

関内のFaroutというお店のジャムセッションにて、4月に出会ったばかりの若手女性ベーシスト「Hina」と共に演奏したジャズ・スタンダードを追加しました。

hinako-5.jpg   ♪Bye Bye Blackbird
Photo by 芹川太郎

出会ってから3回目の演奏としてはまずまずの盛り上がりです。ドラムはこの日初めてお会いしたChacoさん。森山良子さんのコンサートにも参加しているとのことで、リズム感、歌心ともに抜群です。


2006年5月

5月13日に東京で結婚する友人Mikiに向けて、彼女が好きなBill Evansの"Waltz for Debby"と、おまけに"I Loves You Porgy"をアレンジ。既に完成されている曲を自分なりの解釈でアレンジするのはとっても難しいですが、寝る前にかけてもらえるような静かなバラードとして演奏。

 ♪Waltz for Debby, for Miki
 ♪I Loves You Porgy


2006年4月

San Diegoのナンバーワン・ジャズクラブ、Dizzy'sでのライブ with TOKUより。TOKUさんの演奏音源はmp3を公開できませんので、あしからず。

Old Folks
Isn't she Lovely (vo: Prince Habib)

2006年3月
青山D's Barライブにて。
峰村泉 (vo)、吉田豊 (b)、中尾剛也 (g)、横山和明 (ds) との共演。1曲目のFotografiaは偉大なジャズピアニスト、福田重男さんにリスペクトを込めて。
Fotografia
Bye Bye Blackbird
Isn't She Lovely
Secret Love
Bewitched
Time After Time

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2006年2月
サンディエゴ地元のソウルフルボーカリスト、Prince Habibと共にホームリハーサル2曲とライブ録音を2曲。
Tears in Heaven
Moon Blue
Feel Like Makin' Love
Stand by Me ~ I Wish

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2006年1月
家のピアノでホームレコーディングを。ポップスのナンバーをオリジナルアレンジで。
I Will Always Love You
Get Here

2005年12月
グリーティングカード代わりに、クリスマスソングを。
The Christmas Song
Have Yourself a Merry Little Christmas
Santa Claus is Coming to Town 
White Christmas

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2005年11月
サンディエゴの地元ベーシスト、Rob Thorsenとのホームリハ。
I Loves You Porgy
Danny Boy
Blue in Green

2005年8月
日本出発直前Final Liveにて。
Key(vo)、森田聡 (b)、田沼史彦 (g)、小原慎平 (ds) との共演。Go Ahead Nigelは福田重男さんの作曲。
Go Ahead Nigel
Triste
Dindi
One Day I'll Fly Away

pict Photo by ikkiy


2005年7月
日本出発カウントダウン・ライブにて。
峰村泉(vo)、森田聡 (b)、田沼史彦 (g)、小原慎平 (ds) との共演。
Recorda Me
Close to You
Time After Time
I Love You for Sentimental Reasons

pict Photo by ikkiy


これ以前は公開できる質ではないのですが、2004年までの軌跡はこちらに



ぬくもりの感じられる披露宴に、参加しました。
日本に帰ってきて半年、かなり久しぶりの結婚披露宴です。

P3230178-1.JPG

会社の元同僚が、結婚。2000年に出会った、ぱっと見かなりイケメンなのに3枚目なキャラクターのタカシ。そんな彼が六本木リッツカールトンにて挙式をあげると聞いたのが今年のはじめ。その後、彼のTo-be奥様の妹さんが高校までクラリネットを吹いていたということで、「じゃ、ジョージと一緒になんか演奏してよ」とビビる妹さんに無茶な依頼。

その後、妹さんと悩みつつもコンセプトが決定。ディズニーランドの人気キャストだったというお姉さんのために、および、そんなディズニー好きな女性と結婚するタカシのために、ディズニーの名曲をメドレーでお届けしましょう、という感じになりました。

リトル・マーメイドからPart of Your Worldを、美女と野獣からBeauty and the Beastをピックアップ&アレンジして、2週間で2回のリハーサルを通して妹さんのクラリネットと僕のピアノを合わせました。リハーサル用にアレンジした音源はこんな感じ。

さて、本番はというと。

姉妹というよりは、大親友のような二人。「結婚おめでとう!」という気持ちと、「お姉さんを取らないで!」という寂しさを交えて、緊張しつつも心のこもった音を出していたのが印象的。僕自身も、妹さんの気持ちとシンクロさせながらピアノを弾いて、静まり返って妹さんの音色に耳を傾ける会場の雰囲気を感じていました。

演奏を終えた後に妹さんがマイクを取り、離れてもお姉さんが大好きだという気持ちを込めて演奏した、と述べたあたりで姉妹二人とも号泣。暖かい家族愛を横で感じながら「レナードの朝」の曲をBGMとしてかぶせました。しんみり、しんみり。

別で弾いたディズニーメドレーの後に新郎タカシに「今、何の曲をやったか言える?」と質問したところ、「と、となりのトトロ・・・」「あ、あと、魔女の宅急便・・・」と期待通りに答え、会場は笑いに包まれました。みんな優しいなあ。

披露宴, like.no.other.

takashi.JPG

演奏を依頼してくれてありがとう。
そして結婚生活楽しんで。



Musician Profile

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永田ジョージ (Piano / Keyboard)


Photo by Yunko

大学生だった94年、現在NYにて活躍中のピアニストKazuに出会い、ジャズピアノのかっこよさとノリのよさに感動する。多くのミュージシャンに影響され、中でも敬愛するオスカー・ピーターソンおよびベニー・グリーンに倣い、心地よいグルーヴ感とリリカルなフレージングをモットーとするようになる。在学中は大井澄東(ds)、吉田豊(b)らとの演奏を重ね、卒業後は水道橋東京倶楽部、高田馬場サニーサイド等都内のライブハウスで2005年まで演奏。

米国カリフォルニア州に留学中、Chet Bakerのピアニストを務めたMikan Zlatkovich(pf)、Diana Krallとツアーを重ねるGilbert Castellanos(tp)、NYCで活躍中のHarish Raghavan(b)、若手トップと名高いGeoff Keezer(pf)らに出会い、「自分の音を見つけて表現すること」の大切さを受け継ぐ。06年、サンディエゴにて行ったTOKU(flh/vo) とのライブにて地元のジャズファンに高い評価を得る。07年、日本に帰国し、自己のグループ"Groove Pockets"にて都内での演奏活動を再開。

直近のライブスケジュール

デモ音源の聴き方: 以下のジュークボックスより、CDの曲を選ぶ感覚で曲の再生ができます。

別ウィンドウで開く

life_in_la.JPG



(Photos by Ikkiy@Ikkiy.net)



FotoNote - Angel

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 In the arms of the angel
 Fly away from here
 From this dark cold hotel room
 And the endlessness that you fear
 You are pulled from the wreckage
 Of your silent reverie
 You're in the arms of the angel
 May you find some comfort there

 Angel by Sarah McLachlan

(下の再生ボタンでJ. NowinskiのAngelが聴けます)



サンディエゴに来たのが2005年の9月。

当初ここに来たときは、東京と比較してジャズシーンの少なさに落ち込んでいました。その後、Dizzy'sという素晴らしいライブハウスを発見し、一年以内にここでやってやるぞと一念発起。

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それから半年。去る4月3日、Dizzy'sでファーストライブをしました。嬉しいことに、記念すべきライブに競演したのは、日本から来米していたソニージャズのレコーディングアーティスト、TOKUさん。

LA在住の友人Kjiroの友達のRyoのGFのYokoのSD在住友達のMayuの友達のMaikoさんから、3月初旬に「TOKUが日本からアメリカに遊びに来るが、ライブができる場所と競演できるミュージシャンを探している」という依頼が飛び込み、喜び勇んでミュージシャンのブッキングとDizzy'sとのネゴシエーションを実施。三日でOKを取り付け、各種メディアや友人にライブ告知を実施し、後はライブを迎えるまで待つこと3週間。

(MaikoのTOKU Gig奮闘はこちら

日本から帰国した次の日、TOKUさんとSan Diegoで7ヶ月ぶりに再会し、リハーサルをする暇もなく30分後にミュージシャン紹介、その30分後にはライブ開始。60人以上入ったDizzy'sのステージで、ピアノトリオで演奏しステージを暖め、本日のフィーチャーミュージシャン、TOKUを紹介。

pictPhoto: Tsuyapon

やる曲目すら決まっていない状態。フリューゲルホルンとボーカルマイクで一気にリーダーシップを握ったTOKUが、地元ベテランドラマーのRussell BizzettとベテランベーシストのBill Andrewsを含む僕ら三人をグイグイとリードし、考える暇もなく次から次へと曲を演奏していく僕ら4人。あっという間にファーストステージが終了。

ファースト終了の後は結構な人数のお客様が帰ってしまったものの、更に20人以上入り、やはり店は満席状態。更に演奏は白熱し、TOKUはあらゆる手を使いミュージシャンのハートを熱くさせ、映画"Notting Hill"で有名となった"She"、バラードの"My Foolish Heart"、早めに"But Not for Me"、映画「恋人たちの予感」のサントラでも使われた"It Had to be You"などの曲をオリジナリティと緊張感たっぷりに演奏。

その後、地元のトップピアニスト、Mikan Zlatkovichやサンディエゴでプロを目指しているトロンボーン・プレーヤーのYudai、前回一緒にライブをやったPrince Habibもゲスト参加し、ライブは更に白熱。

ずっと演奏していたいものの、All good things have to come to an end. 最後にFly Me to the Moonと共に、TOKUがMCでライブを締める。割れんばかりの拍手、深々と下げられる頭、終わった後も興奮冷めやらぬ観客と僕らミュージシャン。当初は開催するつもりがなかった店のオーナーも、大いにハッピー。

pictPhoto: Tsuyapon

色々な人が繋がり、このライブ実現のために力を合わせて頑張ったおかげで実現できた、僕とTOKUさんにとってのファーストライブ。参加した人、聴いた人、企画した人、誰もがハッピーになれたパフォーマンスを実現できて、また少しだけ成長した気がします。

Dizzy'sを気に入ったTOKUは、再度サンディエゴでライブをしたい、とのこと。来年やる時は、更に多くのお客様に彼の音楽を体感していただければ嬉しいです。願わくば、僕も一緒に演奏したいな、と。



青山D's Bar、満席御礼。

pictPhoto: Break

この春、UCSDの学生を連れて日本訪問することが決まった際に、せっかくなのでジャズボーカリスト、峰村泉とライブがしたいなという気持ちが生まれました。

今まで多くのミュージシャンと音楽をやってきたものの、何も考えずに自然とスイングできるシンガーは昨年の初めに出会った彼女がはじめて。バラードの曲で彼女のスイッチが入ったときに体の奥底から湧き出る倍音のシャワーに洗われる経験をし、その声のとりこに。

今回のタイトなスケジュールでライブをするにあたっては、リハーサルの時間は多く取れません。そのため、峰村泉とも演奏経験があるレギュラーに演奏しているプロが必要と思い、ベースには大学時代からの友人、吉田豊にお願いしました。ギターは、やはり大学時代から知っている、控えめにして煌びやかなギターを弾く、中尾剛也に依頼。吉田豊と峰村泉を通じ、弱冠21歳で世界的ミュージシャンとの演奏を重ねているドラマー横山和明にも依頼。これだけ強力なメンバーがいれば、恐れるものは自分のミスのみ。

ライブ当日、関西でUCSDの学生を送り終え青山一丁目駅についたのが5時20分と、開演2時間前。リハーサルは数曲だけ、音を合わせて終わり。あとは僕らのグループにジャズの神様が降りてくるか、否かにかかっていました。神が降りてくるか否かは、個人の技量、メンバーの息の合い方、会場の雰囲気、すべてに拠るもの。吉と出るか・・・。

開場後、1stから3rdまでほぼ満席の青山D's Bar。尊敬するピアニスト福田重男さんのレパートリー、ボサノバの"Fotografia"からはじめ、早めのスタンダード"Secret Love"で指を暖める。その後は真打、峰村泉が登場し、気付いた頃には3rdステージも終了、そんな早さでした。

今回のライブで初めてソロ演奏したバラード"Get Here"や、何度も峰村泉と演奏したシンディ・ローパーの"Time After Time"をやりつつ、インストでスティービー・ワンダーの"Isn't She Lovely"で盛り上がり、泉バラードの中でも人気がある"Bewitched"なども演奏。今、ライブの録音を聞きながら感じるのは、熱いライブながらも周りの状況を冷静に判断しながら演奏できたのは初めてかも知れない、ということ。僕も峰村泉も、半年の間で着実に成長したようです。

ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
Blogネタとして書いてくれたMIKI、ありがとう。
満席で入れなかった皆様、申し訳ありません。次回こそは是非。
そして、Kamesan Dailyを読んで下さっているみなさま、今後もジャズという音楽、私たちミュージシャン、シンガー峰村泉をよろしくお願いします。

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Photo: Break


-インスト曲・音源-

 Get Here~Time After Time - mp3
 Fotografia - mp3
 Bye Bye Blackbird - mp3
 Isn't She Lovely - mp3
 Secret Love - mp3

-ボーカル曲音源-

 峰村泉 Web Diaryのエントリをご覧下さい。

 ・The Rose
 ・スイングしなけりゃ意味ないぜ
 ・Time After Time
 ・Bewitched

 その他数エントリ、ぞくぞくと追加されています



Kamesan Daily改めKamesan much less than weeklyのジョージです。
めっきり更新していなくて申し訳ありません。

実は・・・


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今月末、日本に一時帰国します。といっても遊び目的では決してなくってですね。MBAの同級生数人と共に日本企業をいくつか訪問し、勉強に役立てるためという大義名分あり、なんです。

とはいっても、ただ勉強のために帰るのも勿体無いので、せっかくなのでライブもやります。3月31日金曜日、青山D's Barにて。メンバーは、日本ジャズ界の今後を担う素晴らしい若手ミュージシャン達と、今年大ブレイク中のボーカル、峰村泉でお送りします。

詳細はチラシをご覧下さい。

大きめのチラシ画像へ

久々の競演をメンバー一同楽しみにしていますので、かなり熱いライブになりそうです。ジャズ好きの方も、ジャズを今まであまり聴いたことのない方でも、全員にお勧めなライブです。

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ご興味のある方は、お店までご予約を。
当日、お会いできるのを楽しみにしています。



「そうか、ピアノを弾いているのか。いつか聴かせてくれよ」
過去数回、ライブ後の会話でベニーはいつもそう言うのでした。

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聴いてもらえるチャンスと思い、ライブ後の会場で、「一曲だけピアノを弾いていい?聴いてもらえる?」とお願いしてみました。

横に居た主催者が「大丈夫かこいつにピアノ触らせて?」的な、ちょっと怪訝な顔をしたのを見て、ベニーが「大丈夫、彼はジャズピアニストだから。弾いてもいいよね?」と主催者にお願いしてくれました。これで心置きなく弾けます。

選んだ曲は、20世紀を代表する偉大なジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンが好んで弾く"Old Folks"という曲。オスカーはベニーが敬愛するピアニストであり、彼にとってのインスピレーションたる存在。ベニーもこの曲を良く知っているだろうし、オスカーっぽく弾けばすぐに伝わると思い。

アドリブをしながらふと横を見ると、目を閉じてピアノを聴いているベニーがたまに「んーっ」「いいぜー」って合いの手を入れてくれています。暖かく見守ってくれているのをじんわりと感じながら、オスカーっぽさとベニーっぽさを交えてアドリブをする自分。映画「Sayuri」で言えば「会長」の前で踊る成長したサユリの気分ですね。

Old Folksを終えると、「いいよ、とてもいい。もっと弾いてよ。」と言ってくれました。嬉しくって、今度はアントニオ・カルロス・ジョビンのボサノバ、"Fotografia"に思い入れを込めて演奏。思い入れの一つは同じサークルからジャズを始め、その後バークリー音楽院で深く学び、ヴォーカルグループ"Syncopation"を立ち上げたTsuneがメジャーデビューしたアルバム”Of Blue”でこの曲をアレンジしていたこと。もう一つは、尊敬してやまない日本人ピアニスト、福田重男さんが好んでライブで演奏していたこと。

思い入れがあればあるほど、いい演奏ができるものです。ずっとピアノやっててよかったな、サンディエゴきてよかったな、色々な出会いのおかげでこうしてピアノが弾けるんだな、そんなことを思いながらFotografiaを弾き終えると、いつの間にかベニーの横に座っていたコンサート主催者や片付けの人達からも拍手をもらえました。

続けて、ビル・エバンスやキース・ジャレットの演奏で有名な"I Loves You Porgy"など数曲を弾いて、おしまい。ニコニコと見守ってくれていたAsakoには「ジョージさん、今日はノッてますね」と言われて嬉しかったり。

 ♪I Loves You Porgy http://kamesan.net/Songs/ilovesyouporgy-051230.mp3 (Piano - George / Bass - Rob Thorsen)

ピアノの音を通して、彼のおかげで自分がジャズピアニストとして成長できたこと、彼が今後も弾き続けてくれることが僕や多くの若手ピアニストにとって大きな価値であることを伝えました。

「ありがとう。これからもずっと弾き続けてくれ。仕事やバンド仲間は後からついてくるから、今まで通り、美しい音楽を心からプレイするといい」とアドバイスをくれて、更に「ピアノのことで何か聞きたいこと、手助けできることがあったらなんでもする」とオファーしてくれたベニーの人柄に、ますます惚れました。きっと彼も、オスカー・ピーターソンやレイ・ブラウン、その他の偉大なミュージシャンに優しく厳しく育ててもらい、ここまでたどり着いたんでしょう。

歴史の浅い国アメリカが産んだ、ジャズという音楽の形態。彼らが下の世代に伝えていかないと、なくなってしまう。そういう危機感と愛を持って、彼らは上から下へとジャズを伝えるんです。

そして僕も、自分が愛する音楽、自信を持って薦められる音楽を、こうして皆さんに紹介し続けることがライフワークの一部となりつつあります。今回はAsakoに生のベニーグリーンを聴いてもらい、すっかりファンになってもらいました。次回は更に多くの友達に紹介しようと決心。

CDもいいけど、やはりジャズの真価は生でしか伝わりません。機会があったら、是非生でジャズの演奏、ベニーのピアノをお聴きくださいな。

Benny Green - Homepage
お勧めの一枚 - Jazz at the Bistro at Amazon.co.jp

 
ここ数年、ベニーと積極的に演奏を続けるソウルフルなギタリスト、ラッセル・マローンとのデュオライブ録音。二人だけで演奏しているのに、その勢いと迫力はまるでフルバンドのようにひたすら熱い。カーペンターズ及びテレビ番組「セサミ・ストリート」でフィーチャーされた名曲、"Sing"の演奏での観客の盛り上がりに注目。

 ♪Sing from "Jazz at the Bistro" - http://kamesan.net/Songs/Sing.mp3 (Piano - Benny Green / Bass - Russel Malone)




電話に出たベニー・グリーンは、留守電だった。ここ、ちょっと川端康成っぽく。

ということで、ライブ二時間前になってもチケットが確保できずオロオロ。「いいライブがあるってお勧めしておきながら、チケット確保できるかわかりませぇん」と情けない声でゲスト予定のAsakoに電話しつつ、暫くしてから再びベニーに電話。

ベニー、頼むから電話に出てくれ。

トゥルルルルルルルル・・・ トゥルルルルルルルル・・・ ピッ

 "もしもし、ベニーですけど"
 (留守電か、と思いながらドキドキしつつ)
 "あ、ベニー? 僕ですジョージです。"

 "おー、ジョージ君か。I'm sorry to tell you... 残念ながら・・・"

 (残念ながら?)

 "ゲスト枠のチケットは一枚しか確保できなかったんだよ。"
 "マジで?いやいやいや、一枚だけでもすっごく嬉しいですありがとう。
  もう一人はキャンセル待ちで入るから!"
 "そうか。いや、ほんと申し訳ないね、会えるのを楽しみにしてるよ。"

わざわざゲスト枠のチケットを一枚確保してくれながら、申し訳ないと恐縮するベニーの人柄に感激。開始45分前に会場に到着し、キャンセル待ちリストに追加してもらい、待機。開始10分前になり、無事入場。

周りを見渡すと、客席の97%は50歳以上。僕らを入れて3人が20代~30代。アメリカではこれほどまでにジャズが若い人に人気がないとは思わなかったが、それも時代の流れか。主催者の挨拶に続いてベニーが入場。客席からは暖かい拍手が。そして共演者のベーシストが登場。

彼の名前を聞いて驚きました。ジョン・クレイトンというLAのジャズミュージシャンなんだけど、三日前に参加したジャムセッションで、彼の息子のジェラルド・クレイトンと競演したばかりだったんです。なんたる偶然。後で聞いたら、ジャズ界においてジョンはベニーの「兄」のような存在らしくって、二人共レイ・ブラウンという偉大なベーシストに「父」として育ててもらったんですって。

演奏中も、ジョンがベニーに"Yeah Benny" "Go Benny"って何度も合いの手を入れて盛り上げ、先輩ミュージシャンとして彼のピアノを引き立てる素晴らしいベースプレイを披露。客席から見てると、まるでジョンがレイ・ブラウンに見えてしまうぐらい、レイのソウルがジョンに宿っていました。

ジョンとレイの二人に見守られながら演奏するベニーは終始穏やかな表情で、速い曲では狩をする鷹のような鋭いフレーズを、バラードではとことん抑えたタッチでメロディラインを丁寧につむぐ。

休憩を挟み、あっという間にライブは終了。年齢層が高かったためか、ぐわわーっという盛り上がりには欠けたものの、終始暖かいムードの中での豊かな演奏に、ゲストのAsakoもすっかりベニー・グリーンが表現するジャズピアノのとりこになりました。

帰りぎわのファンの一人ひとりに、丁寧に挨拶するベニー。暫く話せそうもないなー、と思っていたら、ある考えが浮かぶ。トントンと彼の肩を叩き、ピアノを指差し「ベニーのために一曲弾いていい?聴いてもらえる?」って、ドキドキしながらお願いしたところ、「もちろんだよ!是非弾いてくれよ。」との返答。うぉぁぁ、テンション上がる。

ところが、すぐ横に居た主催者が、「え、こんな得体の知れない若造がピアノを弾くのか?」とちょっと怪訝な顔をしたのを見て、ベニーは・・・

☆ もうちょっと続く

Benny Green - Homepage
お勧めの一枚 - These are Soulful Days at Amazon.co.jp

 
ドラムの替わりにギタリスト、ラッセル・マローンを入れたトリオアルバム。最初に演奏している曲"Virgo"は、日本ジャズピアノ界の星、海野雅威くんも大好きな曲らしく、ライブや彼のCD (右欄参照)でも演奏しています。トリオとして非常にまとまりのあるベニー達の演奏、僕も自分のバンドをやる際に大いに参考にしました。ギターの音が渋いので昼よりは夜に聴きたい一枚。



12年間愛し続けているピアニスト、ベニー・グリーンがサンディエゴにやってくる。

自分のインスピレーションにするため、彼と会う度ににサインを貰っていました。

このCDジャケットは、97年頃に五反田のかんぽホールでコンサートがあったときに楽屋に忍び込んだときのもの。自分も彼もペンを持っていなかったため、ガールフレンドからリップペンシルを借りて、くにゃくにゃなリップで書いてもらいました。彼のメッセージはいつも同じ、"Please keep playing"って。今は下手でも、弾き続けることが重要だというメッセージを投げかけてきます。

彼のライブを聴いたのは日本で3回、こちらで1回。昨年10月のコンサートは客席500人程のホールだったので、前日予約でも3人で入れました。しかし、今回は前回とは全く違う会場だということをギリギリのタイミングで知った自分。Athenaeumというその会場は古いヨーロッパ風の建築様式の図書館で、一角にスタインウェイのピアノが置いてあり、チェンバーミュージックや小さめのジャズコンサートにはぴったりのところなのです。

しかし、ぎゅうぎゅうに入っても80人という客席の少なさ。嫌な予感は当たり、チケット予約をしようとしたら満席&キャンセル待ちという悲しさ。うわぁ、あれだけ楽しみにしていたのに彼の演奏を聴けないのか!?

ライブ前々日、半ば絶望気味にベニーに「ライブ行きたかったんだけど、チケット取れなかったんです。頑張ってキャンセル待ち狙います」とメールを送ったら、「僕の招待枠があるかもしれないから、確保できるかやってみるよ。当日になったら、携帯XXX-XXX-XXXXまで電話してくれ!」と優しすぎる返信が。

当日午後、電話してみるが繋がらない。リハーサル中かな、と思い暫く電話を自粛する。ライブ開始まであと5時間、4時間、3時間・・・刻一刻と迫るスタート時刻、未だに入手していないチケット。

「すっげーいいライブあるから一緒に行こうよ」とサンディエゴの妹分Asakoを誘っていたのに、自分ひとりですらライブ会場に入れるかが判らない。あー情けない情けない。もっと早く予約しておけば・・・と悔やんでみてもしょうがない。

ライブ開始まで2時間を切ったところで、再び電話をしてみる。
ベニー、頼むから電話に出てくれ。

トゥルルルルルルルル・・・ トゥルルルルルルルル・・・ ピッ


"もしもし、ベニーですけど"
"あ、ベニー? 僕ですジョージで"
"ただいま電話に出られませんのでメッセージを入れて下さい ピーッ"


るるるるる留守電かっ

☆ まだ続く


Benny Green - Homepage
お勧めの一枚 - Place to Be at Amazon.co.jp

 
多くのアルバムをピアノ・ベース・ドラムといういわゆる「ピアノトリオ」構成でやってきたベニーが、管楽器のアンサンブルを入れた明るく爽やかな雰囲気のアルバムに挑戦した一枚。最初聴いたときは「なんだこりゃ、ベニーぽっくない」と思ったものの、スルメさながら何度も聴くうちに味が出てきて超お気に入りに。ソロでやっているタイトル曲"The Place to Be"は朝の目覚ましにぴったりで、コーヒーとともにベッドサイドで聴きたいんですよ。



NY生まれカリフォルニア育ちのジャズピアニスト、Benny Green。94年に初めて彼のCDを聴いたときに衝撃を受け、「これだ!」と自分が目指したいピアノだと感じ、以来12年間聴き続けています。

pict

日本でのコンサートで何度か楽屋で会って話をしたことはあったんですが、その時はOne of them, 日本人ファンの一人だったんです。しかーしっ! 先日、その本人に自分のピアノを聴いてもらうことができました。

その嬉しさったら、なんて表現すればいいんでしょうか。僕のピアノの原点がそこに居て、「君のピアノをもっと聴かせてくれ」と言ってもらえて、暖かく見守ってもらえる喜び。

モーツァルトが好きでピアノを始めた人が、モーツァルト本人にピアノを聴いてもらうようなもの。ピザ作りが好きでイタリア修行に行った職人が、シシリアのピザ屋で生地をくるくる回す瞬間。宇宙飛行士に憧れた少年が、いつしか「日本の毛利さん」としてスペースシャトルに乗った達成感。飛べないはずのペンギンが空を羽ばたいた、そんな感じです。


はるばるサンディエゴまで、ミニコンサートのためにやってきたベニー。

最後に彼の演奏を聞いた昨年の10月当時。
サンディエゴに来たばかりの僕は、東京と比べてジャズのライブができる店の少なさに絶望していました。あー、ここじゃ僕はもうピアノを弾かないかも、って。そんな風に沈んでいた時、彼のコンサートで、自分の原点であるベニーのピアノを聴き刺激をもらい、ステージ後の会話で「心からピアノを弾き続けていれば必ず道は開ける」と勇気が出る言葉をもらいました。

むくむくとやる気が沸き、もっと演奏したい!と思うようになり、地元の優良な店を探し、売れっ子ミュージシャンとジャムセッションに参加し、少しずつピアニストとしての技量と評価を上げ、演奏の仕事を依頼してもらえるようになりました。嬉しくって、「ベニーのおかげでまたピアノが弾けるようになった」とメールを送ったら「すばらしい!今後も弾き続けてくれ。そしていつかジョージのピアノを聴かせて欲しい」との返信。なんて暖かい人なんだろうと感激。

そして迎えた、4ヶ月ぶりの彼のサンディエゴ・ライブ。


が、しかしっ!

☆ 長いのでつづく・・・ ☆

Benny Green - Homepage
お勧めの一枚 - Testifyin' at Amazon.co.jp

 
ニューヨークにある老舗のライブハウス、ビレッジ・バンガードで行われたライブの録音。ベニーのフレンドリーなMC "Good evening!"から始まり、ドラムの轟音、ベースの指使い、粒だったピアノの音、そして観客の盛り上がりまで余すところなく収めた最高の一枚。ニューヨーカーになりたい。



ピアノのイントロに続き、歌い始める彼女。

(連載:体感2からの続き)



普段の僕は、曲のメロディーにばかり耳が行ってしまい歌詞が聞こえてこないんだけど、彼女の歌は、メロディとともに歌詞がすっと入ってくるんです。

So light a candle on your cake For every smile you've helped create For every heart and every soul you've helped to grow a little more

ケーキの蝋燭に火をともそう
あなたなしではできなかった みんなの笑顔の数だけ
あなたが少しだけ成長を助けた人々の心の分だけ

A few more pounds, a little more grey
Don't count the years, just count the way
It takes a little time to go from water into wine
Don't ever lose the wonder of that child within your eyes

体重の数キロ 白髪の数本
年数なんて数えないで 生き方を顧みて
水が美味しいワインに熟成するには長年の時間がかかるから
心の奥に秘めた 子供の気持ちをなくさないで

Happy Birthday, my friend

-つづく-

カテゴリ: Corrinne May



休憩が終わり、セカンドステージが始まる。

ピアノの椅子に座り、聴衆の一人ひとりに語りかけるMC。

(連載:体感1からの続き)

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「今日、誕生日の人いますか?あ、君?いくつ?10歳?
 Happy birthday! いつか40歳になるあなたに、この曲を。

 若いときは誕生日ってワクワクすることだったの
 だけど、いつの頃からか歳をとることがいやに
 なっちゃったって思う人、いるよね。

 誕生日のたびに、また白髪が増えたとか、しわが増えたなんて
 ことを気にしちゃう。でも、それって素晴らしいことだと
 思うの。たくさん笑った人にしか目じりに皺ができないし、
 いっぱい気を遣う人の方が白髪が増えるのよ。

 水が美味しいワインに熟成するには長年の時間がかかるように、
 人が成長するのにも時間がかかるの。顔や体の皺は、木の幹に
 刻まれる年輪のような、健やかな成長の証し。そんな意味を込めて
 書いた曲、Birthday Songです。」

優しいピアノのイントロに続いて、彼女の声が店内に響き渡る。
足を止める人々。

-つづく-

カテゴリ: Corrinne May



店の中央にある仮設ステージに歩いていき、たどり着いた丁度そのとき・・・

(連載:出会い4からの続き)

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最後の曲が演奏終了。
そして拍手が店内に鳴り響く。
うわ、間に合わなかったのか・・・と、一瞬あわてる。


先ほどギターを持っていた彼女が「休憩をしたらセカンドステージやるから、最後まで観て行ってね」と透き通った声でアナウンス。どうやら、彼女がCorrinne May本人で、ソロでギターとピアノの両方を弾き語りするみたいで。

一つ意外だったのは、まったく訛りのない彼女の流暢な英語。見た目はアジアンなのに、目を閉じると完全にネイティブにしか聴こえないんです。アメリカで歌手として売り出すには、なまりがあるとかなりのハンディキャップになるからでしょうか、彼女の英語はパーフェクト。

ステージの合間にCDの即売とサインサービスが行われてました。ファーストだけ聞いて帰る客で、あっという間に彼女の前に人だかり。なかなかの熱気です。これは、結構期待できるかも・・・なんて思ってると、セカンドステージが始まる模様。

-つづく-

カテゴリ: Corrinne May



素晴らしいミュージシャンは、最初の一音で人を虜にできる。そういえば2002年・・・

(連載:出会い3からの続き)

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六本木の小さなライブハウスで出会ったピアニストの海野雅威君(うんのただたか)も、一音目で僕の心をわしづかみ。それ以来、すっかりファンになり彼のライブに何度も足を運び、「いいピアニストが居るから」と連れて行った友達はほぼ例外なく彼の音の魅力にはまっていました。

彼の発する音は人の心を振わす力を持っていて、ジャズ好きでも、ジャズ好きでなくても、その音はダイレクトに響くんです。響振するピアノ。その後、CDも発売し、益々多くのライブハウスでファンを魅了し、ジャンルを越えてジャズリスナー以外の聴衆にもピアノの素晴らしさを伝えています。

一方、サンディエゴの本屋で初めて聴くCorrinne Mayはというと・・・


-つづく-

カテゴリ: Corrinne May
Blog内記事: 海野雅威@Kamesan Daily



Border's Bookstoreの中に入ると、なにやら店の中央にちょっとした人だかりができていました。

 (連載:出会い2からの続き)

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椅子が40個ぐらい並べられていたその場所は、日本で言えばタワレコのインストア・ライブっぽく。テンポラリなライブスペースのステージに、Corrinne Mayと書かれたエレキピアノが置いてあり、その後ろでギターを持つ華奢な女性が一人。

あれ、今日はギターとピアノのデュオなのかな、と思いきや・・・


-つづく-

カテゴリ: Corrinne May



同級生らを日本の居酒屋「さくら」に連れて行き、無理やり刺身を食べさせて面白がっていたある晩、友人のキャリーから電話がかかってきました。

 (連載:出会い1からの続き)

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同級生の彼女は元気なカリフォルニアン、大学を3年で卒業してMBAコースに入った秀才、声はSex and the CityのCarrie Bradshawのような親しみやすさ、そして抜群にフレンドリー。

 「今日のCorrinne May、今から聴きに行くけどジョージは来るの?」
 「あ、あれ今晩だったのか。キャリーが行くなら俺らも行こうかな」

ということで、ちゃっかり当日参加することになりました。

行き着いた先は、ライブハウスではなく本&CDショップのBorder's。日本で言えば八重洲ブックセンターっぽいつくりの店は、どう見ても音楽の演奏なんてやらなそうなところで、少し不安に。

こんな中で、まともな音楽が聴けるのか?

-つづく-

カテゴリ: Corrinne May



2005年・冬。

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シンガポール出身のクラスメイトからメールを受けました。「Corrinne Mayというアーティストがサンディエゴに歌いに来るらしい。みんなで聴きにいかないか?」と。コリン・メイ。聞いたことのない名前だし、ジャズ以外の音楽にはそれほど興味を持っていないため当初は行かないつもりだったのですが。

-つづく-



アメリカも日本もクリスマス。今日はサーファー友達のクリスマスパーティに誘ってもらい、とりあえずクリスマス気分を味わえました。サーフィンやっててよかった。

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ということで、クリスマスデイの曲は超定番、ホワイトクリスマスでございます。今日のサンディエゴは一日中濃霧で、ある意味ホワイトクリスマスでしたし。

 ♪White Christmas (MP3オーディオ - 5MB)

I'm dreaming of a white Christmas
With every Christmas card I write
May your days be merry and bright
And may all your Christmases be white

ホワイトクリスマスを夢見ながら
カードに綴る想い
あなたの生活が明るくて楽しくて
美しいクリスマスが過ごせますようにと

イントロ~エンディングに使った「きよしこの夜」。ずっと昔、実家にあったクリスマス天使のオルゴールがこれだったんです。曲の途中で止まりそうになるオルゴール、なんとなく思い出しながら弾いていました。

実は、ホワイトクリスマスの完成度は、今ひとつ。今ひとつなら載せるなよ、とも思うのですが、来年の自分への課題として、ジャズに完成はないと信じて。

おまけでもう一曲、大好きな曲を。

 ♪Get Here (MP3オーディオ - 9.6MB)

You can reach me by railway
You can reach me by trailway
You can reach me on an airplane
You can reach me with your mind

線路でもいい
道路でもいい
飛行機でもいい
気持ちだけでもいいから
Get Here

世界各地のインターネットを通じて海を渡る、心。
これを読んでいるみなさんの人生が、幸せで満ちあふれますように。

サンディエゴより
メリー☆クリスマス



日本はクリスマスイブ。サーファーの街サンディエゴよりクリスマスソング3曲目をお届けします。

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今回の曲はこれ。またもや定番ですが、「サンタが街にやってくる」です。

 ♪Santa Claus is Coming to Town (MP3オーディオ - 5.3MB)

He's making a list checkin it twice,
he's gonna find out whos naughty or nice,
Santa Claus is coming to town

誰がいい子で誰が悪い子か
リスト作ってもいちど確認して
サンタが街にやってくるんだよ

12月後半ですが、波が良くなりつつあるためサーフィンをする人達がどんどん増えつつあります。つくづくクリスマスっぽくないところなんです、サンディエゴ。



雪が降るそぶりすら見せないサンディエゴより、クリスマスソングの二曲目をお届けします。

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 ♪Have Yourself a Merry Little Christmas by H. Martin (MP3オーディオ - 7.6MB)

Through the years we all will be together
If the fates allow
But 'til then we'll have to muddle through, somehow
And have yourself a merry little Christmas now

月日が経っても一緒にいられるかは運命にお任せ
それまでの間は なんとか暮らして
このクリスマスを楽しもうよ


いよいよクリスマスですね。日本は強烈な寒波に襲われたとの噂ですが、みなさまはいかがおすごしでしょうか?

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サンディエゴは相変わらずの陽気。やしの木をライトアップしても、全然クリスマスっぽさはありません。クリスマスを味わわないのも悔しいので、家のピアノでクリスマスソングでも弾いてみました。メル・トーメ及びナット・キング・コールの歌が超有名な、"The Christmas Song" です。

 ♪The Christmas Song by Mel Torme (MP3オーディオ - 8.16MB)

And so, I'm offering this simple phrase
To kids from one to ninety-two
Although its been said
Many times, many ways
Merry Christmas! Merry Christmas! Merry Christmas to You!
1才から92才のキッズ達に送ろう
今までに幾度となく繰り返されてるこの言葉を
メリークリスマス!メリークリスマス!

去年の今頃は、表参道のレッドペッパーで友人らとクリスマスディナーを食べていました。今年も行きたかったな。誰か、代わりに行ってくださいな。


以下のCDは超定番にして僕が好きなテイク。クリスマスソングてんこ盛り。



今年の夏に僕が参加したジャズ&バーガーイベント、ジャズとバーガーの夕べ。プレミアム・バーガーが売りな五反田のフランクリン・アベニューで、クリスマス・ジャズ&バーガーが開かれるとのこと。

12月2日、まだ予定の無い方は是非。ベース・ギター・ピアノはいずれも僕の大学ジャズ研の後輩にして愉快な仲間たちです。

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スノーフレイクとともに、テイスティーなジャズと、
デリシャスなバーガーのひと時を~~

島津山の片隅で妥協を許さないハンバーガーを作りつづけて15年~
瀟洒な一軒家フランクリン・アヴェニューを舞台に行われるカジュアルでクラッシーな一夜 ハンバーガー片手に、ジャジーなひと時を過ごしませんか?

Tasty Jazz and Delicious Burger~ジャズとバーガーの夕べ
Franklins' Jazz & Burger Vol.2 ~ "Silent Night"

 【日時】 2005年12月2日(金曜日)
 【開場】 18時30分 
 【開演】 第一部19時30分、第二部20時30分 (入れ替えなし)
 【出演】 ザ・フランクリンズ (西任白鵠=ヴォーカル、森田聡=ベース、
      松本幸三=ドラムス、加納正隆=ピアノ、中尾剛也=ギター)
       スペシャルゲスト未定
 【場所】 7025フランクリン・アヴェニュー 東京都品川区東五反田3-15-18
 【料金】 ¥5000--(税込み)
       ハンバーガーとドリンクが充分についています。CDおみやげ付き
       (CDおみやげは予約された方のみです)
 【予約制】 席数に限りがありますので、予約を優先いたします。
 【予約方法】 Franklins0718@yahoo.co.jp までお名前、電話番号、人数を
         お送りください。折り返し予約確認メー ルとお店への行きかた等を
         お送りいたします。
 【問合せ】 Franklins0718@yahoo.co.jp までメールでお問合せください。
        申し訳ございませんが電話での問い合わせは受けておりません。

では、12月2日、フランクリン・アヴェニューでお会いしましょう。


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って、僕は行けないんですが。雰囲気もとってもいいお店、ハンバーガーはかなり美味いです。パーティのお値段は前回より1000円上がってますが、もともと飲み・食べ放題付で4000円だったのは破格だったような。

過去のエントリ:
 フランクリンズ・ジャズ&バーガー・イヴェントのお知らせ
 Special Thanks: Franklins Jazz & Burger Event
 吉岡正晴さん:Franklins Live At Franklin Avenue

(All photos by Yunko)



渡米カウントダウンの夜、尊敬するピアニスト福田重男さんのライブに。前の晩は引越し作業で徹夜したにも関わらず、彼のライブを聴いていたらすこぶる元気に。

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あいにくこの日は台風直撃で、上野GH9は人もまばら。以前の高田馬場ライブも大雨。今回も大雨。そんな中でも聴きに行く価値があります。悪天候はそっちのけで、熱い演奏を繰り広げるトリオ。今回ご一緒してくれたのは、福田重男さん初体験な、嫁のビューティー・パートナー、Yossie。送ります熱い視線。ピクリとも目を離さない彼女。かっこいい。

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福田さんと話す前からWebで聴いて「この曲かっこいい!」と思ったのが、Go Ahead Nigelという曲。クルマ及びF1が大好きな彼が、英国の名選手 Nigel Mansellにささげて作ったものですが、とにかくノリがいい。シャープに刻まれるビート、前へ前へとグイグイ引っ張るグルーブ、ここ数年聴いた曲の中でもピカ一です。

勢いのある曲だけに、通常は客入りがいい時しか演奏しないのですが、「アメリカに行ってしまう友達にささげます」とひとことMCでNigelをやってくれました。なんとも粋な演出です。かっこよすぎ。

せっかくなので動画に落としました。Go Ahead Nigelピアノソロから後テーマまで、100MB程度。スイングしたい方はこちらをご覧下さい → 動画・AVI ピアニストな貴方には譜面もあります → 譜面・PDF 

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以上、本人の許可を得て掲載します。

福田重男さん、帰ってきたらじゃんじゃん聴きに行きます。それまではここ数ヶ月でせっせと買ったCDやDVDで我慢します。

Kamesan Dailyの読者で良質の音楽に飢えている方、重男さんのピアノは最高です。かっこいい、綺麗、グルービー、力強い、繊細、一言では到底言い表せない魅力を体験あれ。



本日よりKameSanDiegoDailyで届けします。壮行会第8弾はお店ではなく、「お台場」そのもの。そして怒涛のサプライズ攻撃。

 Soul Searchin' Blog: Surprise, Surprise: The New Sound Quartet(NSQ) Live

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待ち合わせ場所は、ゆりかもめ「船の科学館」駅から徒歩5分あたりの場所。なんにもないなー、と思ってたら、ロウソクを囲む怪しい集団が・・・と思ったら、なんとそこが壮行会場所でした。囲んでいたのは嫁や、主催者集団、そしてなぜかバンドベーシストの森田サトシ。おいおい、いつの間に連絡が行ってるんだよ。

主催してくれたのは、仕事を通じて知り合った大型バイクライダーのヒトミちゃんと友人のマユミさん、及び、彼女達を通じて知り合った音楽ライターの吉岡正晴さん。彼にはレイ・チャールズの伝記本の翻訳を手伝わせてもらったり、フランクリンアベニューでライブを企画してもらったり。ヒトミ&マユミペアは、嫁と美容パートナーのYossie着付けを教えてくれたりと、最近の僕らのプライベートをいっそう充実させてくれた三人です。

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ヒトミちゃんが頑張って持ってきてくれたロウソクを風で消されながらも何度も着火し、マユミさんが新手の精進料理屋あむりたにて自ら仕込んだお弁当を食べ、素敵な送別ギフトを貰い、一次会終了。ロウソクピクニックという演出も素敵でしたが、手作り弁当もギフトも励ましも手紙も、全てがニクい演出でした。ああ驚いた。

その後、吉岡さんの車とマユミさんのバイクで渋谷までブィーっと向かった先は、セルリアンタワー内のジャズクラブ、JZ Brat。店の前まで行くといきなり会社の後輩チホが立っており、ほんの先週に出会った吉岡さんに誘われて来たとのこと。店内ではジャズボーカル&フリューゲルホルンのTOKUさんが来日中のイケメンビブラフォン・プレイヤー、Joe Locke率いる"The New Sound Quartet"と共演しており、東京FMが生放送で「スタイル・カフェ」を収録していました。素敵。

ライブ終了後、吉岡さんの仕事仲間であるNespressoの「うっちー」こと内田さんと、ミュージック・ライターの島田奈央子さんに紹介していただき、ジャズ話に花が咲きました。

うっちーはネスレジャパンでエスプレッソマシンを売る立場の人なのに、なぜか音楽が大好きで吉岡さんのSoul Searchin' Talk Liveというイベントに一緒に出演しちゃうような人。そして、以前とある花見パーティで出会ったCimbaliという会社のバリスタともお友達にして仕事仲間だという。なんて狭い世の中でしょうか。

島田さんはライター暦13年のベテランで、最近はジャズ系のお仕事がメイン。日本国内でジャズをもっと広めようと、主に女性に向けてジャズのプロモーションをしています。もしかしてピアノの海野君を知ってるかなと思ったら、彼女も海野君は好き、とのこと。嬉しいなあ。

 島田奈央子さんコラム・関連記事:
  東芝EMI:島田奈央子のジャズは水色 (全12回)
  東芝EMI:島田奈央子のジャズ・ダイアリー (2回)
  読売オンライン: 「だから今ジャズがおもしろい」

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島田奈央子さん:Naoko@netより引用

そんな彼女が「コーヒーを飲みながら、もっと気軽にジャズを楽しんで欲しい」というコンセプトでプロデュースする大人気のカフェ&ライブイベント「Jazzpresso」を9月17日に南青山のショップ 「Plantation」 にて開催するそうです。2000円でエスプレッソとアイスクリーム、そしてライブチャージ全て込みという素敵な企画ですので、ジャズにちょっとでも興味のある方は是非ご予約を。

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以下、naoko@net NEWSより引用。詳しい情報はJazzpresso情報@Flavor.fm: Topicsにて。

 日時 9月17日(土)
  1st open 13:30/start 14:00
  2nd open 15:30/start 16:00
 会場 Plantation 青山店(ブティックです)
     東京都港区南青山6-3-15
 LIVE
  Keiko(Vo)
  田辺充邦(g)
  平山織絵(cello)
 TALK
  島田奈央子
  内田英一 (ネスレ日本)
 料金 2000円(税込)
  ライブチャージ/コーヒー&アイスクリーム
  抽選でエスプレッソマシーン(ネスプレッソ)、アイベジィ・アイスクリーム
  (カネボウフーズ)詰め合わせセットが当たります。1部、2部ともに
  予約制となっております。
 ご予約番号 (03)5778-3095 Plantation青山店
  女性をターゲットとしたイベントになりますので、男性の方はぜひ
  女性同伴でのご予約をお願い致します。

仲がいい人としばしのお別れをするはずの、壮行会。
終わってみたら、またまた素敵な出会いに恵まれました。

主催者の皆さん、本当にありがとう。



壮行会第五弾半は全然壮行会ではなくて、単純に僕が行ける最後の海野トリオライブ in 小岩COCHI

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海野トリオを簡単に説明すると、
 ・素晴らしいピアノを弾く海野(=うんの)君
 ・ナイスなベースを弾く吉田君
 ・グルービーなドラムを叩く海野(=うみの)君
という三人の若手ジャズマンがライブをする度に観客は溜息まじりに感激する、ということ。3年前に、大学時代のバンド仲間だったベース吉田が海野君のピアノを紹介してくれて、それ以来すっかりファンに。彼の人気はとどまるところを知らず、日本のジャズピアニストの中では「次期小曽根真」などとささやく人もちらほらいるとかいないとか。

正直、彼が小曽根真と張り合ってどうかってのはどうでもよいことで、とにかく彼が弾くピアノは純粋で素直で率直で単刀直入で甘美でグルービーでかっこいい、というのが重要。そんな彼がリーダーを率いるバンドだから、楽しくないわけがないんです。

ほぼ徹夜明けだった僕はあまりの気持ちよさにちょっとウトウトしたけど、本当にいい音を出していました。どうやったらピアノであんなに優しい音が出せるのか問い詰めたい。

この日は海野君の誕生日後祝いってことで、ライブ後にキルフェボンのタルトが振舞われました。僕も一切れ頂きましたが、いやー・・・ウマい。彼らの演奏に勝るとも劣らないウマさ。静岡のタルト屋ってなかなか凄いじゃないの。

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タルト終了後、海野トリオのメンバーがしれっといつの間にやら書いた寄せ書き入りカードを渡してくれました。たった三年でここまでビッグになった海野トリオ。それをリアルタイムで見守っていたのを思い出し、帰りの電車でみんなの言葉を読みながら涙が・・・いえいえ泣いてないですよ。目にゴミがね、ゴミが。

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とにかく。海野トリオの演奏、海野雅威のピアノを聴いたことが無い方は、人生で損をしています。と、ここまで言い切ってしまうぐらい彼らの演奏は最高級のかっこよさ。聴いたことがないあなたこそ是非。



13日の高田馬場ライブの日に、MCで峰村泉がすばらしいことを言っていました。

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はっきりと一語一句は覚えていませんが、主旨としては「私たちは、心を込めたパフォーマンスはできます。でも、いい雰囲気のライブを作るには、観客の皆さんの力が必要です」という内容。

本当にその通りです。今の世の中、聴き手を無視した演奏者や音楽レーベル、読み手を無視したBlogオーナー、更には国民を無視した政治家が沢山います。受け手なしでは存在し得ないことを認識しているのでしょうか。

13日も14日も、一緒に演奏したミュージシャン、ステージと一体となって聴いてくれたお客様、演奏場所を提供してくれたお店やスタッフの方なくしては実現し得ませんでした。2年後には必ずライブ活動に復帰しますので、その際には足を運んでいただければ幸いです。

また、もし永田ジョージ4の演奏をきっかけにジャズに興味を持って下さったものの、「この先ニ年間誰を聴けばいいんだろう?」と困っている方がいらしたら、一緒に演奏してくれたミュージシャンや、個人的に物凄くお勧めなピアノの福田重男さんや海野雅威トリオのライブに足を運んでいただければ嬉しいです。

ここ半年~8年間に渡り、一緒に最高のステージを作り上げてくれたミュージシャンを紹介します。

On drums - 小原シンペイ

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貪欲なドラムマニア。安定したビートを叩き、時に激しく、時にリリカルに、タイトなリズムを作り出す。彼のドラムが入ると、僕のピアノのフレーズはより自由度を増し、いつもよりも冒険ができる。また、常にソリストやバッキングの音に敏感に反応してくれるため、ジャズらしい楽器同士のインタープレイを作り上げることができ、音楽性の幅が広がる。高い技術力を持つにも関わらず、いつも謙虚な彼の口癖は、「あ、はい。」


On bass - 森田サトシ

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このバンドの道化役。いつもふざけているように見えるが、実は人一倍周りを観察し気を配っており、いつかは神経症でダウンしないか心配だったりする。ライブ中にバンドもしくはお客が緊張しているのを見ると「かえるの歌」をベースソロで弾き、場を和ませる。今までに幾度となく彼の気配りに救われている。そんな彼の口癖は「ま、たのしくやりましょーよ」。


On guitar - 田沼フミヒコ

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人に厳しいが自分にも厳しい。こと音楽的な完成度の高さには鬼のような厳しさを求める。口数の少なさゆえに、バンドのカラーに合わない曲を持っていくと、「えー、やだ」と一言で拒否することもあるが、そんな時彼の心の中では「その曲はこのバンドでやると持ち味が出せないからやらないほうがいい」と思っているが皆まで言わない。控えめな性格だが、アドリブになると鬼のように早弾きでソウルフルなフレーズを連発し、曲を一気に盛り上げる。彼の口癖は、「えー、やだ」 もしくは「いいよ。」


On vocal - 峰村泉

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クネクネさせたら世界一。自分が歌っているときも、人が演奏しているときも、気持ちがリズムに乗ってくると体を動かさずにはいられない。そのセクシーさゆえ男性には評判がよく女性には「なあにあのクネクネぶりは」と思われがちでもあるが、ひとたび彼女が歌いだすと男女共に彼女の声、そして表現力に圧倒される。彼女の明るい笑顔は過去に乗り越えてきた数々の辛い経験の基に成り立っており、素直に共感できるバラードやラブソングをパワフルな声帯から繰り出す。口癖は「なんとかなるでしょ」な彼女の生き様はケセラセラ。


Special guest vocal - リサ

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今回のライブに飛び入りでTristeとDindiを二曲歌ってくれたボサノヴァシンガーのリサさん。峰村泉に紹介されて、先日の海野君のライブで出会ったばかりだったのに、「ゲスト参加して下さいよ」という急なお誘いに乗ってくれました。その後も、Feel Like Makin' Loveで客席から歌を合わせてくれたり、Dindiではベースソロを煽ったり、ブルースではピアノソロに"Uh huh!" "Oh yeah?"と合いの手を入れたりと、とにかく盛り上げが上手い。そんな彼女は「音楽って素晴らしい」と常に感激している。


On photo - 山口イッキ

ステージの雰囲気は音だけでは伝わりません。彼のような素晴らしいフォトグラファのおかげで、ライブの楽しさやミュージシャンの表情を半永久的に残すことができました。企業向け、個人向け、人物、商品、景色、ライブ、ウェディングと幅広く請け負ってくれる最高のフォトグラファです。お仕事の依頼はこちらのページから直接どうぞ。口癖は特にないがいつも日記には「深く感謝」と書かれている。

 前回のライブ写真集: 110 Photos
 今回のライブ写真集: 57 Photos

こんな人達に支えられて過去最高に楽しい演奏ができたファイナルライブ、以下に音源を残します。2年後にはこれを聴いて、「俺って下手だったなあ」と思えるように精進することを自分に課して。

ライブ音源
1st Stage

 When I Take My Sugar to Tea (9.8Mb)
 Softly, as in a Morning Sunrise (12Mb)
 Smile (7.5Mb)
 Secret Love (10Mb)
 My Cherie Amour (9Mb)
 ∴1st stage 通し(50Mb)

2nd Stage

 Isn't She Lovely (6.5Mb)
 Go Ahead Nigel (10Mb) *1
 Scrapple From the Apple (8Mb) *2
 Triste (7.5Mb) *3
 ∴2nd stage 通し(36Mb)

3rd Stage

 Mercy, Mercy, Mercy (8.2Mb)
 One Day I'll Fly Away (6.6Mb)
 Dindi (7.1MB) *3
 Lawns (8.5MB)
 Feel Like Makin' Love (9.9MB)
 It's Only a Paper Moon (6.3MB) *4
 Time After Time ~ Blues (16MB) *4 *5
 ∴3rd stage 通し(71Mb)


 *1 スペシャルサンクス - 作曲者・ピアニスト 福田重男さんに楽譜を頂きました
 *2 スペシャルゲスト - bass: ダテック
 *3 スペシャルゲスト - vocal: リサ
 *4 スペシャルゲスト - vocal: 峰村泉・リサ
 *5 あまりの声量に録音が歪んでおります。申しわけありません。


いずれも自信を持ってお勧めできる、素晴らしいミュージシャンです。ここ5年間、ジャズの生演奏を聴き続けてきた嫁のお墨付き。

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On piano - 永田ジョージ

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自分に甘く人に厳しいが、最近は人にも甘いカリビアンな性格になりつつある。明るく楽しく仲良くお洒落にかっこよく渋くグルーヴィーにスイングし続けることを人生の目標とし、福田重男さんを師として仰ぎ、海野雅威君がインスピレーションの元となる。口癖は「ちょー楽しかった」。


お客様、ミュージシャン、スタッフを含むライブの全ての参加者、及び、このBlogを通じて生演奏を聴いてみようかなと思ったそこのアナタに、深く感謝。



8月14日は生涯忘れられない一日に。

水道橋のライブハウス東京倶楽部で行ったファイナルライブ。先月からファイナルライブと言い続けて三回目、今度こそ本当にファイナルです。

 東京日記:最後のジャズライブ。
 Tanujazzの日記:ジョージバンドLast@東京倶楽部

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Special Guest Vocal: リサ

Special Thanks: これらの写真は全て山口イッキ君が撮ってくれました。いつもながら素晴らしい表情を残してくれます。企業向け、個人向け、静物動物景色ライブウェディングと幅広く請け負っている最高のフォトグラファですので、お仕事の依頼は彼のHP(Click!)までどうぞ。

大学1年でジャズピアノを始めて今年で11年目。同じ時期にピアノを始めた仲間がプロとして継続的に頑張っているのを見て、僕もプロをやればよかったかな、プロとしてどこまで行けたんだろうなと思いつつ、サラリーマンとピアニストの二足のわらじを履き続けたここ5年間。

結構いい感じに弾けるようになったけど、もう自分の表現力の限界かなと感じたのが、去年の夏から冬ごろにかけて。暫くジャズピアノに対する情熱もちょっと失せかけていたものの、音楽仲間に支えられて、お客様に聴いてもらい、新しい刺激を得て、ライブをする度に成長する自分を感じることができました。

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ジャズっぽい顔してます

そんな11年の集大成としてのライブが13日・14日の2 days Final Live。お盆休みの日曜日だし、客席は半分ぐらい埋まってくれたらいいなあと思ったら、1stからいきなりほぼ満席で、途中は立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。中にはここ数年会っていなかった後輩や、最近ジャズを好きになった同期、ライブに毎回欠かさず来てくれているリピーター友達もいて、とっても幸せな気分で演奏ができました。

また、最近結婚した同期や、今度結婚する後輩達も来てくれていたので、ギターのタヌタヌとデュオでStevie WonderのIsn't She Lovelyの演奏をプレゼントしたり。もし日本に居たら彼らの結婚式で演奏させてもらいたいなあ。そのために帰ってきたいぐらいです。

大学時代のジャズ研の後輩も遊びにきてくれていたので、ベーシストの通称「だてっく」にも飛び入り参加してもらい、東京倶楽部デビューしてもらったり。気持ちよく弾けたかな?

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更に、Vocalの峰村泉を通じて知り合ったボサノヴァシンガーのリサさんにも飛び入り参加してもらい、ほとんどリハーサルもなしに2曲も歌ってもらいました。ジャズとボサノヴァって国も発祥も違うけどちょっと似たところもあって、でもリズムの取り方とかフィーリングは全く異なるんですよ。ちゃんとできるか心配だったけど、どうでしたか、リサさん。また2年後にご一緒できるかな。

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ボサノヴァシンガーのリサさん

3rdステージには別のライブが終わってから駆けつけてくれたボーカルの峰村泉が登場し、マイクをぶん取りミュージシャンと客席を煽り激しく盛り上げる。It's Only a Paper Moonを熱唱し、僕らが音楽的に認め合うきっかけとなった曲であるTime After Timeを今までにない心の込め方で演じ、最後に全員参加でFブルースを演じて終了。

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先輩 VS 後輩

結局、当初の終了時間の10時10分から大幅に延長し、終わった頃には11時10分。本当に熱いステージでした。ライブとしてもここ2日間は個人的に過去最高のパフォーマンスができたし、客席と演者の一体感も力強かったです。ピアニストとして、力強い手拍子を貰いながら演奏することに勝る幸せはありません。

興奮冷めやらぬ終了後、カメラを構え続けたイッキ君にみんなと記念撮影をしてもらい、気付いたら深夜という有様。日曜日なのに。

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おめでとう

音を楽しむと書いて、音楽。生きていると楽しいことも辛いことも色々あるけれど、音楽さえあればなんでも乗り越えられる気がします。ジャズを本気で好きになったきっかけは失恋だったし、自分のでも人の結婚式でもピアノを弾いたし、祖母が亡くなった後にピアノでレクイエムを弾いていたら涙が止まらなくなったり、先輩にどぎつく叱られた時に家でピアノを弾いていたらちょっと気分が晴れたし。

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右手が謎

音楽は心のご飯、そして人生の良き友。2年後に日本での演奏活動に復帰した際には、この喜びを共有してくれるお客様を随時募集中です。それまでの間、永田ジョージバンドの要、最高の演奏仲間達をよろしくお願いします。

 「On bass: 森田サトシ
  On guitar: 田沼フミヒコ
  On drums: 小原シンペイ
  On vocal: 峰村泉
  Today's special guest: リサ
  Photo: イッキ

  ピアノは、永田ジョージでお送りしました。
  ありがとうございます。」


追伸: 8月21日、夕方4時過ぎから五反田Franklin Avenueにてピアノ+ベースのBGM演奏をやります。美味しいハンバーガーと生演奏を同時に楽しみたい方は是非お越し下さい。ライブではないのでどなたもお気軽に。



8月13日土曜日、超大雨にして超満員。

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28日から日本を二年ほど離れます。その前に、最後にジャズのライブを二日間やろうと発起。土曜日は、ジャズボーカリスト峰村泉とのファイナルライブ。

観客&演者による感想Blog、Thank you all!

 峰村泉 Web Diary: 高田馬場・サニーサイド
 yukimoko’s IMY blog: the first & the last
 ヒロシ目:ファイナル
 プチ日記: 峰村泉with永田ジョージ 「ファイナルライブ Special edition」
 ねこのいちにち: もう1人のLEO
 犬小屋日記: 永田ジョージ ラストライブ@高田馬場SunnySide

この日はリハーサル中から突然の大雨。前回の東京倶楽部ファイナルは地震に見舞われ電車が停止、今回は大雨。陰謀でしょうか。案の定、ライブ開始直前の7時15分になってもお客さんはゼロ・・・と思いきや、外の看板がClosedになっていました。Openにしたとたんに人、人、人。あっという間に1st Stageから満席になり、予約なしの飛び入りを含めて立ち見まで。

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峰村泉を支えるメンバー、実はちゃんとしたライブで演奏するのは今回が初めてでした。ベースは東京倶楽部でいつも一緒にやっている森田サトシ。ギターは最近ちょこっと一緒にやってくれている、中尾"リッチー"タカヤ。ソウルフルなフレーズを安定してポンポンと出せる素敵なギタリスト。

ファイナルライブということで、泉も気合充分。今までのライブでは見たことがないオフホワイトのドレスを着て、セクシーにクネクネと動き、唄う。初めてのお客さんも、リピーターのお客さんも、男女構わず魅了しまくりです。途中、仏頂面の森田と見詰め合ってみたり。動じない森田。

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今回、嬉しいサプライズがありました。

サプライズその1、サニーサイドのオーナー飯塚さんから渡米祝いにお花をいただきました。素敵です。2年後に帰ってきたらまたライブやります。サプライズその2、ライブ中にいつの間にか客席で紙が回されていて、寄せ書きをしてもらいました。首謀者は峰村泉の様子。ちょっとほろりとしました。泣かないけどね。

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最後、アンコールの曲"You Are My Sunshine"で客席から力強い手拍子を貰いながらアドリブを取ったときは、暫くこの人達の前で演奏できないんだなと思ってちょっと涙が出ました。恥ずかしいから頭を左下に傾けたけどね。皆さんの気持ちがダイレクトに伝わってきました。精一杯の演奏で答えた僕。

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ライブに来てくれたみんな、バンドのみんな、そしてお盆休みを予定していたにも関わらず、店を開けてくれて調律まで当日入れてくれたSunny Side店長の飯塚さん、本当にありがとうございます。



ジャズミュージシャンの修行の場はセッションに限る。

金曜日夜は高田馬場「Cotton Club」に繰り出し、深夜から朝までピアノを弾き、聴き、他のミュージシャンと交流します。このお店で、僕は過去に二度、素晴らしい出会いをしました。一人目はボーカルの峰村泉、もう一人はピアニストの福田重男さん。

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この日のセッションリーダーは、前日の南青山Body&Soul Liveと同じメンバーで、ドラム市原康さん、ベース森泰人さん、そして福田重男さん。いずれもスーパーなジャズミュージシャンであり、普通ライブで聴いても2000円から5000円のチャージの価値があるのに、ここの深夜セッションは最低飲食2000円さえすれば1時間いても5時間いてもOK。もしミュージシャンなら、彼らの胸を借りて一緒に演奏もできる。こんな得な話はないですね。

この日の僕は、福田さんの持ちネタ「Fotografia」をやったんです。かなり彼のプレイスタイルとテーマの弾き方を意識して、本人の目の前で。メロディーとアドリブを弾き終わった所で、トントンと肩を叩く人が。誰かと思って後ろを振り返ると、なんと福田さん本人が「俺にもやらせて」と自分とピアノを交互に指差している。うわ、こりゃ凄いぞ。

ベース森さんのアドリブの後、福田さんが「Fotografiaはこうやってやるとかっこいいんだ!」とばかりに、最高のアドリブとメロディーの演奏。思わず横から動画で撮ってしまいました。ということで、福田さんがピアノを弾く姿と音を聴きたい方は、こちらの動画をご覧下さい (AVIファイル 102MB)。

始発まで続くセッションでプロの演奏からエネルギーを沢山貰い、週末のライブに蓄えたのでした。セッションこそ最高の修行。

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TRIO - 市原康-森泰人-福田重男 CD発売記念 Live at 南青山Body&Soul

ジャズピアニスト、福田重男。今年の3月に初めて聴いて以来、惚れこんでます。もっと早く出会っていれば・・・と、激しく後悔させた人。彼のピアノは凄いんですよ。

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森泰人 (b) 市原康 (ds)

何が凄いって、とにかく滅茶苦茶グルーブしている。日本でも世界でも、ジャズピアニストが沢山居る中でもこのグルーブ感を出せる人ってそうそういません。で、グルーブ感ってなに?グルーブ、英語でGrooveは元々「溝」っていう意味なんだけど、きっと「ぐいぐいと引き込まれてしまう」って意味じゃないかと。リズムの溝にぐいと引っ張られたら、あとはひたすらその溝に身を任せてリズムの波を感じるっていう。

今回のイベントは、CD発売記念ライブ。ニューCD"Love is Here to Stay"は、ジャズドラマー&スタジオ・ミュージシャンとして有名な市原康さんによるリーダーアルバム。

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福田重男 (p)

実は、このアルバムの発売日7月20日、福田さんの父上がお亡くなりになりました。福田さんにとって、このアルバムは「父の生まれ変わりのように思えてならない」とのこと。それを聞いてちょっとほろりとしましたが、彼の演奏はいつもどおりで、ナイフのような鋭さ。

2ndから聴いたライブでしたが、福田さん達から充分にエネルギーを分けてもらい、興奮冷めやらず家に帰ってから4時間ぐらいピアノを練習していました。アイドル的存在って偉大です。

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渡米前に記念撮影

この日はBody&Soulに多くの大物ミュージシャンが遊びにきていました。TOKUさん、ベースの大御所である鈴木「Chin」さん、そしてここ数十年の日本ジャズピアノ界に深い歴史を刻んだ山本剛さんが閉店後にポツリポツリとピアノプレイ、など。

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ライブハウス通いってオモロイです。未体験な方はぜひ。



8月10日水曜日、海野トリオ日和。

月曜日の海野雅威トリオ鑑賞 in 南青山Body&Soulに続き、水曜日は御茶ノ水NARUへ。今回はお二人様で。

大学の同級生に「大学入学から卒業までの間に、何がジョージを変えたの?」という質問をされ、んーやっぱジャズが一番自分に影響を与えたよな、と思い。一緒にジャズの生演奏を聴きに行くのが答えになると思い、お誘いしました。

 東京日記: Jazzな夜。

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数多く聞いた海野ライブの中でも、ここ御茶ノ水NARUはじっくりと鑑賞できます。客席から演奏者の間も近いし、僕らが座った席はグランドピアノの真横で弦の生音がカーンと伝わってくるし。何より、客層が素晴らしい。

先日のお店では、バラードでも容赦なく曲間に拍手入れたり、曲が終わるか終わらないかってタイミングで拍手を始めたり、演奏中にでかい声で喋ったり、極悪なのはバラードのメロディに併せて口笛を吹いて音程をはずしてみたり。考えられないマナーの悪さです。

昨日のNARUは、お客さんは物音一つ立てずにじっくりと聴いていました。2ndステージからは、曲が終わり最後の音が響き終わってからの余韻を楽しんで、一呼吸置いてから拍手をする大人なリスナーばかり。

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7時半から始まり、ミュージシャン3人と客席の気持ちが一体となって繰り広げられた3ステージ。あっという間に11時半でした。アンコールはなかったけれども、満喫できたし満足もできた3時間でした。やっぱライブはこうでなくっちゃ。

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その日、昼は帝国ホテルで別のライブをやっていた三人。いつもながら、真剣に楽しみながら熱い演奏を繰り広げていました。彼らの姿を見ていると、僕ももっと楽しんでピアノを弾こう、ライブでお客様にもっと満足してもらおうという気持ちになります。日本では後2回しかできないけど、悔いの無い演奏をしたいな。

一緒に鑑賞した同級生も、ジャズを通じて僕がどのように変わったかが実感できたのかな。百聞は一見に如かずというけれど、CDやラジオでかかっている「いわゆるジャズ」と、ライブハウスで繰り広げられる生演奏のジャズは全くの別物。僕が1万回「海野君のピアノは素晴らしい」と書いたとしても、その真価はお店で体験しないとわからない。

海野君のピアノを聴いたことが無い方は、是非。8月のスケジュールはこちらに。個人的なお勧めは、吉田豊(b)海野俊輔(ds) と共にやっている若手トリオです。

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理想的なライブハウスは、ミュージシャンが演奏に100%集中できて、客も雑音に邪魔されずに聴けるお店。そういう意味でも、御茶ノ水NARUは最高でした。強くお勧めします、海野ライブ in NARU。



新たなファンを。

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海野雅威 - 「うんのただたか」 - というピアニストをご存知ですか。今、彼の名前を知らなくとも、数年後には小曽根真と同じぐらいに彼の名前はメジャーになると信じています。

ここでは何度か紹介していますが、100%純粋な彼のピアノは聴く人を選ばずすっと染み込むんです。速い曲は自然と体が動き、指パッチンしたくなる。バラードはとことん綺麗で、少し切なく。思わず涙を流してしまう人、続出。

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8月8日、南青山のBody&Soulで見たのですが、一緒に誘って行った海野君初体験の4人もどうやら気に入った様子。一部の「高尚なジャズミュージシャン」と違って、彼のピアノはリスナーを選びません。ジャンルは一応ジャズだけど、一言でいうと「海野サウンド」に満ちています。

最近引っ張りだこの彼、8月は23日間も演奏しています。内2日は昼と夜で二回のパフォーマンス。そこらのサラリーマンより働いています。え?君は働いてるのかって?いやいや・・・。

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海野君のピアノを聴いたことが無い方は、是非。8月のスケジュールはこちらに。個人的なお勧めは、吉田豊(b)海野俊輔(ds) と共にやっている若手トリオです。



8/10追記訂正: 8月14日 東京倶楽部ライブのタイムテーブルが間違っていました。各ステージは訂正前時刻の30分前に開始で、ファーストステージは7時10分から開始します。申し訳ありません。

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暑いです。超暑い日々が続きますが、8月13日と8月14日は暑さをぶっ飛ばす最高のライブをお届けします。

izumi
(All photos copyright by Ikkiy@Ikkiy.net)

私、永田ジョージ、体育会系ITドカチンですが、夜はピアニストでもあります。ここ11年間ジャズピアノに励み、大学時代から茨城県内の店で夜な夜な演奏し、2000年に上京してからも大学時代からのミュージシャン仲間とともに2~3ヶ月に一回、多い時で月に4回ライブをやったりしていました。

今年のはじめに、高田馬場にあるジャムセッションができるお店"Intro"にて「結構上手いなー」という印象だったジャズボーカリスト、峰村泉と出会い、3月にはす向かいの"Cotton Club"にて彼女と再会し、バンドにゲスト参加してくれませんかね、という話に。

ある晩、何曲か合わせてみると、凄くフィーリングが合うことに気付き、その日からうちのンドのメインになってもらいました。その後、5月6月7月と何度かライブを重ね、益々息が合うようになり、リピーターお客様もゲットできるように。

そんな彼女との渡米前のラストライブを今月13日に高田馬場「サニーサイド」にて、彼女以外とのミュージシャン仲間とのラストライブを14日に水道橋「東京倶楽部」にて行います。

2日間のライブは、東京での演奏活動を始めて6年間の集大成として最高の演奏をお届けします。ジャズに興味のある方、生演奏を体験した方、峰村泉の倍音を体感したい方、ぜひとも予約の上ご来店下さい。当日、もし初めての方は声をかけていただければ幸いです。

izumi

ライブ+お店情報に続きます。



満席。

日本ツアー、東京日程最終日の、Syncopation Live at Blues Alley。昨日の台風で来損ねたお客さんが殺到したのか、会場後あっという間に満席。どこを見ても人、人、人。


 吉岡正晴さん Soul Searchin' Blog:Syncopation: What They Need Now Is...
 金錦日記: 初ライブ
 Billie by the stereo: Syncopation応援中4<ライブレポ・ライブ最高!> 

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美味いピザをつまみつつ、ライブ鑑賞。なんだか昨日よりもノリがいいぞ、観客の。群集心理なのか、ミュージシャンの演奏が変わらなくとも、店が満席っていうだけでなんだかみんなテンションが高く、ちょっとした拍子に手拍子が始まり、鳴り止まないんですね。ファーストステージの最後の曲、"A New Dance"ですでに客席は大盛り上がり。

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昨日に引き続き今日もシンコペ仲間が大入りお礼。今回で二度目のKamesan嫁、両親、看護士ヒトミ(昨日とは別のヒトミ)、東京倶楽部でツネの唄を聴いてファンになったユッコとモリモリ(名前がキッコロとモリゾーみたい)、Blog繋がりのGoさん、会社の友達Kinと友達、会社でシンコペをお勧めしたら好きになってくれたKobaさんとお友達、そして2ndからは仕事から無理やり引き上げてきたメグ。トータル13人!すげー。

更に、別の席では昨日からリピートしてくれたソウルライターの吉岡正晴さんとお友達、また別の席ではKamesan Daily読者だというNakaさんとNanaさんが観てくれていました。PR効果があったことに素直に感激。皆様ありがとうございます。

今日はちょっと違ったアングルを。テナーパートを担うイケメンボーカリスト、ジェレミーが自分のカメラでパシャパシャ撮った画像を貰いました。因みにMCで彼は"Babe Magnet" (いい女呼び寄せ磁石)と呼ばれていましたが、日本に来てから「ハイチュー以外のチューは貰っていない(涙)」だそうです。いや、絶対ウソだよそれ。

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ジェレミーの自分撮りの次は、クリスタルのよう繊細なソプラノのクリスティ・ブルーム。妖精シャラポワを強靭にしたような体から絞り出す力強い歌声は鳥肌もんの気持ちよさです。

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そしてトランペットもバリうまでハスキーボイスでアルトパートをこなす、クリスティーン・フォーソンと、ベースパートやボイスパーカッションを自在にこなすリーダー&アレンジャーの「つね」こと阿部恒憲。クリスティーンはソウルフルな声で、揺らぎのあるリズムをかっこよく唄います。今日は"California styleでRhymeするYO!"とシャウトして、エミネムばりのかっこいいラップを披露していました。痺れた。

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サポーティング・ミュージシャン三連発。ピアノが馬鹿みたいに上手く、時に激しくモントゥーノを刻み、時に繊細にメロディーをつむぐ中島徹さん。MCでは「化け物ピアニスト」とも呼ばれていましたが、確かにそんぐらい凄い。今日はピアノを弾きながら口笛でハモっていました。化け物だー。

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On Bass - コモブチキイチロウさん。エレベとアコースティックの両方を自在に弾きこなすグルーブマスター。彼もベースを弾きながら唄っていました。いい感じ。

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On drums - "Juice"こと加納樹麻さん。女の子キラーです。一同「かっこいぃ・・・」と目にハートマークでした。

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その他、写真が無いのですがサックスとフルートはSteve Sacks、そしてCD "Of Blue"のプロデューサー&パーカッショニストは「カルカン」ことカルロス管野さん。目茶かっこええ。彼がビートを叩くと客席にグルーブが流れます。

ライブが終わったあとはCD販売の列とサイン会に長蛇の列ができ、明らかに昨日とは違う熱気。昨日も台風が無かったらここまで盛り上がっていたはずなのにな、少しだけ勿体無い。

という感じで、舞浜、目黒 Day 1、目黒 Day 2と観てきたわけですが、全く飽きることなく見終わってしまった東京ツアーでした。もっと観たいよなあ。大阪、京都も行きたいぐらいですよ。

ここまで読んで、Syncopationってなんだ、と思った方。実は日本でツアーをやっているアメリカのコーラスグループなんです。28、29と大阪・京都でライブをやり、その後は岐阜にも行きます。お近くの方は是非。

 カテゴリ: ボーカルグループ・シンコペーション
       彼らの写真、紹介、試聴、などなど個人的に応援しています



地震で東京の電車という電車が止まったあの日。水道橋「東京倶楽部」では、峰村泉 with 永田ジョージ4の'2005 Final Liveでした。

 8/26 追記:各ステージの通し録音をアップロードしました。下記参照。

izumi
(All photos copyright by Ikkiy@Ikkiy.net)

 tanujazzの日記: [演奏日記]東京倶楽部

素晴らしい才能を持ったジャズ・ボーカリスト峰村泉と出会って以降、僕のジャズ演奏に対するモチベーションが確実に上がった。より練習をし、曲をきちんと選び、リハーサルを重ね、プロの演奏を聴きに行き、セッションに行って刺激を受けて、ライブを録音し、反省をし次に活かす。

これ以上伸びないかと思っていた演奏技術や表現力が、ここ半年で上がった気がするのも彼女のおかげかな。過去のライブ音源と比べると随分聴き応えのあるパフォーマンスができるようになった。演奏中やMCも、根っからのエンターテイナーである彼女が入ったおかげでリラックスできるように。バンドメンバーも、以前はもう少しピリピリしていたものの、最近はいい感じに緊張と角が取れてライブを楽しみながらできるように。

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クールなギタリストのタヌタヌとはここ8年ぐらい一緒にやっているが、最近の彼のプレイの向上は目覚しく、物凄くいいプレイをするようになった。何より、演奏している時の表情が前よりもイキイキとしている気がする。顔だけでなく演奏の内容も。

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バンドのお父さん的な存在、ベースのモリタは前にも増してバンドを煽るようになり、「ま、楽しくやりましょーよ」というスタンスでライブをどんどん面白い方向に持っていくように。泉のずっこけMCに対して的確な突っ込みを入れ、会場を笑いの渦に。同じく8年間来の仲間。

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いつもしっかりお兄さん、バンドの長男的存在なドラムのオバリンは元から上手かった。にもかかわらず、最近は今まで以上に表現力に磨きがかかり多彩な叩き方をし、一曲の中で曲調を色々と変化させる。10年前に「ドラムはキャンバスではない。キャンバスに塗る絵の具であり、曲の色調をがらりと変える」という言葉を聞いた時はあまり実感がなかったが、今はその意味がよくわかる。ほんの半年ほど前に一緒にやるようになったが、彼なしではバンドのカラーを強く出せない。

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バンドを駆り立てるのが、峰村泉のボーカル。ジャズ=表現=感情だとすると、いいジャズはいかに感情を込めるかにかかってくる。勿論、その感情を表現できるだけの技術を持っていることが前提だが、最近のジャズメンには感情を込めずに技術だけでプレイする人があまりに多い。そんな中で、人生経験豊富な彼女は、「自分がなんの歌を唄っているか」を理解し、その歌詞の中の人物になった気持ちで唄う。声に感情がこもるから、歌詞の意味が判らなくとも共感してしまう。

izumi

自然と、一緒にプレイする僕らもより感情表現が上手になり、いい演奏ができるようになったここ数回のライブ。起爆剤となってくれた峰村泉に感謝。また、出会うきっかけを与えてくれた高田馬場のジャズバー「イントロ」や、閉店後に「試しになんかやってみようか」という軽いノリで「Time After Time」をリハをさせてくれた東京倶楽部にもひたすら感謝です。

社会人になってからも続けてきたジャズピアノ。素晴らしい仲間がいるから、ここ5年間継続的にライブ演奏を続けることが出来た。聴いてくれるお客様、リピーターになってくれるお客様がいるから、次も頑張ろう、もっといい演奏をしようというモチベーションが出た。偽りの無い正しい音楽をやろう、その為にも技術と感情の両方を向上させようという気になった。

izumi

永田ジョージ・カルテットの頼りないリーダーを応援して下さった皆様、本当にありがとうございます。ライブ当日、地震で電車が止まっていたにも関わらずなんとかたどり着いた方、残念ながら来れなかった方、このBlogを見ている方、駒沢からタクシーでなんとか店に来てくれた我が嫁、相乗りして送ってくれた姉貴。大阪からのお土産「松竹堂のフルーツ餅」を届けに、また、嫁をびっくりさせるためにわざわざ外でタクシーを待たせて一瞬だけライブに足を踏み入れてくれたおてんば娘アップル(誕生日おめでとう!)。そして、自らのライブの後にも関わらず、弟子でもない僕らのために見に来てくれた、敬愛するジャズピアニストの福田重男さん。全ての方に感謝です。

そんな感謝の気持ちを込めて、当日のライブ録音をご用意しました。今回はインストに力を入れつつ、やりなれた曲を新たにアレンジし、新曲を多く取り入れました。特に気に入っているのが、Time After Time。ライブでもリハでもこれ以上のプレイが出来たことはありません。ピアノと声以外の音が聴こえない会場。不思議な感覚でした。

ライブ音源
1st Stage

 Bye Bye Blackbird (8.6Mb ・ インスト)
 Recorda Me (4.8Mb ・ インスト)
 Route 66 (4.6Mb)
 But Not For Me (4.8Mb)
 Close to You (4Mb)
 My Romance (5Mb)

 1st Stage通し録音 (36Mb)


2nd Stage

 Fotografia (6.7Mb ・ インスト)
 Danny Boy (6.6Mb ・ インスト)
 My Funny Valentine (3.5Mb)
 My One and Only Love (4.5Mb)
 It's Only a Paper Moon (3.2Mb)
 Time After Time (5.4Mb)

 2nd Stage通し録音 (36Mb)


3rd Stage

 Jingles (6Mb ・ インスト)
 Go Ahead Nigel (7.8MB ・ インスト)
 All of Me (3.7MB)
 Come Rain or Come Shine (3.2MB)
 I Love You for Sentimantal Reasons (5.6MB)
 Tristeza (6.8MB)
 You Are My Sunshine (4.7MB)

 3rd Stage通し録音 (45Mb)


僕が日本を離れる2年間、彼らと一緒に演奏できないのがとても残念です。今後も東京倶楽部、オバリン、タヌタヌ、モリタ、そして峰村泉の活動を暖かく応援お願いします。もし、峰村泉の歌を生で聴いたことが無い方は、一度でもいいので聴いてみて下さい。一度聴くと、何度も聴きたくなる歌い手だと自信を持ってお勧めします。

izumi

あなたのハート、がっちり掴みます。



度肝を抜かれるってこういうことを言うんですね。ええ。

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舞浜の「クラブイクスピアリ」から帰ってきました。Syncopation '2005 日本ツアーのオープニング。予約数は60人ぐらいと小さいハコには充分だけど、スペースを広めに取っているクラブイクスピアリにはちょっとスペーシーで、空席が目立つ。でも、関係ないんです、Syncopationが唄いだすと、会場内は一体感に包まれて最後は割れんばかりの拍手とアンコール。

正直に言うと、以前Syncopationのリーダー「つね」と話した時に、「Syncopationのライブは絶対に満足する。上質な大人のエンターテインメントだよ」と力強く訴えていて、つね君、ずいぶん自信満々だなぁと感じたんです。でもね、その確固たる自信は今まで重ねてきたライブの実績と、グループの実力によって裏打ちされていたんだな、っていうのを感じました。

(Syncopationって何?という方は、こちらのカテゴリをご覧下さい。)

 カテゴリ: ボーカルグループ・シンコペーション
       彼らの写真、紹介、試聴、などなど個人的に応援しています

synco

ファーストライブは9人で観ました。音楽好きな後輩1名、同期とそのフィアンセ、Syncopation企画に参加してくれたerieさんとsonodachiさん、嫁、嫁と共同Blogを書いているYossie、そして一緒にSyncopationを応援しているプロモ友達のBillie

 erieさんレポ:Syncopation Summer Tour 2005
 Billieレポ:Syncopation応援中3<ライブレポ&CD貸し出します>

ボーカル系のライブでこれだけ楽しい思いをしたのは、ブルーノート東京で観たTake 6以来でした。比較することが野暮かもしれないけど、誤解を恐れずに言えば、Take 6の神様レベルな完成度にはかなわずとも、楽しさや臨場感はTake 6以上だったような気がします。

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Syncopationのメンバーは、唄う喜び、オーディエンスの前で表現できる喜びをかみ締めながら演じています。緻密にアレンジされた一つひとつの曲を、メンバーが心から楽しみながら唄い、いつしかステージと客席が一体になる瞬間。これに勝るものはありません。

とても切ないラブソング"For All We Know"をクリスティが今にも壊れそうなガラスの声で唄うと、聴いているだけで胸が裂けそうな気持ちになる。希望に満ちあふれた"I Can Fly"はジェレミーと共に空を飛んでいるような気持ちのよさ。スピード狂の"Cherokee"はクリスティーンがトランペットを模したスキャットを披露し、暴走寸前の馬車が荒野を駆け抜ける。リーダーとして全てを支える「つね」はバンドとボーカルの橋渡しをしつつ、音の方向と力を決め、実体が存在しない色々な楽器をボイスパーカッションで観客に見せる。

その全てが同時進行で、複雑なパズルのように絡み合いながら、決してぶつかることなく混ざり合う4人の声。"Time After Time"では過ぎ行く時間をソロパートの交換で表現する。CDからは伝わってこない、4次元的な臨場感。あっという間の2ステージ。

途中、パーカッショニストにして国内デビューアルバム"Of Blue"のプロデューサー、カルロス管野さんが今日誕生日ということで、メンバーからサプライズでアカペラでの"Happy Birthday"がプレゼントされました。更に、「会場の中にもう一人誕生日の方が・・・」という前振りと共に、2度目の"Happy Birthday"が開始。ステージに上げられてびっくりする誕生日ガール、めぐみさん。「今年一年の抱負は?」と聞かれ、「え・・・私、結婚します!」と堂々宣言。みんなからの暖かい祝福。席にぽつんと残されたフィアンセも思わず一緒に拍手。

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つねやSyncopationを初めて体験したメンバー、一同大満足。ライブ後のCD即売会で早速購入し、ばっちり本人達のサインを貰っていました。一人は盤面に、一人はインデックスに。CDすら聴いたことがなかった後輩は"A New Dance"+"Of Blue"と、二枚とも購入しホクホク。「早く帰って聴きたいです!」とそっこー帰宅。

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今日1日だけでいいや、と言っていた嫁は「来週も行く!」とリピーター化し、僕は僕で26日も27日も行くことが決定。各日程、今週はギリギリ目黒Blues Alleyの予約が取れそうなので、興味のある方はお早めに。

 ライブ日程: Syncopation ジャパン・ツアーはじまる!
 嫁Blog: 本物み~つけたっ!

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(つね・クリスティ・ジェレミー・クリスティーン)

徹底したエンターテインメント性と卓越した音楽性の両方を兼ね揃えたボーカル・グループ、Syncopation。3年後にはBlue Note東京を満員にしてしまうかもしれません。チャージ4500円で聴けるのも今のうちかな。



「21世紀のマンハッタン・トランスファー」と評価され、米国東海岸で活動中のボーカル・グループ、Syncopation(シンコペーション)。リーダーは「アメリカで一旗揚げるぞ」と力強い大志を抱いた若き日本人の「つね」、ボーカル界の野茂というべきか。

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いよいよ本日から、Syncopationの日本ツアーが始まります。北斎茶房さんにチラシを60枚程置いてもらいました。東京倶楽部にも数十枚。峰村泉ライブにきて下さった皆様のお手元にも一枚ずつ。26・27日の目黒Blues Alleyは早くも売り切れ間近、座ってじっくりと観るためには今週中の予約必須です。お早めにどうぞ!

本日のイクスピアリ公演はまだ空きがあるとのこと。雰囲気も音響も素晴らしい新しいクラブなので、かなりお勧めです。

Syncopationって何?というかたは、こちらのカテゴリをご覧下さい。彼らの写真、紹介、試聴、などなど個人的に応援しています。

 カテゴリ: ボーカルグループ・シンコペーション

因みに、彼らのAmazon CDランキング、2週間前は2万位台でしたが、今Amazonを見たら、なんと1374位!しかも、先週まで在庫切れで再入荷したばかりだったのに、既に在庫3点のみ。すげー売れてます。一日何十枚売れてるんだろう?

 Syncopation応援中 → Amazon.co.jp (7/21現在、1374位・在庫3枚)

Tour Schedule

7/21 (THU)
 Club Ikspiari, Chiba
 Open 18:00/Start 19:30
 4,725円
 (ご予約・お問い合わせ) 047-305-5700

7/22 (FRI)
 DOXY, Nagoya
 1st: Open 18:00/Start 19:30
 2nd: Open 20:45/Start 21:30
 前売3,500円 当日4,000円
 (ご予約・お問い合わせ) 052-242-1227

7/26 (TUE) ・27 (WED)
 Blues Alley Japan, Tokyo
 Open 18:00/Start 19:30
 4,725円
 (ご予約・お問い合わせ) 03-5496-4381

7/28 (THU)
 フラミンゴ, Osaka
 Open 18:00/Start 19:00
 前売4,000円 当日4,500円 (1drink/1food 別途オーダー制)
 (ご予約・お問い合わせ) フラミンゴ 06-6567-0041/info@flmg.net

7/29 (FRI)
 RAG, Kyoto
 Open 18:00/Start 19:30
 前売4,000円 当日4,500円
 (ご予約・お問い合わせ) 075-255-7273

7/30 (SAT)
 めいほう音楽祭(岐阜県めいほう村)
 15:00開場 16:00開演
 会場:めいほうスキー場 野外音楽堂「ソノラシアター」
 入場料:高校生以上 5,000円(当日6,000円) 小中学生 1,500円(当日1,700円)
 問合せ:めいほう音楽祭実行委員会(℡0575-87-2844) 

7/31 (SUN)
 岐阜県飛騨市:船津座
 お問い合わせ:船津座事務所 TEL 0578-3-0151



水道橋に大物ミュージシャン台風直撃か?というのも、7月19日はここで告知した東京倶楽部での峰村泉Liveだったのですが、ツアーで来日中なSyncopationの「つね」が、なんと!!遊びに来てくれました。

 その子の日記:7月19日(火)曇り
 峰村泉 Diary: 東京倶楽部・水道橋
 つれづれ:東京倶楽部
 カテゴリ: Syncopation

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せっかく大物ミュージシャンが来てくれたのに観てもらうだけってのも勿体無いので、彼自身が作曲した"I Can Fly"を一緒にやろうよ、という話に。当然、峰村泉BandではI Can Flyをやったことがない。それどころか、今回初参加のギタリスト、リッチーや、以前一回一緒にやらせてもらったパーカッションのマーヤさんはSyncopationもつねもI Can Flyも聴いたことすらない。果たして・・・できるのか?という不安を抱えつつ、みんなで楽譜を見ながら軽く打ち合わせて、コンセプトやリズムを理解して、本番突入。

1st Stageは音のバランスやミュージシャンの配置に悩まされつつも、無難に終了。特に、バラード”I Love You for Sentimental Reasons" (mp3)では泉のディーバ・スイッチがカチリと入り、トランス状態で倍音響きまくりなエンディングへと突入。三連休開けの平日にも関わらず沢山来てくださったお客様方も、この曲はかなり聴き入っていましたね。

そして2nd Stage。Syncopationもやっているジョビンの曲、"Fotografia"(mp3)のインストから入り、"All Of Me"(mp3)をやった後は、泉の紹介で「つね」がステージに登場。軽妙なMC (mp3)で「僕、一応ジャズもやってるんですよ」と言いつつ、声でベースラインを奏でたと思えば、ボイスパーカッションも披露して観客の心を掴んでしまうところはさすが!

ギターのイントロが入り、ピアノとパーカッションの3人で"I Can Fly"(mp3)を熱演。いやー、3ステージ目のRoute 66以外ではここが一番盛り上がったかも・・・。泉には内緒ね。

彼が歌った後、MCで「I Can Flyはどういう意味の曲なんですか?」と聞いたら、その返答は想像以上に「重い」内容で僕を含め観客一同しんみり。あえてここでは書きませんので、この mp3で聴いていただくか、機会があったら本人に聞いてみて下さい。ともかく、このような素晴らしい曲を作詞(※)・作曲した「つね」の素晴らしさに観客一同もすっかり心を奪われ、21日、26日、27日の東京公演に4名が参加する予定に。素晴らしい。

 (※作詞はHoward Bolesさんですが、つねが歌詞の元となるコンセプトを彼に伝えて作詞してもらったそうです)

その後、"It don't mean a Thing If It Ain't Got the Swing"(mp3)で更にベースを歌ってもらい、2nd Stageは終わり!かと思いきや、最後に泉とピアノデュオでシンディ・ローパーの"Time After Time"をしっとりと (mp3)。Syncopationの1st AlbumでもTime After Timeを唄っているため、つねも客席でひっそりハモっていたそうな。

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次の日からSyncopationメンバーとホテル入りする「つね」が帰ってしまった3rd Stageでは、更にもう一人Vocalistのメグさんが遊びに来てくれました。3曲目に"Gee Baby, Ain't I Good To You"で飛び入り参加。堂々としたMCと唄いっぷりはなかなかの貫禄。この日が初めての出会い、そしてリハもなしでの完全飛び入りだったけど、楽しく唄えて東京倶楽部も気に入った様子。お店やバンドメンバ一同に紹介したので、メグさんが東京倶楽部でリッチーやマーヤさんと歌う日も近いです。

3rd Stageの最後は超ノリノリでRoute 66を好演。僕もこの日一番のノリで笑いながら弾いていたら、観客の皆様から2・4にパンッパンッと手拍子が入り、最高潮のボルテージでライブは終了。いやー 楽しかった!惜しむらくは、録音の状態が悪く雑音が目立つこと、3rd Stageに限っては音が全く録音されていなかったことかな。


この日一番の名言は、泉。「つね」が歌い終わった後。

 「いやー、私、本当に今日、来てよかったです」

あなたが来なかったらライブできませんから!切腹!(懐かしいので使ってみました)

お店、メンバー、お客様、つね、みんなのおかげで物凄く楽しいライブができました。聴きにきて下さった方々、「来れないけど頑張ってね」と応援してくれた皆様、ありがとうございました。

次回のwith 峰村泉ライブは土曜日に。SyncopationのLiveは21、22、26、28、29、30、31と盛り沢山。詳細は別途。

7/19 Izumi Minemura 4 - Live at Tokyo Club

Vo 峰村泉
Perc マーヤ
Gt リッチー
Pf 永田ジョージ

1st Stage
 Night and Day (mp3) (インスト)
 It Could Happen to You (mp3)
 Blue Skies (mp3)
 I Love You for Sentimental Reasons (mp3) オススメ!
 My Funny Valentine (mp3)

2nd Stage
 Fotografia (mp3) (インスト)
 All of Me (mp3)
 つね登場 (mp3)
 I Can Fly (mp3)
 つねがI Can Flyを作曲したきっかけ (mp3)
 It Don't Mean a Thing (mp3)
 Time After Time (mp3)

3rd Stage (録音失敗のため音源なし)
 Summertime
 Gee Baby, Ain't I Good to You?
 My One and Only Love
 Tristeza
 Route 66



昨日のスペシャルイベント Franklins Jazz and Burger at 7025 Franklin Avenueに一花を添えてくれたのが、お持ち帰り用のサンプラーCD。このサンプラーCDは、二人の豪快にして可憐な女性の力なくしては完成しませんでした。表現あってる?

franklins

元々、メンバーが「こんな曲をやってみたい」という候補としてあげた作品を吉岡さんが練習の参考用のCDとしてコンピレーションしてみたら、なかなかいいMIX CDが出来ちゃった。そのまま捨ててしまうのも勿体無いので、70枚ほど音楽用CDRに焼いてイベントで配ろうという話になった。でも、CDRそのまんまだと味気がないので、せっかくだからジャケットやCDのレーベル面も綺麗にしたいよね、という話になった。

 吉岡さん「誰かいない?」
 僕「居ます。俗称、栗エイターの栗原由子

ということでジャケットデザインは栗原由子の手に委ねられることに。仕事として依頼し、オモロイこと大好きな彼女に二つ返事で受けてもらい、数日後にコンサルティング会。この企画の趣旨とか、お店の雰囲気を伝えつつ、以前にリハーサル風景や店の外の写真を撮っていてくれた、フリーのフォトグラファーである「ユンコ」から貰っていた画像を数枚手渡す。

数日後、「こんなんできました」って栗原由子が送ってくれたのが、こちらのジャケット3パターン。パターン1は店の外の看板画像をダイナミックにポスターっぽくアレンジしたもの、パターン2はシックな色使いで幾何学模様と写真をうまくアレンジしたもの、そしてパターン3はFranklins Jazz & Burgerのタイトル文字で遊んで、ジャズっぽい躍動感溢れるタイポグラフィに仕上げたもの。

franklins パターン1
franklins パターン2
franklins パターン3

以上の仮ジャケット案に対してメンバー間で投票した結果、青字のパターン3に決定。その後、「せっかくだからFranklin Avenueの庭の写真も入れてみたいね」という案も。庭の写真は当初は持っていなかったため、2日後にユンコから焼いてもらったCDRを貰い、それをそのまま栗原由子に手渡し。画像が一枚3MBなので、ネットだけでは何十枚の画像を送ることも出来ないのが一番のネック。

その中から栗原由子が「これだ!」と選んだ写真がこちら。

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(Canon EOS 20D, F/2.8, 1/13秒, ISO-1600)

フランクリン・アベニューの裏庭にて、夕暮れ時にシャッター・スピード遅めで撮ったため、少しだけ手ぶれしているところがポイントなんです。栗原由子は、手ぶれしているものと、ぶれていないものの両方でジャケットを作ってみたそうです。その結果、ぶれていない方はなんだかつまらなくって不採用。ぶれていた方が「時間の流れを感じさせる」と感じ、採用。

素人考えでは、ぶれた写真とぶれていない写真があったら、当然後者を取るだろうと思いきや、そこであえて前者を選んだ彼女のセンスに脱帽。そんな写真を使って作成したジャケット、パターン4はこちら。

franklins
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メンバーに見せたところ、パターン2に一度決まりかけていたのに、パターン4で即決。最初の三つのデザインを潔く捨て去り、写真を前面に押し出した新たなデザインを作ってしまった勢いとテクニックには本当に感激しました。その後、彼女が仕事で付き合いのある印刷業者に入稿し、半日後には出力完了し、CDRを焼いてくださった方の家にイベント2日前に到着。デザイン開始から最後の出力まで1週間半ちょっとで完了。物凄い仕事の早さです。

反響はいかに。イベントにて、サンプラーCDを手にとって「ほー」「どこだろうねこの綺麗な写真は」と見ている人を見て、しめしめとほくそえむ僕と栗原由子とフランクリンズ。そして、サンプラーCDを見て、作品としての仕上がりに喜び、フランクリン・アベニューの壁に飾ってくれたオーナーの幸三さん。かなり好評です。

ライブ中も、カメラ小僧ならぬカメラ女僧をやってくれていたユンコは、まるで猫のよう。気配を感じないんです。普段から動きがしなやかで、あまり物音を立てない感じなのですが、ライブ中はとにかく存在を感じさせない。あれっと気付くと、自分の斜め左50cmぐらいまで接近されていたり。殺し屋にもなれますが、フォトグラファーとしても秀逸です。

前回も僕と森田がこんな無防備な写真を撮られていたり。全然気付かなかった・・・。

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そんなわけで、成功を収めたFranklins Jazz & Burger Volume 1 "Smile"、イベントの楽しさを記憶だけでなく記録に残すために作ったCD。デザインをしてくれた栗原由子と写真を提供してくれたユンコ。才能溢れる二人に敬意を込めて、本日のBlogを締めます。

この二人が居れば、名刺、パンフレット、CD、企業広告、フォト、そして企画から出力まで、大抵の仕事はこなせます。個人的なお仕事の依頼は本人までどうぞ。連絡先がわからない場合は、お気軽にKamesan Dailyまでお問い合わせ下さい。



本日はスペシャルイベント: Franklins Jazz and Burger at 7025 Franklin Avenueでした。

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 主催・企画・運営者吉岡さんのSoul Searchin' Blog: Franklins Live At Franklin Avenue
 プチ日記:フランクリンズ.ジャズ&バーガー~サマー・ブリーズ.ナイト
 青い鳥:フランクリン・アヴェニュー
 西任白鵠さん:Franklins' Jazz & Burger

五反田にアメリカン・ハンバーガー屋のフランクリン・アベニューをオープンし、バーガーひとすじ15年の松本幸三さんが、音楽ライターの吉岡正晴さんに「お店で音楽ハンバーガーを食べながら生演奏を聴けるイベントをやりたいなあ」と声を掛けたのがきっかけ。その吉岡さんが更に知り合いに声をかけて、その一人が一緒にランチを食べに行ったり嫁に着付けを教えてくれるヒトミちゃん。彼女が「フランクリンでピアノ弾く?」と聞いてくれて、3年前にフランクリンアベニューでマッシュルームバーガーを食べた際にそのおいしさに感激しつつ、壁際においてあったピアノを見ていつか弾きたいなあと思っていた僕は二つ返事でOK。

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フランクリンドラム

打ち合わせを経て、ドラム幸三さん、ボーカル西任白鵠さん、ベース森田サトシ、サックス中津留さんらと3回のリハを重ね、いよいよ本番・・・の前に、まずはお食事をささっと。

今日のコースは4000円で飲み物+食べ物がたっぷり用意。飲みものはビールにワインにソフトドリンクが充実。食べ物はサラダやカラっと揚げられたフライドチキン、オニオンリングに人気のくるくるポテト。

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そしてこだわりのバーガー。通常メニューの全ては出せないため、ハンバーガー、チーズバーガー、そしてアボガドバーガーの三種類からセレクト。お客様の中には二つ以上食べたツワモノもいらしたとか。僕は1個食べたらお腹一杯でした。アボガドおいしい。

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ライブは多少のトラブル(っていうかポカミス)もありつつ、ひとまず無事に終了。自分のピアノとしては満足には程遠い出来だったけど、最後はぴしっと終われたので良かった。「終わりよければ全てよし」って便利な日本語ですよね。本当は全て良しじゃないのにね。

庭に出るとちょっと気温も下がっており、気持ちがいい。春や秋は最高なんです、このお庭。

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こんな素敵な店を構えて、最高に拘ったマッシュルームを使って原価割れハンバーガーをお客様に提供して、半年に一回ぐらいドラムを叩けるって、凄く素敵な人生を歩んでいるオーナーです、幸三さんは。でも、今これだけ楽しんでいるのは、15年前にオープンしてから閑古鳥に鳴かれつつも歯を食いしばって店を潰さないように頑張ってきたから。自分のレストランについて語る彼の顔は真剣そのものでした。

幸三さんのハンバーガーが大好きで、通い詰める余り仲良くなってしまった吉岡正晴さんの弛まない努力とサポートで、グダグダなメンバー(特に僕)がなんとかまとまり、こんな素敵な企画が実現しました。ありがとうございます。吉岡さん、皆様、お疲れさまでした。

フランクリン・アベニューにとって今までにない試みでしたが、私や吉岡さんのBlogを見てこのイベントを聴きに来て下さった方、ぶらりとバーガーを食べに来て下さった方、ありがとうございます。

最後に、このイベントへのきっかけを紹介してくれたヒトミちゃんにSpecial Thanksを送ります。これからも益々すてきな人生を歩み、Kamesan夫婦にいつも新しい風を送ってください。たまにはフランクリン・アベニューでミルクシェイクを飲みながら。

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暑い日が続きますね。夏ばて防止のために、来る7月19日(火)、東京の水道橋界隈までスムーズなジャズを聴きに来ませんか?

最近シンコペネタばかりだったので、たまには自分自身のライブ告知をしちゃいます。当日は峰村泉と僕らで、激しくシンコペーションしますんで。

izumi
色女と色男

フィーチャリング、最近破竹の勢いが止まらないボーカリスト、峰村泉でお送りするライブ。今回は新たにソウルフルなギターを弾く「リッチー」こと中尾剛也と、気分は南国!なパーカッションを叩くマーヤさんを加えてお送りします。前回6月7日のライブはドラム&ベースがいましたが、今回は全く違った構成で自由な雰囲気の中、いつも通り峰村泉が吼えます。

izumi
リッチー(右) in 柏Nardis

[会場]

 東京倶楽部
 東京都千代田区神田駿河台2-11-16
 03-(3293)-6056

 JR水道橋最寄駅、徒歩4分

 http://www.tokyo-club.com/intro (HP)
 http://www.tokyo-club.com/contact/map.html (地図)

[演奏予定時間]

 第1ステージ: 19:40~18:20
 第2ステージ: 20:50~21:30
 第3ステージ: 22:00~22:40
 
[ミュージックチャージ]

 700円/ステージ + テーブルチャージ

[出演者情報]

 峰村泉(vo)
 リッチー (g)
 マーヤ (perc)
 永田ジョージ(p)
 
[演奏曲目]

 ボサノバ、ポップス、ジャズ。いい曲はなんでもやりますよ。


冒頭の写真は、今週火曜日に行われた峰村泉ライブの後のひと時。右は一度ライブに来て以来、すっかり泉ファンになってしまった僕の大学の同級生にして「THEイケメン」なエンドウ君。平日なのにアフターライブで代々木の「ファイアーキング・カフェ」に深夜まで付き合ってくれました。つくづく、顔に負けじと性格もいい男です。

 峰村泉 Diary: ベビートーク・渋谷 /ファイヤーキングカフェ

izumi
デッドストックのファイアーキング皿が並ぶ姿にほれぼれ

izumi
フォトギャラリー開催中+淡い翡翠色の「ファイアーキング・ソーダ」

izumi
閉店まで居ました、平日なのに

席のご予約は↓にコメントか、everysync@gmail.comまでメール、もしくはお店まで直接どうぞ!

izumi

お待ちしております。



いい音楽をもっと広めたい。「つね」の音楽をみんなに聴いてもらいたいその5の続きは、現状報告とプレゼント企画。

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「みんなとSyncopation」企画に、現時点で3名の方から明示的な参加表明を頂いています。また、数名の方から「やってもいいかも~」的な反応を頂きました。本当にありがとうございます。生きててよかった。涙。

初めてKamesan Dailyをご覧の方で、「企画って何だよ?」という方は、こちらのカテゴリのエントリを「その1」から順にご覧下さい。

 カテゴリ: みんなとSyncopation

さてさて、参加頂くだけでは心苦しいので、当方からささやかなお礼をご用意致します。東京駅以東で爆発的人気を誇る甘味カフェ北斎茶房より、「抹茶カステラ」と「はちみつカステラ」らをそれぞれ抽選で1名様にお届けします。

このカステラは、西は大阪、東はロスアンゼルス、南西はサンディエゴ、北はカナダへと送られた実績のある大人気のお菓子です。全部自分で送りましたが。カナダのあて先には検疫か税関で止められて粉砕された/税関員に食われたらしいのですが。

懸賞の倍率は現状では1.5倍。10名の方が企画参加頂いた場合5倍ですね。ボスジャンやコカコーラのシール懸賞と比べると、比較的低い倍率かと思います。もし参加希望者が100名になったら50倍だとちょっと高いので、その場合は10名+20名様ごとに2個追加します。30名だと4個で7.5倍の確率です。振るって参加下さい。どうですか奥さん。

 (一同わざとらしくうんうんと頷く)

さらにですね。ここでは終わりません奥様。なんとおまけがあるんです。

 (えーっ!?)

もし40名に達した場合は特別に北斎茶房の大人気商品、丹波大納言小豆の最中を1名様に。こちらも大阪の万博公園で食された実績があり、それを見た岡本太郎アートの目が思わず光ったとか光らなかったとか。光らなかったんですけどね。

 (ぉあーっ!!)

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40名達成記念モナカについては期限は特に設けません。達成した時点でモナカ権は全員に発生します。カステラのプレゼントに関しては期間が定まらないと抽選ができないので、締め切りは7月9日(土)の0時ジャストまで。振るってご参加下さい。もちろん、それ以降も企画に参加頂くことは大歓迎です。

 (頷く)

もう終わりだと思うでしょ。まだ、あるんですよ。

 (えーっ!?)

現状ではまだお約束できませんが、Syncopationのライブに何名かご招待できないか、ツネ・アンド・ザ・シンコペーションズに相談してみます。もし何枚か手配できたら、こちらでご報告します。

#7「北斎茶房と連動企画」に続く。


 カテゴリ:みんなとSyncopation企画
 カテゴリ:北斎茶房
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いい音楽をもっと広めたい。「つね」の音楽をみんなに聴いてもらいたいその4の続き。

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Be Free. Image of Tsune from Crazy Harmony

ここまでで、Syncopationの音楽性、つねの人間性、音楽業界の低迷とそれを破る考えについて述べてきました。JASRACを含む各種音楽団体はインターネット・ブロードバンド・ファイル交換のせいで「CDが売れなくなった」と言っていますが、私はそうは思いません。

違法ファイル交換に限らずApple iTunesなどで音楽をMP3フォーマットでダウンロードできてしまうこの時代に、わざわざCDを買う理由とはなんでしょう。それは、「長期間に渡ってCDを保持したい。きちんとしたオーディオで再生したい。」という音楽好きの願望を満たすものだと思います。

一方、圧縮して音質が下がったMP3でも充分、携帯オーディオで聴ければいい、3回聴けばもう飽きる、その程度の音楽なら、わざわざ棚のスペースを占有するCDを買う必要はないんです。たかがダウンロードやファイル交換で満足されてしまうような、短期消費・短期廃棄型の商品を音楽業界が出してきたツケが廻ってきたんだと思います。

そんな状況を、私達が変えるのはいかがでしょうか。本物の音楽、買う価値のある音楽を、自分達でプロモーションし、広めることができます。音楽業界にSyncopationを発生させ、パワーバランスを引っ繰り返すことができます。

Kamesan Daily的Syncopation方法は以下の通りです。

everysync

[Syncopation方法]
1) 興味を持っていただいた方はまずはご連絡を。
 以下のいずれの方法でご自由に。
 -こちらにコメントとメールアドレスを書き込む。
 -「参加します」メールをeverysync@gmail.com宛てに送る
 -Blogオーナーなら「みんなとSyncopation企画」でトラックバック、とか

2) こちらからご連絡します。参加頂いた皆様には、以下のいずれかの方法でSyncopationのサンプルをお聴きいただけます。
 -ブロードバンド環境の方にお勧め:MP3形式で視聴
  私のCDを自分用にMP3化して、プライベートなサーバーに
  ストリーミング配信が可能な状態でアップロードしてあります。
  著作権を守るため不特定多数には非公開ですが、Kamesan Dailyを
  通じて仲良くなれた方に「私的範囲内」としてお教えします。
  MP3なので音質は下がりますが、個人情報を開示せずに参加できます。
 -ご自分のオーディオで聴きたい方にお勧め:CD-Rサンプル送付。
  手元のCDを自分用に私的複製します。
  住所を教えていただけた方にサンプルとしてお貸しします。

3-a) Syncopationを気に入った!
a1) 是非CD"Of Blue"の購入を検討お願いします。更に・・・
a2) Blogオーナーであれば、本企画をご自分のBlogでも紹介頂く、仲のいい友達にSyncopationを紹介する、サンプルを別の友人に貸す、などとして企画の継続を。もしくは・・・
a3) Blogは持っていないがメールは持っている、という方は、是非友達に紹介したり、サンプルを別の友人に貸していただければ。

3-b) Syncopationが気に入らない!
 → サンプルMP3ページのブックマークは削除お願いします。
 → CD-Rを破棄、もしくはご面倒でなければ私まで返却お願いします。

[Syncopationの前提]
 ・著作権法を犯さないこと
  良識のある社会人ですから、法律を遵守するためにも、不特定多数に
  Syncopationのアルバムのコピーをばら撒く事はしません。
  上記MP3やサンプルを聴いていただくのは、私的範囲内での楽しみです。

昨日の時点で、参加希望の方からeverysync@gmail.comにメールを頂きました。かなり嬉しいです。今後の経過は随時報告します。次回はその6「Syncopationプレゼント企画」です。

 カテゴリ:みんなとSyncopation企画
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いい音楽をもっと広めたい。「つね」の音楽をみんなに聴いてもらいたいその3の続きです。

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Syncopation at Reebok's Human Rights Award Concert,2003
(From Syncopation Homepage)

三回に渡って、ヴォーカルグループSyncopationと、それを支える日本人リーダー「つね」についてつらつらと述べてきましたが、そろそろ本題に。

「なぜ、いい音楽が売れなくて、どうでもいい音楽が売られているのか?」 という素朴な疑問を持ったことがある方への提案です。提案のコンセプトは 「くちコミ&BlogでみんながSyncopationする」ということ。

Syncopationという言葉は幅広い意味を持ちますが、音楽的には「流れを面白くする」ものであり、定義的には「強拍と弱拍による拍子・リズムの正規な進行が、何らかの手段によって故意に変化された状態」(シンコペーションについてより引用)と言えます。

日本の音楽業界にSyncopationを発生させませんか。すなわち、大手ミュージック・レーベルが大物プロデューサーと作詞家・作曲家を武器に顔が可愛い通称「ディーバ」をドラマとタイアップさせて無理やり音楽を売り込んでいる現状を覆し、価値のある音楽のプロモーションを聞き手である自分達が実施し、弱者が強者になるのはいかがでしょうか、というご提案です。

Syncopationに少しでも興味を持った方には漏れなくサンプルMP3もしくはサンプルCDを試聴できるよう準備します。その上で、「これは買う価値がある!」と思ってもらえたら、Of Blueを購入したり、Blogを持っていればBlogで紹介して頂けると一石を投じられます。Blogがなくても音楽好きの友達にメールで紹介してもらえたらムーブメントは広がります。ライブにも行けたらバーチャルでなくリアルで感動を共有できます。生に勝る感動はありません。

everysync

こんな考えを、皆様にミュージック・バトンとして託したく、何卒。

もしサンプルを試聴した上で、Syncopationの音楽がKamesan Daily読者&Blogオーナーの皆さんに気に入られなかったら、そこバトンは終わってしまい続くことはありません。ただ、僕が今まで聴いた中では、Syncopationのアルバム"Of Blue"は作品としてとても質が高いので、きっと多くの方に気に入ってもらえることを期待してます。

本物の音楽が売れなくて「売るための音楽」が売れている世の現状を憂いつつ、尊敬する友人の手助けをしつつ、かつ、皆様にいい音楽をお勧めしたいなという思いから自然発生した企画。

皆様への具体的なバトンの託し方は、明日お伝えします。それまでの間、つねが作曲&編曲したI Can Flyのプロモーションビデオをswfにてお楽しみ下さい。ブロードバンド環境推奨。
I Can Fly from Syncopation Homepage (注:音が出ます)

People, take the power into your own hands. Be FREE !

その5に続きます。今すぐにでもバトンを受けとってもいいよ、という方はeverysync@gmail.comまでメールを。

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いい音楽をもっと広めたい。「つね」の音楽をみんなに聴いてもらいたいその2の続き。

「つね」こと阿部恒憲は、チャレンジ精神あふれる起業家なんです。だから、成功のためには苦労も厭わないのです。

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SyncopationプロモーションLIVE/040912@大崎ゲートシティ
Photo by Ikkiy from ikkiy.net/music

生粋の日本人シンガーのつねが、アメリカでグループデビューをするきっかけとなったのは、バークリー音楽院のオーディション。以下、英語タウンのインタビューより抜粋します。

Q:(前略) メンバーと出会ったきっかけ、グループ結成のいきさつを教えてください。

A:出会ったのは、バークリーに入って2年目のときです。当時「マンハッタン・トランスファー」というこの分野ではすごい老舗のジャズ・グループのメンバーの一人が教鞭を執っていて、このグループと同じ編成の男2人、女2人でアンサンブルの授業が行われることになったんです。

めちゃめちゃ有名なグループで、競争率10倍はあったと思います。受かるとは思っていなかったんですけれども、「会えるだけでもいいや」とオーディションに行って、その人と握手してそれで満足してたんですが、なんと受かってたんです。

そして、アンサンブルを始めたら、集まった人たちのレベルが高くて、授業だけでとどめるのはもったいないと、プロとして「やってみない?」と僕が声をかけたのが始まりですね。

人種差別が未だにはびこっている東海岸で、日本人であり、彫りも深くなく、発音もネイティブではないというハンデを負いながらも、他の3人のメンバーに声をかけて、ショービジネス業界で起業した、つね。立ち上げるということは自らがリーダーシップを取り、バンドの方向性を決め、ライブハウスや音楽会社との交渉を行い、日本ツアーを企画し責任を持って遂行する必要があるということ。当然、CDを作ったら売り上げやプロモーションに対しても積極的な貢献が求められます。

他の3人はあくまで「構成メンバー」なので、会社で言えば雇われの立場、社員のようなもの。つねのメンバーの気概は判りませんが、世の中にはちゃんと歌さえ唄っていれば何しててもOKでしょ、という感覚の人います。そんな彼の苦悩の片鱗がインタビューで垣間見えます。

Q: 他のメンバーはみなさんアメリカ人ですが、一緒に活動していて大変な点はありますか?

A: 4人だから団体なのに、団体行動を取りたがらないというか、苦手というか、それはちょっとストレスになります。

例えば、ある場所に移動して20分後に練習を始めなければいけない場合。その場所に行くのに15分くらいかかるので、ふつう、みんなで一緒に移動しよう、となりますよね。でも彼らは違うんですよ。「5分あるから、途中でご飯を買って勝手に一人で行くから」と言うんです。

僕からすると、別にばらばらで行くのは構わないんだけど、どうあがいても5分でご飯を注文して、残りの15分で移動して、すぐ練習を始めるという状況で、お前が食べ終わってるわけないだろ、と(笑)。でも、「I'm hungry.」とか言っちゃって、言うこときかないんですよ(笑)。それはウチのメンバーだからというよりも、アメリカ人全体的にそういうメンタリティーは感じますね。だから今はそういったことも考えて、逆算して集合時間を決めるようにしています。

僕はどっちかというとアメリカ人メンタリティなので、これを読んでいて大変申し訳ない気持ちになりました。「逆算して集合時間決められているのはジョージさん、リーダーのアナタですから!」と、バンドメンバーに責めるられそうな予感がします。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。

つねは、バンドを作った以上、今後はどのような方向に進めようとしているのか?起業家なら一部上場を目指したり、中国進出をしたりと目標は沢山あるでしょうが、Syncopationは今後どこへ行くのか、というと。

Q: 将来の夢をお聞かせいただけますか?

A: こんなこと言うのも恥ずかしいですが、大きく言っちゃえば、「Syncopation」でグラミー賞取れたら、とは思います。夢は捨てちゃいけないですよね。

それに、「Syncopation」を、オーケストラをバックにやりたい! そのために、オーケストラの楽譜を書けるよう勉強を始めたんです。(後略)

よくぞ言った。リーダーたるものそれぐらいビシっと言えないと、下の人達に「コイツに付いて行ってもしょうがないよな」と思われてしまいますよね。オーケストラを含む編曲は更なるチャレンジで、時間がかかるわりにお金にならないんです。でも、ハードなスケジュールの中で頑張っている彼は、3年後にはオーケストラをバックに演じるようになるでしょう。リーダーだから。


Syncopation Japan Tour, May 2003
photo taken by Koji Aramaki (from CrazyHarmony)

 編曲の価値と苦労についてはこちら
 「編曲のすすめ
 を参照のこと

この調子で彼が頑張っていけば、活動の場も演目の幅も更に広がり、日本、アメリカに限らず世界中で「Syncopationの音楽っていいよね」とみんなが語り合う日は必ずくる。その「とっかかり」を作るお手伝いを、ここ墨田区のマンションから。

そろそろ本題に入りますよ、そろそろ。
企画の内容を明らかにしますよ、内容を。

もうちょっとだけ続きます。その4「バトンを託す思い」へ。
それまでの間、つねが編曲したBreakoutをswfにてお楽しみ下さい。
Breakout from Syncopation Homepage (注:音が出ます)

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いい音楽をもっと広めたい。「つね」の音楽をみんなに聴いてもらいたいその1の続き。


Syncopation at Irving Berlin Show, Boston, 2004
(from CrazyHarmony)

企画の本題に入る前に、もう少し自分と音楽と「つね」についてつらつらと書きます。

僕がジャズピアノを始めた理由は以下のどれかはどうでもいいですね。

 1.ジャズサウンドの響きに惚れた 
 2.ピアノという楽器がとても好きだから
 3.かっこよく弾ければもてそう 

始めてから11年目。自分がなぜ今でもジャズをやり続けているかといえば、自己表現を通じて人に喜びを与えたいから。

最初は大学のサークル活動の延長でなんとなく続けていたリハーサルやライブが、自分やバンドの表現力が上がるに連れて、より多くの人に「ジャズっていいねー」「楽しい!」「いい時間がすごせた」と言ってもらえるようになるのを実感し、今となっては己のワーク・ライフバランスの中核をなしている音楽演奏。

そして、僕がプロのミュージシャンにならない理由は、それ自身をライフワークとしてしまうと、バランスを取れるものがなくなってしまうから。いい先生について練習をして演奏活動を続ければ稼げるピアニストになれるかもしれないけど、もしピアノが嫌になったときに、ピアノだけだと人生が物足りなくなった時に、次にやれるものがない。

更に言えば、ピアノを放棄してしまうかもしれない自分が否めないから、プロにはなれなかったんです。

そんな自分と対比すると、ヴォーカリスト、アレンジャー、プロデューサー、そしてリーダーとしてプロの道を苦悩しつつも歩んでいるつねは物凄く勇ましくもあり、頼もしくもあります。もし、彼が歌を唄うことに疑問を感じてしまったら?自由の国アメリカで、黄色人種の彼が受け入れられなかったら?国内デビューが失敗したら?


Syncopation Japan Tour, May 2003
photo taken by Koji Aramaki
(from CrazyHarmony)

彼がそのような恐れを持っているかはわかりませんが、少なくとも彼らのCDは今まで聴いてきた数多くのCDの中で、文句なしにベスト10に入る内容であるし、生のパフォーマンスはまだ見た事がないものの、噂によると「大人のための上質のエンターテインメント」だという。信じるものに対してがむしゃらに努力していれば、必ず道は開けるんだと思う。

素直に頑張っている人を見ると、その人を応援したくなる。彼のプロとしての成功は自分がならなかったプロミュージシャンのメタファであり、自分自身の喜びになる。だから、応援したいのかもしれません。

つらつらと書きましたがまだ続きます。その3「若き起業家の苦悩」へ。
それまでの間、つねアレンジのTime After Timeをmp3サンプルにてお楽しみ下さい。
Time After Time from CDBaby.com

 Geneon Entertainment: Syncopation "Of Blue"
 Syncopation: ホームページ
 つねホームページ: Crazy Harmony

因みに3でした。



いい音楽をもっと広めたい。みんなに聴いてもらいたい。
これを読んでくれている皆様へのささやかなお願いです。

最近のBlog業界ではミュージック・バトンなるものが流行っていますが、今月の初めに似たコンセプトの企画を考えていました。ミュージック・バトンは自分が何を聴いているかをBlogに書いて、Blog仲間に「あなたも書いてね」とネット上でバトンを渡す企画。海外発の試みであり、誰が何の目的で始めたかは不明ですし、自分以外の5人にバトンを渡してね、というところがちょっと不幸の手紙(もしくは幸福の手紙)ぽくてどう受け取ったらいいのか頭を悩ませている人もちらほら。

僕が考えていたのは、なんとなく送られてきたから僕も送ろうというものではなく、送り手の熱がこもった企画。そして、Blogを通じて素晴らしい音楽を作っている友人の力になろう、という試みです。今日はその前段階として、友人をあらためて紹介します。

abechan_06.jpg

「つね」こと、阿部恒憲君。筑波大学のアカペラサークルでの活動では飽き足らず、卒業後渡米しボストンのバークリー音楽院で学びつつ、同学院にて音楽仲間を見つけ2002年にボーカルグループ"Syncopation"を発足。アレンジャー、作曲家、そしてリーダとしてグループを率い、アメリカ東海岸を中心にライブ活動を精力的に行う。

2003年に米国でファーストCD"A New Dance"をリリース。ジャズのスタンダード"My Romance"や"Cherokee"だけでなく、シンディ・ローパーの名曲"Time After Time"などのアレンジは古くて新しい。その後、昨年の秋に国内でのメジャーデビューとなるセカンドCD "Of Blue"をリリース。一曲目からSwing Out Sisterの"Breakout"から入り、ボサノバの神、アントニオ・カルロス・ジョビンの"Fotografia"をはさみ、カーペンターズの"Close to You"などをピックアップ。ボーカルアレンジは全てつねが担当。彼自身の作曲の中では"I Can Fly"が心地よく耳に残ります。リンククリックでWindows Media Players視聴できます(Geneon Entertainmentのサイトより)。

 Syncopation: ホームページ
          (New Dance/Of Blueの視聴あり)
 つねホームページ: Crazy Harmony
            (彼の様々な想いが詰まっています)

そもそもは大学の「ジャズ愛好会」なるサークルで僕らが一年生の時に同じバンドで、彼がAll of Meを唄って僕がピアノを弾いたのが知り合ったきっかけでした。その後彼はジャズに限らず唄を追求するために、当事はまだ流行でもなんでもなかったアカペラサークルを立ち上げ、がむしゃらにアメリカの大物アーティストのボーカルアレンジを聴き、ときにジャズのハーモニーを取り入れ、学内・学外で公演をするなどと精力的に活動をしていました。

newdance.jpg

当事は「あべつね」と呼ばれていた彼、最近はプロ野球を乱す暴君ナベツネと名前がかぶりがちでイメージが悪いので、「つね」と呼ぶようにしています。

その後、いつの間にかオーストラリアに一年ふらっと行ってたとか、バークリーに行ったというのを風の噂程度ではきいていたけれども、まさかこんなに熱くて心を掴めるアーティストになっていたとは思いもせず、彼のCDやWeb経由での彼らの音楽を視聴したら軽く度肝を抜かれました。すごいやん。94年に初めて一緒にやったときはお互いひよっこだったのに、いつの間にか羽ばたいてるよ。

ofblue_1.jpg

正直、ジャズピアノを生業とすることを自ら放棄した僕にはそんな彼がまぶしくて、嫉妬する気持ちも少しはあったのですが、「世の中にもっといい音楽を届けたい」と純粋に頑張っている彼を見るとそんな妬ましさはいつの間にか消え去り、今や純粋に彼を応援しています。

彼の音楽、彼らの芸術作品を聴いて感動を覚えた人が、「つねっていいんだよ」「Syncopationっていいグループなんだ」と、友達におすすめしてくれたらいいな。そのためには、まずは聴いてもらわないとな。そんな想いから、この企画を思いつきました。

音楽好きによる、音楽好きのための、音楽好き企画とでも言おうか。
さて、その企画とは。

みんなとSyncopation企画その2」につづくんです。

 Geneon Entertainment: Syncopation "Of Blue"
                 Real/WMPで視聴もできます



ジャズピアノを始めて10年間、なぜか出会う機会がなかった超イカしたピアニスト、福田重男(pf)さん。

shigeo

先月30日、雨が降りしきる中、ヴォーカリスト峰村泉に誘われて、とともに南青山Body&Soulへ行きました。目的は、福田重男トリオLive。

以前、高田馬場のライブハウス「コットンクラブ」にてセッションに参加した時に初めて演奏を聴き、こんなかっこいいプレイができて、泥臭くてジャジーで黒人っぽい、日系ジャズピアノのメインストリームから大きく外れた人がいるんだと驚き、大好きになりました。峰村泉も同じく、かなりの福田さんラブっぷり。誘ってくれてありがとう。

shigeo
福田重男+上村信+広瀬潤次

8割がた埋まった客席。常連や福田さんのファンが固唾を呑み、バラードのイントロが始まると共に訪れる静けさ・・・と思いきや、奥の席で飲んでいたお客さんが「すいませーん、おひや、おひやちょうだい」とだみ声。マナーのない客は困るなと思っていたら、店員がすすっと客席に行き、何やら静かに諭している。「他のお客様にご迷惑になるので、ライブ中は静かにお願いします」というキホンのキを言ったのであろうか?客同士でお互いに「しーっ」のポーズをしあって、やっと静かになったのを見て、いいライブハウスだなと感心。

しっとりとしたバラードも、ファンキーなオリジナルも、お馴染みのジャズスタンダードも、全てが福田流のプレイ。どの曲をやっていても、聴いているとグイグイと引き込まれ、引っ張られ、抗うことのできない流れに飲み込まれてしまう。気付くと曲が終わって、ふーっと一息がつける。そんな感じ。

彼が自身のホームページ内で、特に追求しているポイントについてこんな事を書いています。

音楽にはいろんな要素があって、例えばテクニックを追求する人もいるし、あまり巧くはないけど味のある人もいるよね?僕が追求しているのは2拍4拍のポイントの位置っていうのかな、向こうのミュージシャンはポケットっていうんだけど、演奏している全員が吸い込まれて行くポイントっていうのがあるんだよ。で、そのポケットをいかにピシッとシャープに決めることができるか、いかにスイングするかっていうことを追求してきたワケなんだけど、ロンとかジョーはそういった意味では、完璧なミュージシャンなんだよね。で、その彼らと演ってみてピシッと決まったんで、そう思ったわけ。
(Interview about Recording of INNER VIEWSより抜粋)

そう言われてみれば、「上手い」プレイヤーは沢山いるけど、グイグイひっぱられるようなリズム感、疾走感のある人は少ない。その点、彼のピアノは最初の4小節で彼のペースに飲み込まれてしまいます。

一度聴いたらもう虜。CD「Inner views」を現地購入し、サインをしてもらい、すっかりファンになった妻と記念フォト。

shigeo

 インナー・ビューズ
 Inner Views/福田重男


次回の南青山Body&Soulライブは6月27日。
興味のある方は早めにご予約を。



峰村泉が唄う姿は、さながら獲物を探して闊歩する女豹のよう。

izumi

2005年6月4日。大粒の雨が降りしきる中、水道橋のジャズクラブ「東京倶楽部」にて、峰村泉が吼えた。ゴールデンウィークに行われたファーストライブに続き、二度目の登場。

前回は、なれないメンバーと初めて人前で演奏することでガチガチになっていた僕。自分以外のメンバーもまだ慣れず、凡ミスが致命的な崩壊に通じるような有様だった。今回は大幅に改善。リハーサルの時点で互いにダメだしをして、予め言いたいことを伝え合っていた為、本番は今までになくスムーズな進行。メンバーの誰かが小さなミスをしても、互いにカバーしあえるような余裕。

izumi

当日の昼、嫁が「女豹」メイクを本人のリクエスト通りに施し、気合い充分の泉。MCも、ときに女豹モード、ときにボケボケモードでリラックスしながら、バンドメンバーと会場を笑いの渦に引き込む。

izumi

緊張もほぐれ、気分が乗ったメンバーをバックに唄う泉は、水を得た魚のように音の洪水の中を自由に泳ぐ。心なしか顔も楽しそう。そんな泉に触発されてか、ギターが鳴きベースが唸りドラムが疾走する。僕もピアノを弾く。

izumi

1st Stage中盤、ピアノとのデュオで唄ったシンディ・ローパーのTime After Time。5分程経過したところで、彼女の「スイッチ」が入った。今までになかった広さで、泉の喉が開く。会場内に響き渡る倍音。それはまるで声というよりは管楽器のようで、特徴的な「コォー」という高い音が聴こえた。狭いトンネルの中を車で通っている時の音、といえばわかるだろうか。低い音に中くらいの音、その上に高いと更に音が重なって、一つの太い音の柱を織り成している。

izumi

うねりのある音がぐるぐると会場を廻る。客席は水を打ったように静かで、まるで時が止まったかのような錯覚に陥る。それでも自分の手はピアノを弾き続け、彼女は唄い続ける。最後の音のリバーブが消え去るまで。

曲が終わり、醒めた泉がふと我に返り、何事もなかったかのように飄々とした喋りに戻る。勢いづいた彼女は誰も止めることができない。ぐいぐいとバンドを引っ張り、ときにバンドの後押しを受けながら、あっという間にセカンド、そしてサードステージを終了。会場内は常に満員という、普段からは考えられない状態。

半ば無理やり持ち込んだアンコール曲"But Not for Me"も、アドリブを終えてラストのメロディーを唄っている頃にはメンバー全員の心が一つになり、暗い失恋の歌がにわかに明るく、人生なんとかなるさ的な曲へと変わっていた。

頑張っていれば、人生はなんとかなる。本当にやりたいことを始めるのが二十台半ばからでも、真剣に打ち込めば大衆の心を掴めるパフォーマンスを発揮できる。それを身をもって示してくれた峰村泉。彼女に盛大な拍手を送り、今後の更なる飛躍に大きな期待をしたい。


ライブに来てくださった皆様、本当にありがとうございます。
今後もバンドメンバーともども、よろしくお願いします。

ライブに来れなかった皆様。音源を聴き、気に入って頂けたなら、峰村泉の今後の活動をご支援下さい。確実に期待以上の価値をライブで届けられる秀逸なヴォーカリストです。

ライブ音源
1st Stage
 Every Breath You Take (インスト)
 Old Folks (インスト)
 My Romance
 Time After Time
 The Rose
 You are My Sunshine

2nd Stage
 Bag's Groove (インスト)
 Summertime
 Cry Me a River
 It's Only a Paper Moon
 Cant Keep My Eyes Off of You

3rd Stage
 Alone Together(インスト)
 So What?(インスト)
 Close to You
 Desperado
 Stand by Me
 Route 66
 But Not For Me


後記

一部、満員で入店及び着席ができなかったお客様がいらっしゃったと聞きました。申し訳ありません。一人でも多くの方が座れるよう、お店のスタッフに配慮・努力いただくようお願いしておきます。

尚、このページに貼ってある写真は、4月からフリーランスの道を歩み始めたフォトグラファ、山口イッキ君による作品です。リハーサルから最終ステージまで、まるで忍者のように音を立てずに何十枚、何百枚もの写真を撮ってくれた中から厳選して送ってくれました。彼も泉と同じく、本当に好きなことを始めた偉大なアーティストです。

皆様の要望に応じていい仕事をしてくれるので、結婚式、パンフレット、ライブ等で腕とセンスの両方を持ち合わせたフォトグラファを必要とされる方はIkkiy.netを参照下さい。仕事の直接の依頼はこちらのフォームにて。

関連Blogエントリ:
 峰村泉 Web Diary: 水道橋・東京倶楽部
 暮らしの画帖:音って凄い by 栗原由子
 日々美しく:東京倶楽部☆
 Energy of Beauty:リクエストは「女豹メイク」
 Tanujazzの日記:[演奏日記]東京倶楽部
 Tanujazzの日記:[演奏日記]6/4東京倶楽部(の続き) 写真がもう少しあります
 背水の陣研究会:やっぱり生がサイコーっ! じゃんじゃん研究してください



(5/10追記 2nd Stage音源アップロードにつき、1st Stage音源は削除しました。ご了承下さい)

GWまっただ中はジャズ旋風で大盛り上がり。

Izumi

5月4日、都内某所にて強烈なセクシー旋風が巻き起こりました。強烈なうねりの源は現在もっともホットなジャズヴォーカリスト、峰村泉

Izumi

嵐の前の静けさ。ライブ当日の昼は北斎茶房でハヤシライスとアイス最中を食し、まずはエネルギー補給。この時の彼女はノーメイクにつきピンボケショットで。外には雲ひとつないバカっ晴れ。はるか上空に見える飛行機雲の先っぽを操縦しているのは友人の仲間か。本日のメイク担当はYuko、瞬き一つで男一人倒せるほどの強烈な風を起こすべくマスカラをガンガンに塗ります。カメラに向かってセクシービームを送る泉。このとき既に墨田区亀沢界隈は風速30m/s。

Izumi

夕方、ライブ会場「東京倶楽部」にメンバー到着。ぴったりFitなドレスに身をまとった泉登場とともに卒倒する男性客多数、彼女から目をそらさずにはまともにプレイできないミュージシャン数名。ピアノは手が震えてまともにひけません。唯一ギターだけはクールに。でもきっと心中穏やかでないはず。

ポップスやロックの名曲をジャズに織り交ぜつつ、3ステージに渡って17曲(アンコール含む)お送りしました。延べステージ数(=1ステージあたりのお客様数、重複含む)は85ステージ程度、1ステージあたり30名近くのお客様に聴いて頂けました。ありがとうございます。

強烈なルックスに負けるとも劣らない、豊かで幅広い表現力を持つ泉のヴォーカルにノックアウトされた方は何名いたのでしょうか。正確に把握してないものの、再起不能になりかけた男は少なくとも10名、聖書禁断の同姓愛に目覚めかけた女性も8名ほどいました。メンバー一同、御礼申し上げます。

Izumi

次回ライブは6月4日です。予約は東京倶楽部 03-3293-6056 まで。

演奏曲目及び録音mp3ファイル:

1st Stage
 Unit Seven (ヴォーカル無し)
 You are my Sunshine
 My Romance
 My One and Only Love
 Close to You
 It's Only a Paper Moon

2nd Stage
 Sunny (ヴォーカル無し) ライブ録音 (注1)
 Donna Lee (ヴォーカル無し) ライブ録音
 Desperado ライブ録音
 But not for Me ライブ録音
 Moon River ライブ録音
 New York State of Mind ライブ録音

3rd Stage
 Yardbird Suite (ヴォーカル無し)
 Have You Met Miss Jones? (ヴォーカル無し)
 Blue Skies
 Night and Day
 Time after Time
 Misty
 Can't take My Eyes Off of You
 Route 66 (アンコール)

注1:ライブ録音音源(mp3フォーマット)は、リンク部分を右クリックし「リンク先を名前をつけて保存」(Internet Explorerの場合)でご自分のPCに保存ができます。サーバ容量が限られているため、現在は1st stageの曲目のみお聞きいただけます。

今後、2nd stage及び3rd stageの音源をダウンロードできるようにローテーションしますので、音源の更新情報は本サイトの最新記事をご確認下さい。

他の方のエントリ:
 tanujazzの日記 - [演奏日記]ライブ@東京倶楽部 with 峰村 泉
 グローバルフードネットワーク - 水道橋 東京倶楽部
 峰村泉 Web Diary - 東京倶楽部・水道橋



日曜夜は、XEX代官山にて、峰村泉、森田サトシと三人でジャズのプチライブでした。

友人Ukakoの好意で、彼女のお友達のウェディングパーティでBGMを担当させてもらうことに。会場から開演まではインストでBGM、入場はベースと二人でウェディングマーチのジャズアレンジ、そして歓談タイムはミニライブ。

Izumi
峰村泉トリオ in XEX代官山

午前中のリハーサルでやった曲の中から、泉が知名度の高い"Fly Me to the Moon" "New York State of Mind" "Close to You"などを選び、静かに歌を開始。ひっそりと部屋の隅からBGMを提供するつもりが、パーティゲストの方々はライブをじっくりと聴いてくれて一曲ごとにきちんと拍手が。さすがは聴かせる歌声、峰村泉。思わぬ大反響でした。

Izumi
Trio & friend, Saeko

聴かせると言えば、ウェディングパーティの大トリ、Ukakoの敬愛するshigehiro氏。和田アキ子が歌った名曲、「あの鐘を鳴らすのはあなた」をピアノをバックに新郎新婦のために熱唱。「上手いカラオケ」っぽい歌い方ではなく、オペラのテノールのような艶と深みのある声で。

Izumi
Shigehiro(Vo)

パーティ前のリハーサル一回だけとは思えない質の高さで、2コーラス目からは誰からともなく始まった手拍子で大盛り上がり。「♪優しさや いたわりや」というところではぐっとトーンを落として優しく唄い、「♪あの鐘を鳴らすのはあなた」のところは一気にクレッシェンドで力強く。一番近くにいた僕は鳥肌を感じながらの伴奏、Shigehiro氏の唄いっぷりはプロ顔負けにお見事。心のこもった唄は最高のプレゼントだったのでは。

人の結婚式で余興を依頼されるのは、かなり信頼されているということ。期待以上のパフォーマンスを提供できた泉とShigehiro氏、二人とも最高に素敵でした。全てを二日前までに決めて成功裏に導いた幹事Ukakoの手腕も、実にお見事。どの業界にも、いい仕事をする人はいるもんです。

♪ あなたに逢えてよかった
 あなたには希望の匂いがする



峰村泉ちゃんと一緒に、スタジオでリハーサルをしました。5/4 & 6/4のライブ@東京倶楽部に向けて猛特訓。

市ヶ谷から徒歩8分、大妻女子大学・東京家政学院のすぐそばの、Beats Paradiseという、新しくて設備も整ったスタジオ。

Izumi

久々にバンドメンバーが揃っての練習は、かなり楽しい。普段は家でリフティングばかりやっていて、久しぶりに芝生に出てみんなとサッカーができる選手のように。一番大きな部屋にはグランドピアノもあり、電子ピアノと比べると弾いた時の喜びは人工芝と天然芝ぐらい違います。もしくはビニールと天然の革ぐらいとか。

泉(左上・右下)は見ての通り、リハの時でもビートに任せて踊りながら唄います。本人が凄く乗ってるから、一緒に演奏している僕らもビートが益々乗ります。ベッカムやジーニョとサッカーしたらこんな風に楽しいんじゃないかねって感じ。

2時間で10曲以上を試行錯誤しながらアレンジするのは、作戦会議もしくは模擬ゲームさながら。たまに失敗する時もあるけれど、リハーサルなのでOK。ここで失敗の種は潰しておきます。今日もイエローカード1枚貰いました。

Izumi

僕以外のバンドメンバーが泉とプレイするのは初めてでしたが、難なく受け入れられてリハは無事終了。本番までにもう一度リハがあるので、更にボールに磨きをかけられます。

え、サッカー隠喩はもう充分だって。

あとは本番で、僕がPKを外さなければいいんですが。
もういいって。



たまには宣伝でも。

+
ポスター by 栗原由子 → 暮らしの画帖 (栗原由子のほぼ日刊日常絵巻)


日本に居られるのもあとわずかなので、駆け込みで2ヶ月連続ライブをします。めっちゃソウルフルなボーカリストの峰村泉をフィーチャーして、ポップスからジャズスタンダードまで幅広くお届けします。彼女とは二ヶ月程前に知りあったのですが、表現力あり、声量パワフル、ルックス抜群でセクシー、一体神は何物を与えれば気が済むんだよ、っていうアーティストです。

GWを東京で悶々と過ごしている皆さん、是非おいでください。

[会場]

 東京倶楽部
 東京都千代田区神田駿河台2-11-16
 03-(3293)-6056

 JR水道橋最寄駅、徒歩4分

 http://www.tokyo-club.com/intro (HP)
 http://www.tokyo-club.com/contact/map.html (地図)

[演奏予定時間]

 第1ステージ: 19:10~19:50
 第2ステージ: 20:20~21:00
 第3ステージ: 21:30~22:10
 
[ミュージックチャージ]

 700円/ステージ

[出演者情報]

 峰村泉(vo)
 森田サトシ(b)
 小原シンペイ(ds)
 田沼フミヒコ(g)
 永田ジョージ(p)
 
[演奏曲目]

 ちょっと硬派なジャズから8ビート、
 シンディー・ローパーまで幅広く。



TOKU、小沼ようすけ、日野ケンジ。ジャズ続きで。

aiai

この名前を全員知っているあなたは、かなりの日本ジャズ事情通。TOKUさんは甘い歌声とフリューゲルホルンが売り。車のCMではジャズアレンジの「ドレミの歌」が流れ、Four RosesのCMにも出演し、「あの歌は誰だ!?」と話題に。小沼君は10年近く前にギブソン・ギターコンテストで優勝した凄腕の持ち主、その後の活動もジャズに限らずケミストリー等のポップアーティストとコラボレートし、可愛い顔も人気にプラス。日野ケンジさんは、日本を代表するジャズトランペッター日野晧正の息子でもあり、ベースの腕前も折り紙つき。

若手のトップランナーである三人が結成した新進気鋭のTKYに、同じく若手で凄腕のドラム大槻"KALTA"英宣とピアノ・キーボードに秋田慎治を加えたユニットのライブを、六本木のライブハウスSTB139にて観てきました。

キャンセル待ちでチケットが3枚取れたので、もう一人誰か誘おうかなと思っていたら、じぶん日記の55aiaiさんがTOKU好きとのこと。こりゃいい機会かなと思って誘ったところOKのお返事。STBにて待ち合わせし、Blogの文面や写真からは伝わってこない人柄はどんなだろうなあ、カメラはどんなだろうとドキドキする胸を抑えご対面。

 じぶん日記: 「六本木スイートベイジルでTOKUに酔う」
 
想像以上に気さくな人柄と、思ったとおりの細やかな気遣いと、予想以上に大きなカメラを見ることができました。外食エントリが多い彼女にとっては欠かせない食べ物写真は、かなりの接写。僕も真似して接写。食べるのをそっちの気でグリッシーニ&生ハム(写真左上)とチーズ盛り合わせ(右上)を接写しているペアってどうなんでしょうか。

ライブ開始してしばし経過後うちの相方殿も到着し、ライブはいよいよヒートアップ。TKYは激しいユニットであり、一般的なTOKUさんのイメージである甘い歌声は最後の30分ぐらいでやっと披露。ハードなジャズファンもしくはTKYファン以外にとっては、もっとTOKUさんの歌が聴きたかった・・・と思ったかも。ちょっと期待はずれだったらごめんなさい!

ライブ終了後、楽屋に上がってTOKUさんと小沼君(写真左下)にご挨拶しました。

TOKUさんとは前回セッションで一度お会いしていたので、覚えてくれていました。ラッキー♪ 小沼君は、96年頃に僕のピアノの師匠となぜか筑波近辺で演奏をしていたので、いつも演奏を聴きに行っていました。いつの間にかソニーからメジャーデビューしていて、ちょっと恐れ多くてなかなかライブに行く機会がなかったのですが、前と変わらず気さくなお兄さんでした。aiaiさんを「エレガントですよね」とべた褒めしてて、さすがプロの貫禄、前より饒舌になったんじゃないですかなどと冷やかして退場。

駅でaiaiさんと別れ際、「明日宅急便が大阪から届くから受け取ってくださいね」と告げられる。なんと、大阪からお土産(写真右下)を送ってくれたとのこと。んー、なんという気遣いの人だ。次回はハイナンジーファン食堂でご一緒することを約束したのでした。はやくも次が楽しみ。

 前回のTOKUさん: おトクなセッション@高田馬場 Cotton Club
 お勧めBlog: じぶん日記 美味しい画像や綺麗な手作りアクセサリー等など



たまにはジャズでも。

Cotton

金曜日のBJ Dan・Nandeeライブ後(参照:昨日のエントリ)の深夜1時。最近仲良くなったお友達のKyokke君を連れて高田馬場のCotton Clubセッションに行きました。彼はジャズを普段聴かないのに、「行く?」と言ったら「いくいくー」と来てくれてなんだか嬉しかった。以前のNandeeライブにも二つ返事で来てくれたナイスガイ。

前回のセッションではVocal/FlugelhornのTOKUさんがいたからか、かなりびしっと締まっていたものの、この日のセッションは終始和やかな感じ。途中、「犬も喰わない中年男のエロと悲哀を歌う50代男デュオ、ペーソス」という二人が乱入し、CD「生で甘えたい」発売記念に数曲歌っていました。歌詞の最後が「♪微妙~」というなんとも不思議な歌を披露し、観客は不思議なムードに包まれつつ暖かい拍手を。

今回のセッションリーダーはピアノの福田重男さん(写真上)と、ベースの上村信さん(写真下)。二人とも渋い、渋すぎでした。福田さんのピアノは知的でパワフルで、ちょっとハービーハンコックも好きそうな感じ。上村さんのベースは静かな中に熱いものを秘めてる感じ。二人とも一流のジャズメンです。

Cotton
Cotton

そんな二人と共演できるってんだから、色々な人がセッションに参加します。僕も含めて。中でも一番強烈だったのは、ヴォーカルの方で"Love"の「ラァー」発音をする時に舌をベロ~ンと4cmぐらい出していた人。かなりエロでアレですよ。

帰り際にKyokke君が「普段どこで演っているんですか?」と演奏者の一人に聞かれて困っていました。演っているかって?強いて演っているといえば、羽田とか・・・成田とか・・・ そう、彼はパイロットですから!男の子の憧れの職業ナンバー1。

朝帰りのKyokke君と二人、電車の中で「舌は要らないよね」「うん、舌出しは発音にないね」「見ちゃいけないと思いつつ、見ちゃうんだよね」「怖いもの見たさだよね」と盛り上がっていました。飛行機の中でもアホな会話をしているのでしょうか、彼は。

そんなこんなでジャズの印象はあまり残らず。ま、いっか。

 前回のCotton Club: おトクなセッション@高田馬場 Cotton Club



ファンクのお時間です。

Nandee

先週の金曜日の話なんですけどね。Very Cuteなミュージシャン紺野紗衣ちゃんが参加するライブを聞きに、三軒茶屋の綺麗なライブハウス、Grape Fruit Moonに行きました。三軒茶屋駅徒歩6分、ザ・大人の社交場という感じのお店「Dover」の地下1階です。

メンバーは、中川家弟にちょっと似た超ファンキーなベーシストのBJとドラムのDan、パンチのあるギタリストコンビ伊原兄弟、パワフォーボイスとメロウな声を唄い分けるソウル歌手のNandee、作曲家、編曲家&ピアニストにして森山直太郎のツアーパートナーでもある紺野紗衣ちゃん。

Nandee

前回、彼らのライブを聴きに行ったときは、矢沢A吉が店で大暴れしていて雰囲気が壊れていましたが、今回は平和でにぎやかなライブでした。一緒に行ったHitomiもノリノリ。写真で見ても判るとおり、顔は真面目なのに左手が無意識にパタパタ動いちゃってます。パタパタ・・・パタパタ・・・飛べません。

ライブはひたすら熱いファンクにソウル、そしてちょっとメローな曲も混ぜつつ。一言で言うとエンターテインメント。まさに音楽!って感じで。ほどよい狭さの店で、客とミュージシャンが一体になり、最後の曲では総立ちでダンシング状態。大人も子供も踊れない人も、Nandeeの"Jump on Joy!"のパワフルな掛け声とともにジャンプです。

Nandee
Nandee

ライブ終了後、完全燃焼したメンバーとだべリング。Hitomiはライブ中終始「サエちゃん超可愛い!」と言っていた憧れの彼女と記念撮影ですよ。ホクホク。

惜しむらくは、彼らへの差し入れに持っていった北斎茶房のかすてらを、電車か駅かコンビニで無くしてしまったこと。ADHDという資質を持ってしても、悔やんでも悔やみきれません。北斎茶房さんごめんなさい。

あ、忘れるとこでした。なぜカナダドライかって。
ギターの伊原さんがカナダに移り住んでしまうということで、ベースのBJ君がひたすらMCで「カナダ人はいつもカナダドライを飲んでいるんだよね」的なネタで攻めていました。一回目はすべり気味、二度目はややウケ、三度目に「カナダドライ片手にね」と言ったところで観客笑う。笑いを取るまでは決してあきらめない、これぞ大阪スピリットですよ。

関西メンバーがメインのこのバンド、音楽にもそのスピリットが生きていました。僕も見習わねば、カナダドライ片手に。

 伊原兄ページにて別アングルからの写真も: Nandee w/Special Sauce

以前のエントリ:
 紺野紗衣の生きた音楽
 矢沢という名の暴力:Boss

尚、今回のBlogの写真レイアウトはAppleさんの 「Chez Robin」ナオさんのためのPhotoshop簡単図解を参考にしました。Thanks! これからも参考にします。



高田馬場に昨年11月オープンしたての、現在もっとも熱いジャズクラブ「Cotton Club」。金曜日深夜、はじめて遊びに行きました。ジャズ好きなら高田馬場のジャズクラブ「Intro」はご存知かもしれませんが、そこのオーナーの茂串さんが「現代人のみんな、もっとジャズを楽しもうぜ!」とオープンしたお店です。

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高級な佇まいの1階店内。外にはWendy's・・・

このお店の特徴は、1.広い 2.綺麗 3.食べ物がおいしい 4.若手の大物ミュージシャンが多数出演 そして 5.カバーチャージなし、ミュージックチャージなしという破格の料金制度。通常、セッションといえども1000円ぐらい払って聴くなり参加するなりですが、ここはタダ。一応、一人1500円の注文をして下さいねとのことですが、酒飲みならあっという間に1500円、ジュース飲みの僕はジャーマンポテトとジュースニ杯でノルマ達成です。

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TOKU with Izumi セッション中

今日はラッキーデイ。深夜まではフリューゲルホルン&ヴォーカルのTOKUさんが率いるバンドのライブで、深夜からは彼らがそのままホストとなりセッションです。TOKUさんはFour RosesなどのCMでちょっとくぐもった声で歌う、渋いジャズマン。一緒に行ったMeguも「去年初めて聴きに行ったジャズの生演奏がTOKUさんだったの!」と興奮気味でした。

僕も数曲、一緒にやらせてもらいました。一番楽しかったのが、バラードの定番「Misty」。ヴォーカルのメロディーラインにTOKUの柔らかいフリューゲルホルンがそっとからみます。ピアノを弾きながらホルンの音色に聞き惚れました。

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この日はなぜか、ベルリンフィルハーモニック・オーケストラの人達が遊びに来ていました。クラシック界のトップがちょっとお遊びでジャズをやっていましたが、ずるいです。堂々とした叩きっぷり、吹きっぷり。

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最後の締めは、やはりTOKU Quartet。高速で"How High the Moon"を唄い、吹きます。いきなりドラムとヴォーカルのデュオから始まり、途中ベースとピアノが入り一気に盛り上げていました。スタイリッシュなドラマー吉岡さんは、10年前にジャズピアノの手ほどきを受けたKAZUこと横島和裕さんとCDを出しています(リンク先:吉岡さんDirect販売)。おすすめ。

 TOKU (flh)
 堀秀彰 (p)
 池田潔 (b)
 吉岡大輔 (ds)

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聞き惚れるIzumi&Megu。

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1500円で唄えて飲めて食べられるなんてサイコーにおトク!
二人とも大満足

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TOKUさんと再会できて嬉しいMegu、記念にツーショット

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1階レストランには個室もあり、2階は50年代ニューヨークのバーのようなシックな雰囲気。パーティにもうってつけのお店です。

各種リンク
 高田馬場 Cotton Club
 高田馬場 Intro
 Sony Music: TOKU Official Site
 峰村泉 (vo)
 くみたん日記:おしゃれなカフェでランチ



ジャズを超えたジャズはジャズと呼べるか?Radioheadを芸術作品へと変えられるピアニストとは。

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先週末の日曜日に、友人hirocと共にピアニスト、ブラッド・メルドーのコンサートを聴きに行きました。墨田区が誇る素晴らしいホール、すみだトリフォニー・ホールを初体験。ピアノはスタインウェイのフルコンサート。ああ、欲しい。

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 「ジョージ、どこ住んでいるの?」
 「錦糸町。」

と言うと、大体「え?なんで?」という顔をされる街、それが今の錦糸町。南口徒歩2分で風俗があるマイナスイメージは拭い切れていませんが、北口徒歩4分にあるトリフォニーは「これからの錦糸町」のイメージアップに一役買っているようです。ホールの造りも、スタッフの質も客層も、全てがちょっとハイソでした。頑張れ錦糸町。

出演者のブラッド・メルドーは「ジャズピアニスト」としてひとくくりにするにはあまりにもアヴァンギャルドなアーティスト。50年前お金のない人の音楽だったジャズは、今やお金があって幼少からクラシックピアノの教育を受けられる人がする音楽です。

ジャズピアノの基本奏法は左手で和音を弾いて、右手はフレーズを弾く、というものです。彼にとって既存のジャズピアノなんてどうでもいいよといった感じで、右も左も自由にフレーズを弾き、バロックのように対位法的な音使いをしたと思えば、左手が右手を超えたりもします。

クラシックもロックもポップスも関係なくオープンに聴いてきた彼の選曲は、ジャズに限りません。ビートルズでもRadioheadでもポール・サイモンでも、気に入ったものは彼の中で噛み砕いて演奏してしまいます。「ああ、ビートルズをジャズっぽくしたのね」という感想で終わってしまうような中途半端なアレンジではなく、完全にメルドーの音楽へと変換されています。

アドリブの日本語は「即興」、彼のパフォーマンスはそのような単純な言葉では表せません。英語で言うImprovisation、原曲のテーマを元に、実験的に創造しながら展開し作曲をしています。4拍子に限らず、5拍子、14拍子、変拍子となんでもありです。「これがいい」と彼が感じるから、そのように演奏する。聴いていても自然に感じます。

客層を見ると、メルドーがジャズリスナーならずともクラシックリスナーに受け入れられているのが判ります。アヴァンギャルドなジャズのライブやコンサートは多くの場合ちょっと社会の端っこ、一般と感性が違う人達、怪しい風貌の人間が聴きに行くものですが、メルドーのお客様は普段クラシックを聴きなれている風な方が多かったです。リズムに乗って首を動かす人は見渡しても2人、最高のアドリブの後に"Yeah"と叫んだり拍手する人は皆無、一曲が終わった後に"Yeah"と叫んだのは3人程、しかも全員外国人。

ピアノトリオも好きですが、メルドーが彼自身の内なる音を誰にも邪魔されずに表現する、ピュアな創造現場を体験できるのはソロならでは。2年前の同じ場所でのコンサートがCD化されているのも納得できます。

音楽家として、ピアニストとして。今後の彼の飛躍に期待です。


 当日の曲目一覧: デュオジャパンHP
 オフィシャルサイト: Brad Mehldau

個人的なお勧めCD

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2003年、すみだトリフォニー・ホールでのコンサートより。国内盤のみ2枚組み、輸入盤は1枚。オフィシャルサイトでフルにて、CDからフルに3曲が視聴できます。Monk's Dreamの中にチャーリー・ブラウンのテーマが聴こえます。そう来るか・・・。

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数枚のトリオ・アルバムを出したあとに、吹っ切れたように「ジャズらしくない演奏」をするメルドー。Radioheadがこんな芸術作品になるなんて、と誰もが思うはず。



きっかけがなんであれ、ちょっとした縁を感じると嬉しいです。

新進気鋭のピアニスト海野雅威(うんの・ただたか)君のピアノトリオを聴きに、南青山のジャズクラブ Body&Soulに行きました。「海野トリオ、最高にいいんだよ」と去年末から熱烈プッシュしていた友人のAcoを誘い、三人で。

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入店するなりAcoがびっくり仰天。Body&Soul店内に彼女の友達がワンサカいました。友達家族と関係者でざっと予約20名以上、店の半分です。なんでも、そのお友達は海野君のピアノを一昨年に聴いて惚れ込み、その後多くのライブに通いつめ、お友達にも紹介する熱烈なサポーターだとか。

僕らも熱烈に海野トリオをPRしていますが、それ以上にサポートしている方がいた。しかも、その方は友達の友達だった、なんて。ちょっと縁を感じてしまいます。お友達とはこれからも海野トリオのライブ会場でお会いする気がします。

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ピアノ海野君。最近はMCもすっかりリラックスした感じで、お客さんとのやりとりを楽しんでいました。席がピアノから遠かったのであまりいい写真は撮れず。

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ドラム海野君。ピアノは「うんの」でドラム「うみの」、言い間違えそうになります。いつも楽しそうにドラムを叩いていますが、今日はお客さんとの一体感が強いからか、とても楽しそうでした。こっちに気付いたのか、微妙にカメラ目線です。「写真ばかり撮ってないで演奏も聴いてね」と言いたげ。

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ベース吉田君。演奏中は真剣な顔8割、笑顔2割ぐらいだけど、海野君がMCを始めると常にニコニコです。「海野、MC頑張ってるな。そうそう、その調子。」と見守る姿はまるで生徒を見守る高校教師。一緒に行ったAcoちゃんが彼の実年齢29歳を聞いて苦笑。なぜ笑う。

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ピアノの海野君、ベース吉田君、ドラム海野君のトリオ。同年代であり、ジャズのキャリアも同じぐらい、オンでもオフでも仲がいい仲間達。音楽的に緊張感がありながらも精神的にリラックスしているこの三人がつむぎ出す音に、ステージと客席が一体感を味わえる空間。これが海野トリオの真髄です。

1st stageもよかったけど2nd Stageが泣けました。CD発売記念ライブということで、両ステージ併せてCDから6曲。海野君は何を弾いてもうまいんだけど、特にバラードのパフォーマンスで海野ピアノの真骨頂を感じます。1stで演奏したTristeも素晴らしいけど、2ndで弾いたIn The Wee Small Hours of The Morningは聴いているだけで心が洗われる気がする。彼が最後の音を弾き終えて拍手が鳴り始めるまでの間、客席から「うっとり」って感じの溜息が聴こえました。あるいはそれは僕の幻聴だったのかも知れないけれど、彼がバラードを弾いていると「一音も聞き漏らさないぞ」という雰囲気が店内に漂います。

海野トリオ、これからも応援します。


蛇足ですが、お店について。

テーブルに灯されたアルコールランプの光。お店の雰囲気はいかにもジャズ、って感じです。上品めのジャズクラブ。ランプのガラス越しの絵が綺麗なので何枚も写真を撮っていました。写真撮ってばかりいないで演奏聴けよコノヤロ、ってぐらいに。

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食事も充実しており、値段もリーズナブル、味もブルーノートに勝るとも劣らぬ本格テイストでした。スパゲッティ・アマトリチャーナと牛ステーキのカルパッチョを頼みましたが、美味しかったです。南青山という立地で商売するからには、音楽だけでは経費を払えないから食事でもきっちり利益をあげようというお店の気概と自信が感じられます。

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老舗ジャズクラブだけあって、音楽を決してなおざりにしない感じでした。お客様が音楽を楽しめるように、スタッフは影のように動く、できるだけ物音を立てない。基本だと思うのですが、意外とこれができていない店があったり。Body & Soulは安心して音楽を聴けました。演奏中の葉巻の匂いがちょっと気になったけど、それはお客様個人のマナーということで仕方なし。

若い友達を連れて行くにはちょっと格調高めに感じましたが、ジャズの雰囲気にどっぷり浸かれるいいお店でした。お勧めです。

 フォトアルバム:当日その他写真

以前の海野トリオ・エントリ:
 海野雅威CD発売記念 part 3@赤坂Bb
 海野雅威、待望のファーストアルバム発売
 海野雅威CD発売記念 part 2@小岩コチ
 海野雅威CD発売記念@御茶ノ水NARU



いい音楽にジャンルはございません。

ブラジリアン・ピアニストのイリアーヌ・イリアスのライブをBlueNote Tokyoに聴きに行きました。

イリアーヌって誰?というあなたに。以下BlueNoteの紹介ページより引用。

ブラジルのサンパウロ生まれ。祖父母がオペラ歌手、母親がクラシック・ピアニストという音楽的に恵まれた家庭に生まれ育ち、7歳でピアノを始めた。時はボサノバのゴールデン・エイジだったこともあり、アントニオ・カルロス・ジョビンやルイス・ボンファらの音楽に没頭。12歳になる頃には、それら名歌の数々をピアノで弾きこなしていたという。音楽学校を飛び級して15歳で卒業すると、そのまま教鞭を執るなど才媛ぶりを発揮。17歳でプロの世界に入る手掛かりを引き寄せる。

文字通り才色兼備な彼女がBlue Note Tokyoに出演するのは11年半振りとのことで、往年の彼女のファンらしい40代、50代のお客様が沢山来ていました。イリアーヌは超美人でスタイルよし、ピアノも一流で歌まで唄うようになり、商業的には大成功です。ルックスだけを見ると結構年をとってしまったなぁと感じるものの、艶のあるピアノの音色や独特の左手コンピングは益々パワーアップ。厳しいアメリカの音楽シーンで絶えずプレッシャーにさらされて、それでもアルバムを発売してライブで食べていけるのは素晴らしいです。

一緒に行ったメンバーも大満足、Blue Noteに初めて来たというHirocも「いやーよかったー」と嬉しそうにしていました。これで彼もBlue Note Soundの魅力の虜。ミュージックチャージに8000円+食べ物で一人1万円行ってしまいますが、超一流のミュージシャンを聴けるなら多少ふところを寒くしても行く価値があるかと。


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ご招待頂いたT-chuさん、ありがとうございます。
これからもBlue Note Tokyoをご贔屓に。



時代から廃れるナベツネ。これから時代が選ぶのはアベツネ。

1994年秋、大学のジャズ愛好会のライブイベントで、初めてジャズピアノを人前で弾きました。その時に同じバンドで歌を唄っていたのが、「あべちゃん」「あべつね」こと阿部恒憲。当時は僕らはジャズのノリなどよくわからず、練習を聞いた先輩が「お前ら、それでジャズやってるつもりなの?」と手厳しい突っ込みを受けたのが記憶に新しい。

その後、僕はそのままジャズピアノを愛好会で続け、彼は学内初のアカペラ・サークルを設立し、ジャンルにこだわらず多くの曲を自らアレンジしてライブ活動を継続。その後、風の噂で彼のサークルの後輩がラグフェアメンバー入りだとか、彼自身ミュージカル団員として世界ツアーをしたとか、アメリカで音楽活動を続けていると聞いていました。

そんな彼が帰国凱旋ライブをするという情報を得て、バレンタインデーに丸ビルのSOTOKOTO LOHAS KITCHEN & BARに行きました。

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(写真提供:フォトグラファー ヤマグチ イッキ @ ikky.net 2005/2/14 あたりに当日の写真があります)

いや、お店もよかったけど、ライブも素晴らしかった。よく響くアベツネの声、彼の温かみのある作曲とアレンジ、共演者Steve Sacksのフルートとサックスのノリ。

元々、機材も場所もないのに「ライブやろうぜ」というノリだけで、企画者にして大学先輩の「ダイサク」が色々とセッティングをして実現したこのライブ。勢いがありました。昔のよしみで僕も2曲参加させてもらったけど、10年間頑張ってきた彼と、10年間サボってきた自分の差を痛感しました。彼は本物、僕は誤魔化しかな。

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阿部君は、一言で言うと「努力の人」です。彼のページCrazy Harmonyのコラムの「出来ないということ (07.26.2004)」で述べている内容は、彼の真摯な生き方、音楽との向き合い方をストレートにあらわしています。

ちょこっと抜粋。

はっきり書くけれど、僕には音楽の才能なんてたいしてない。音楽において僕は、明らかに「天才型」ではなくて「秀才型」。英語でいうと「talented」かもしれないけれど「gifted」ではない。だから、コツコツと努力し始める前の自分の音源なんて聞けてもんじゃないし、のちにこうして音楽でご飯を食べて、メジャーデビューすることになるなんて夢にも思わなかった。

<中略>

だいたい、ミュージシャンになろう、と思ったのが二十二歳のときである。しかも、まるで音楽の教育なんて受けたこともないのに。

<中略>

スタートがこんなに遅いというのは、ミュージシャンとして致命的なことが多いのだけど、若さというものは本当にすごいもので、僕はこの無謀さに気づかず、二十二歳の僕は大学を出たら音楽で生きていきていこうと心に決めていた。はじめの二年こそ、なんとなく受けたオーディションに受かって入ったプロのグループで奇跡的にも音楽で生活していけたけれど、そのグループを抜けてアメリカに渡って、僕は本当に裸になることの意味を、全身で痛感することになった。

「オレは、なんてヘタなんだ。」

<中略>

はっきり言っていまでも自分はヘタだと思っている。<中略>コンプレックスがなかったら、たいして努力もしなかっただろう。才能があっても努力や工夫を怠って潰れていく人たちが多い中、それを怠らずに来たから今こうして音楽で生活をし、自分のやりたい音楽をたくさんの人に届けられるようになったんじゃないか、と思う。

いま現在、彼のライブを聞いて「ヘタだなあ」と思う人はいないでしょう。でも彼は、どれだけ上手くなっても「まだまだヘタだなあ」と自分を戒め、自分より上手な人から学び、これからも更に高いレベルに達すると思います。千里の道も一歩から。彼は最初の1キロで息切れせずに着実に走破するタイプ。今後、更に彼の歌、彼の名前を耳にする機会が増えることを願います。

あべちゃん。阿部恒憲君。今後も応援してるよ。

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応援ついでに彼のグループ"Syncopation"の最新CD"of Blue"を買って帰りました。参加ミュージシャンはカルロス菅野さんや塩谷哲さんを含む豪華メンバー。素晴らしい。

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素敵なライブ企画にお誘いメールをくれたダイサクさん、ありがとう。こう見えても彼は普通の企業のサラリーマン。決してテレビ局や広告代理店ではありません。

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そしてBlogに快く写真掲載を許可してくれた、フォトグラファーのヤマグチ・イッキ君。阿部ちゃんの後輩である彼とはライブ会場で初めて会ったのだけど、実はうちの嫁が1998年・2000年に学園祭で彼の写真展を観に行ったことがあったとか。なんとも奇遇です。

彼の作品・日記がPetit Ikkiyにあるので、素敵な写真に興味がある方は是非ごらんあれ。僕もデジカメで日々の記録をパチパチ写してますが、自分の写真と彼の写真を比べると恥ずかしくなります。ええ。いい写真撮りますね、イッキ君。

2/28 追記: http://ikkiy.net/music/ にてLive写真が追加されています。Thanks !

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顔を作るまでもなく、自然な写真を撮ってくれました。上手いなあ。彼もコツコツ派かな?

人は、生まれつきGiftedでなくても、努力次第でTalentedになれる。ちょっと勇気が出た一日でした。



力強い音楽には心を揺さぶられます。

おとといから風邪気味で、アヒュ!アヒュ!ゴホゴホ!と会社でくしゃみをしたり咳をしたりと迷惑をかけています。家帰れよ、って自分なら思うんですが、社内会議やらお客様との打ち合わせやらで寝てもいられず。

昨日は体がだるくなり、午後には熱も。でも、家で寝ているわけにはいきません。なぜなら、Take 6Live@Blue Note Tokyoの予約をしてもらっていたから。

Take 6とは。
男性6人のアカペラグループ。乱暴に言えば「ゴスペラーズ」や「ラグフェア」の元祖といったところ。その完成度は半端ではありません。1988年にアルバム"Take 6"でデビュー。アルバム内のシングル"Spread Love"はグラミー受賞、アルバムもグラミー受賞、そしてゴールドアルバム認定。その後出したアルバムも多くがグラミー受賞、世界各国でのツアーも常に満席という売れっ子ぶり。

ボーカルだけでトランペット、トロンボーン、ギター、ベース、ドラムセットやパーカッション等の音を全て再現してしまう表現力、6声が織り成す美しいハーモニー、そして力強く心地よい音の洪水を体験するためには、ライブチャージ10000円も高く感じません。高いけど。

彼らを生で聴くなら具合が悪くともへっちゃらです。2ndステージの9時半、怒涛の11人予約で着席。客席が暗くなり、ドラム、ベース、シンセによるイントロ。「あれ、DJがCDかけたのかな?」と思った次の瞬間にマイクを持ったTake 6がステージに躍り出る。完全に楽器の音だと騙されてましたから。

名古屋、東京、大阪と精力的にステージをこなす彼ら、声を酷使しすぎないように、という配慮からか1ステージは1時間半弱と短めであっという間。客席とのコール&リスポンスあり、客席に下りてきてファンサービスもあり、お約束の「コンニチワァ」に加えて「ダイジョブ?」「ダイジョブ!」等の簡単な日本語も披露し、最後にはサイン会まで。

途中、メンバーがオマケ程度にピアノも弾いてみたりギターも弾いてみたりしていたけど、それはそれで物凄く上手い。楽器系ミュージシャンとしても食えるんじゃないか彼らは、という感じでした。

興奮冷めやらぬ僕らもその場でCDを買い、ミーハーにもサイン会に。いや、いいんです、楽しかったので。彼らの声にすっかりノックアウトされました。

The Greatest Hits [BEST OF] [FROM US] [IMPORT]
The Greatest Hits by Take 6
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しばらくはアカペラ・ヘビーローテーションの日々です。



映画「ターミナル」にジャズマンが出ているのってご存知でしょうか?

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ターミナル:オリジナルサウンドトラックshopcart.gif

といっても、僕はまで見ていないんで今週末あたりに見ようと思っているんですが。そのジャズマンの名はベニー・ゴルソン。1950年代、ジャズが一番熱かったときに売れっ子だった人です。

今、世の中で聞かれている「ジャズ」という音楽が生まれて半世紀前ちょっとしか経っていないことを考えると、ゴルソンはまさにジャズの生き字引にして人間国宝。残念ながら、ここ数年で当時活躍した多くの人間国宝系ジャズメンが老衰や病気で亡くなっています。昨年もレイ・ブラウンというベーシストが亡くなり、世界中のジャズマンとジャズファンが涙しました。

そんな事情を尻目にとっても元気なサックス奏者、ベニー・ゴルソン。ターミナルに出演し、映画にちなんだ"Terminal 1"というCDをリリースし、今週、ブルーノート東京にてライブ。観てきましたよー。


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ターミナル 1 by Benny Golsonshopcart.gif

ライブに行ってきた感想としては、「うんうん、生き字引だ!」という感じ。50年前の音楽をそのまま飾らずに演奏。ブルーノートの客層のメインは通常30歳~40歳がメインなのですが、今日は彼の昔からのファンなのか60歳程の方もちらほら。

最新CDからの曲"Killer Joe"や"Caribbean Drafting"、そして、若くして死んだ天才トランペット奏者Clifford Brownに彼が捧げた曲"I'll Remember Clifford"などを演奏して、ほどなくステージは終わり。そしてアンコールで彼の曲の中でもひときわ有名でキャッチーな"Blues March"を演奏したところで客は大満足。カール・アレンの切れのあるドラムでビシッと締まりました。

最近は何かと賑やかなライブを聴くことが多かったのですが、彼のようないい具合に「枯れた」ミュージシャンを聴くのも刺激になります。

新しければいいってもんではない。
盛り上がればいいってもんでもない。
いい音楽をやることが大切なんだな、と。

どんな形で彼が出ているのか?
映画「ターミナル」も、俄然見に行きたくなりましたとさ。



2004年6月にこの世を去った、伝説の盲目シンガー、レイ・チャールズ。1月29日の公開に先駆け、彼の伝記映画を試写会で観てきました。

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Ray/レイ オフィシャルサイト
MSN映画特集「Ray/レイ」 (2/28まで)
ツボヤキさんによるRay紹介 (長いけどオススメ)

聖人ではなく、潔癖でもない。黒人なのに当初は黒人の解放運動のために戦おうとしなかった。ヘロイン中毒者であり、女癖も悪い、喧嘩っ早いと、完璧からは程遠い。彼がただ一つ、世の中で一番愛したものは音楽。彼の音楽には心を揺さぶる力があり、その魅力は世界中に伝わった。

音楽の力で難関を乗り越え、音楽で世界を魅了した。そんな波乱万丈な彼の生涯を包み隠さず伝えるすばらしい映画でした。

僕がジャズピアノを始めた頃にいつも好きで弾いていた、「我が心のジョージア」こと、"Georgia on My Mind" - それが映画の中で流れるだけで反射的に涙が出そうに。2時間半という時間があっという間に過ぎ、気づいたらエンディングロール。主役のジェイミー・フォックスが劇中でスタンド・インなしでピアノを弾いていたことはかなりびっくり。彼の動き方、弾き方は本当に往年のレイ・チャールズを見ているかの真似っぷり。

さて、映画の公開に合わせて、「ブラザー・レイ ~レイ・チャールズ自伝~」の本が発売されます。これは元々2005年中旬に出す予定だったものの、1月29日の映画公開と同時に発売することになり、急遽昨年11月から吉岡正晴さんによる日本語翻訳が始まりました。

12月中旬までには彼一人では翻訳できない、少しでも支援できる人はいませんか、という話が彼の知人から回ってきて、僕も少しだけ翻訳に貢献しました。レイの人生は2時間30分の映画では到底表現できない内容で、英語版のゲラは読み応えがありました。

僕が翻訳した部分は彼とマーティン・ルーサー・キング Jrとの関係について彼が語っているところ。

「黒人の隔離政策に対抗しろって言われてもね。僕は盲目だから戦いに加わることはできない。石やビール瓶を投げられてもよけることができないだろう?」
「でも、歌うことはできるんだ。マーティンの戦いを一緒にサポートすることはできるんだ」

一つひとつが印象的な彼の発言。映画と併せて読むと、黒人の人権獲得に彼がどれだけ貢献したかが伝わってきます。発売されたら僕も一冊いただけるらしい。楽しみ。


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ブラザー・レイ
~レイ・チャールズ自伝~
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2005年1月29日発売予定
レイ・チャールズ&デイヴィッド・リッツ 共著
吉岡正晴 訳・監修 
予価:2,100円(税5%)
ISBN 4-900901-49-0

1・29の封切が楽しみ。
また、会いにゆきます、Ray。
次はティッシュ持参で。



タダで音楽を聴いていいんですか。いいんです。

昨夜、仕事後にそっこーで参加したライブ。赤坂BフラットにてCD発売記念の海野雅威トリオ+2ゲスト。

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ギターの吉田智君、アルトサックスの小川高生さんが入った豪華ライブ、しかもなんと、昨日に限ってはミュージックチャージはタダ。いまどきのワンコインなんて目じゃない、0円です。ノーコイン。もちろん飲み物や軽食ぐらい頼みますが、通常ジャズ聴くとミュージックチャージ2500円+テーブル+食事で一人5000円が相場なのに、なんとも親切なノーチャージDay。

皆さん財布がそれほど寒くならないため、CDの売れ行きも好調だったようです。誘った友人二名も大満足、最後にそれぞれCDお買い上げでした。

ミュージシャンの一人が「ノーチャージの日だと沢山来てくれるんだけどなぁ」とボソリ。確かに、ライブ1回2500円、CD1枚2800円と考えると、繰り返し聞けるCDと比べて1回しか聞けないライブは高い。なんでそんなものに2500円も払うんだ?ノーチャージで行ってやる!という気持ちもわからないでもない。

でも、ビーフラットでの彼らの演奏は、以前と全然違って聴こえた。その日そのときによって得られる感動や聴こえてくる音色は変わるから、そのためだけに2500円払っても惜しくない。更にCDも買って、またとない瞬間を永遠に保存した音を堪能するとなおよし。

感動に払うお金はいくらか。
それとも払わないか。


当日のライブ写真はこちら

以前のエントリ:
 海野雅威CD発売記念@御茶ノ水NARU
 海野雅威CD発売記念 part 2@小岩コチ
 海野雅威、待望のファーストアルバム発売



2日連続で海野雅威ピアノトリオのCD発売記念ライブ。ほとんど追っかけですね。

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今日は小岩のコチという渋くてアットホームなお店にて鑑賞、2ステージをみっちり聴きました。いやはや。昨日聴いたばかりなのに、なぜか今日の演奏は新鮮に聴こえます。バンドとしてまとまっている彼らが、その瞬間にやりたいと思った方向に演奏を進められるから、同じ曲を同じテンポでやっていても観ている方は飽きません。今も彼のCDを聞きながらこれを書いていますが、同じ曲でもこれだけ自由に展開できるんだなと感心。

席数20程度の店内は、地元の人や海野トリオのファンとサポーターで埋まっていました。

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わずか2メートル先で繰り広げられる予測のつかない音の芸術を鑑賞する僕らは見知らぬもの同士にも関わらず親近感を感じ、店を出るころにはなんだかみんな友達な気分。なぜか僕らが店を出るときに拍手で送られたのでした。いや、わたし、CD出してませんから。

今日の彼らのCDの売り上げは十数枚。あげたくなるCD、聴いてもらいたい音。妻も友達にあげるためにニ枚買っていました。

彼の才能に惚れる人が急増する毎日、あと少しで波がブレイクしそうです。小さなライブハウスで聴けるのも今のうちかな。

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その他のライブ写真はこちら
バリバリなピアノソロピアノクリップはこちら (右クリック→「保存」 17秒 5MB, 要QuickTime Movie Player)



行ってきました御茶ノ水NARU。また海野雅威(うんのただたか)ファンが一人増えました。

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Live @ 御茶ノ水NARU
 海野雅威 (p)
 吉田豊 (b)
 海野俊輔 (dr)

期待の若手ピアニスト、海野君とそのトリオによるCDが発売された12月15日以降、精力的にCD発売記念ライブを行っている彼ら三人組。今日で仕事収めだった友人ユカを誘い、御茶ノ水のライブハウスNARUへ。

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ミュージックチャージ2500円はCDをほぼ1枚買えてしまう値段と考えると高くもあるけれど、彼らの演奏を生で聴けるなら安いというもの。前にも増して息の合ったトリオの演奏はライブハウス内を埋め尽くす観客の言葉を奪い、料理を食べる手を止める。あっという間に数時間が経過。

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ミーハーっぽく彼ら三人のサインを貰い、ユカも「いいライブだったー!来月も行きます」とすっかりお気に入り、そしてCDをお買い上げ。こうしてファンがまた一人増えて、そのファンが「いいピアニストがいるんだー」と彼らのライブに新たなお客様を誘ってファン層は広がるんです。楽しみ。

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海野君のピアノを聴くと、もう僕はピアノを弾かなくてもいいんじゃないかって思ってしまいます。自分が理想とする音、内容、雰囲気、それらを彼はすべて具現化してくれる。ピアノやめようかな・・・。いやいや、僕も彼のピアノに少しでも近づけるよう、細々とピアノを続けます。

今後も応援してます、海野君、吉田君、海野(うみの)君。

その他のライブ写真はこちら



超Groovy ! ブルーノート東京 2nd Stageにてフランク・マッコムを鑑賞。

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初めて聞く名前だったけど、音楽好きのユカコ嬢に「いこー」と誘われいそいそと表参道へ。Webで予め調べていたら、スティービーやダニー・ハサウェイをアイドルとして育ったシンガーとのこと。スティービー大好き野郎としては外せません。

いや、凄いです、フランク。ピアノもキーボードも馬鹿ウマだけど、それ以上に発声とノリが素晴らしい。スティービー・ワンダー、確かに好きなんだろうなーと思える。要所にスティービズムを匂わせる要素が。一にグルーブ、ニにグルーブ、ひたすらグルービー&パーカッシブに鍵盤を叩きながら「ウォーッォーーォゥァー」って発声。このニュアンスわかります?わかんねーよ・・・。

サービス精神旺盛なのか、2ndステージだったから羽目外したかったのか、2日しかパフォーマンスしないからか、アンコールが凄かった。なんせ、アンコールだけでゆうに40分以上、ブルーノートを出たら終電なくなってました。1曲目に10分程、2曲目で30分、ソロを他のメンバーにまわして遊ぶ遊ぶ遊ぶ遊ぶ。

最後は、

 ジャンジャンー もう終わりだよ!

 うそだよ!ジャジャーン ジャカジャカジャーン 終わり・・・!

 なんてね!ジャジャーン ジャカジャカジャーン 終わりだってば!

 まだ続くよ!ジャジャーン ジャカジャカジャーン 終わ・・・・り?

 「ねえ、もうホテル帰っていい?」 ジャジャーン ジャカジャカジャーン 終わ・・・・らない

 ジャジャーン ジャカジャカジャーン ・・・

なんてのを繰り返して、最後の最後まで観客を飽きさせず笑いの渦へ。アーティストだけでなく、エンターテイナーとしても一流。

楽しい余韻を感じながら帰路に。帰ったら彼のルーツの一つ、スティービーワンダー聴きながらWeblog更新です。音楽で人を幸せにできるってステキ。

ユカコ、誘ってくれてありがとう。

--

おまけ。

 過去エントリLive at Tokyo Clubに、東京倶楽部でのライブ演奏録音のmp3音源を載せました。「このBlogを書いている人はどんな演奏をするんだろう?」と興味のある方、音楽好きの方に聴いていただければ幸いです。



Live at Tokyo Club

12/21追記: 1st~3rd stage MP3音源を追加しました

昨夜は水道橋「東京倶楽部」にて、大盛況のライブでした。ご来場の皆様、ありがとうございました。

-永田ジョージ Quartet with Guests-

[演奏シーン]

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[曲リスト] (左クリックでmp3再生、右クリックで保存)

1st Stage
 Turn Around
 MacTough (5.8Mb)
 In the Wee Small Hours of the Morning (5.2Mb)
 Pent-up House (3.8Mb)

2nd Stage
 Every Breath You Take (5.2Mb)
 Unit Seven (4.8Mb)
 Everything Happens to Me (3.3Mb)
 Sunny
 Strings

3rd Stage
 Words Can't Express (Duo)
 New York State of Mind (3.9Mb)
 Feel Like Makin' Love (5.1Mb)
 Wish (4.3Mb)
 Penny Saved (4Mb)

[店情報]

 東京倶楽部
 東京都千代田区神田駿河台2-11-16
 03-3293-6056

 営業時間 18時~24時
 座席数 48席 (カウンター13席、テーブル35席)

 JR水道橋最寄駅、徒歩4分

 ホームページ: http://www.tokyo-club.com/intro
 地図: http://www.tokyo-club.com/contact/map.html



「ピアノ界の貴公子」なんていう陳腐な台詞じゃ到底表せないスーパーピアニスト、海野雅威(うんのただたか)君を知っていますか?

彼のファーストCDが12月15日に発売されました。私ですか?即売即買です。

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 メンバー
  海野雅威 (p)
  吉田豊 (b)
  海野俊輔 (dr)

曲目
  1. B.B.A.
  2. We Will All Together  
  3. Triste
  4. Virgo
  5. I Got It Bad 
  6. Whisper Not
  7. Pee Ka Boo !
  8. In The Wee Small Hours of The Morning
  9. Robbin's Nest
  10.Time After Time  

ジャズピアノを弾き始めて10年、その間に色々なプロのジャズピアニストの演奏を聴きました。日本人もアメリカ人も、超ベテランも中堅も若手も。その中で、海野君ほど心に残るピアニストは居ません。彼は弱冠24歳、でも、ジャズピアノを始めたのは9歳の頃だからジャズ歴は14年。

キャプテン翼の有名なフレーズ、「ボールは友達」ってありますよね。彼にとって、ピアノは永遠の友達なんです。ライブハウスに入りリハーサルを始めると、彼はピアノと向き合い、いつも弾いているのとは違うそのピアノとどう通じ合えるか、どうすれば最高の音を出してもらえるかを考え、暫く弾き続けます。

ライブが始まる頃にはすっかりピアノと意気投合した彼、最初の一音目から、彼が弾いた音は聴くものの心を鷲づかみにします。ジャズ好きでない人、ジャズに興味を持った事のない人と彼のライブに行くと、「ジャズはよく判らないけど、彼のピアノは最高だね」と皆言ってくれます。

そんな彼と出会ってはや2年半。その頃は小さなライブハウスでやっていた彼も、一緒に演奏したいというミュージシャンに引っ張りだこ、ファンもどんどん増えて、いつしか超売れっ子です。そして、待望のファーストCD。

ティーンエージャーが演奏したCDだとか、女性ジャズサクソフォンだとか、甘いマスクだとか、何かと若さやセクシーさやルックスで売られているジャズCDが多い中、彼のCDに関しては売り文句は要りません。一曲目の一音目を聴いただけで、「このCDいい!」と直感するものがあり、その良さは最後の音まで続く。何度も何度もかけたくなるし、「いいCD見つけちゃった」と人に教えてあげたくなるのです。

ピアノという楽器のポテンシャルと、音楽の持つ魅力を最大限に表現できるピアニスト。24歳でこれだけできたら、今後彼がどうなってしまうのか末恐ろしいです。全米デビューか?海外のジャズフェスティバルに出演か?全く予測不可能。でも、このCDをきっかけに彼の人気は瞬く間に広がるはずです。

もし彼のピアノを聞いたことがないなら、是非ライブで聴いてみてください。もし彼のピアノを聞いたことがあるなら、是非CDを買ってあげてください。Amazonや街のCD屋で買うよりも、彼のライブにて直接買うほうが彼らの収入になるはずなので、できればライブにて買ってあげたいです。

僕は我慢できずに外で買ってしまいましたが。海野君、ごめん。


因みに、CDで一緒にやっているベーシストの吉田豊君は、僕の大学時代の同級生にしてバンド仲間にして卒業して高校の先生になったがジャズを諦めきれずプロになったという熱い男。ドラマーの海野俊輔君も大学時代から筑波のジャズ研と繋がりがあり、都内で三人でよくライブをやっています。今後の彼らの活躍にも注目です。



ボサノバの故郷、ブラジルではどんなクリスマスを迎えるんだろう?南半球ではクリスマスは、夏。そうですねー、こんなクリスマスです!と音で伝えてくれるのが、この1枚だ。

Brasilian Christmas

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レストラン・バーでアルバイトをしていた大学時代、CDのジャケ買いが大好きなバイト仲間が「こんなクリスマスCD買ってきたー」と店に持ち込み、僕はそれを聞いて、惚れて、バイトに入る日も食べに行く日もかけた。

クリスマスのCDってどうしてもベタになりがちで、ガキ臭いジングルベルや、50年代の映画音楽っぽいホワイトクリスマス、購買意欲を煽るクリスマス商戦売り場的アレンジが鼻につくんだけど、Brasilian Christmasは洗練されていて、お洒落。クリスマスソングなんだけど南国なアレンジで、ゆったりとしたムードが聞いてて心地よい。イヴァン・リンスが唄うとこうも違うものだろうか。(Media Player clip)

99年のクリスマス、このCDが欲しくってあらゆるCD屋を回ったが置いていなかった。AmazonがCDを扱っていなかった当時(信じられないがAmazonはただのオンライン書店だったのだ)、CDNOWという海外のオンラインCDショップを検索して見つけた覚えがある。自分のために1枚。その1枚は、好きだった人にあげてしまった。

00年のクリスマスにも3枚買った。1枚は親友にプレゼント、1枚はまたもや好きだった人にプレゼントして、最後の1枚は01年のクリスマスに静岡にある素敵なカフェにプレゼントした、「この店にあうクリスマスっぽくないクリスマスCDです」と言って。今から考えるとあれは押し売りならぬ押し付けだったような気がする。3年経った今、CDをかけてくれているといいのだが。

そして今年のクリスマス用に買おうかとAmazon Japanで調べたら、扱ってはいるが在庫なし。マイナーなCDだから国内にストックしていないのだろう。Amazon USで調べたら、なんと$5からと激安。アホみたいに何枚も大人買いしてしまった。今年は誰にあげようかこの素晴らしいCDを。

今月、僕からCDを押し付けられる方がいたら、とりあえず喜んだふりをしてください。
国際郵便だけに1ヶ月以上かかってCDが間に合わなかったらどうしよう。
購入が遅すぎですから、切腹!と言いながら自害。

毎年、この時期がくると欲しくなる1枚。 A Brasillian Christmas

--11/19 追記--

Amazon.co.jp国内発注はここ
Amazon.com国際発注はここ

写真で見るブラジリアン・クリスマスは「ブラジル・サンパウロから世界へ、そして渋谷」に一枚。ブラジルの日々レポートって感じで臨場感のあるBlogです。

クリスマスだが、この銀行はやりすぎ。

とても銀行とは思えない姿になりはてている。
おもちゃ屋か、子供のパーティー屋かと見まごう姿。

この銀行のほかの支店は、このような飾り立てはされていない。
この支店だけが、ここまでいっている。

しかし、どうして。。。。

まったくその通り。



黒い天使と生プレイ

やっぱ生はいいっす。

三軒茶屋のナイスな雰囲気のミュージック・ハウス、Stage pfにて「ダーク・エンジェルズ」こと黒い天使達と演奏してきました。



音楽とは、「音を楽しむ」から音楽。

昨日のライブに続き、今回は自分が演奏をする番。夜、大塚のスタジオにて元バンド仲間に誘われて次回ライブの練習をしてきました。ドラム、ベース、サックス、ピアノ、そして美人女性ボーカル3人。



Live music - 生演奏。その場にいる人だけが体験できる、「生きている音楽」を意味する。

出会いが出会いを呼び、フリーピアニスト紺野紗衣(こんのさえ)さんのライブに行きました。こんのさえ?誰?という貴方、ラッキーです。今なら彼女の音楽をライブハウスで聞けるけど、もうちょっとしてメジャーになってしまったら、大きなホールやテレビの中でしか聞けなくなります。

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紺野紗衣とは。彼女の音楽はなにか。



紅葉がすすむ街に

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出張です。仕事です。つくばです。

東京からバスで1時間、大学6年間を過ごしたこの街で仕事をするのは悪い気がしない。一旦都内の別のプロジェクトに入っていたものの、月曜日から再度呼び戻されて古巣でSEドカチンごっこ。

出張の時間を最大限に生かすべく、真の国際派な同級生よっちゃんとおおよそ1年ぶりに再会。よっちゃんは少年的な純粋さと大人の思慮深さを併せ持った人。11/14のBlog「勝ち組の人間的な魅力」でもちょっと彼のコメントを引用させてもらったのだけど、彼の考えのスケールの大きさには脱帽です。

ホテルが全く空いていなかったため、そのままジャズ研&学部の後輩の研究室にお邪魔し、アパートに泊まらせてもらった。謝謝。

今日は9時~16時まで仕事し、一旦「つくば研修センター」なる宿泊施設にて21時まで仮眠し、先輩SEとともに「ラ・カラフェ」に夕食をしにいったらなんとジャズ愛好会の後輩達がライブをやっていました。みんながジャズを人前で演奏しているのを見て、嬉しくなって「僕も入っていい?」とお願い。1曲だけプレイさせてもらいました。ライブも上手かったし、メンバーのみんなも上達していて一緒にやったら凄く楽しくて、思わぬ収穫でした。

ジャズピアニスト兼、ITドカチニスト。
そんな変な肩書きを持てることを嬉しく思います。ジャズ研&つくば、ありがとう。



--12/1追記--

最近カミロのTrianguloを聞いています。
アルバム名の「三角形」は、ピアノ・ドラム・ベースという意味だけでなく、彼のルーツであるラテン・ジャズ・クラシックが混ざってます、という意味なのかもしれません。他のアルバムとは違い、おとなしい演奏、しっとりとした中に煌びやかなプレイが見れる素敵な一枚。

アンソニー・ジャクソンの艶やかなベースとオラシオ・エルナンデスの力強いドラムがカミロを強力にサポートしてます。

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Michel Camilo/Trianguloshopcart.gif

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神の手を持つ男。

昨日、ジャズ好きの友人らと6人でブルーノートに行った。演奏者は、ドミニカ生まれでニューヨークテイスト、クラシカルからジャズまで幅広いセンスを持つ、ミシェル・カミロ。

サルサ好きの友人、ユウコに一年ぐらい前に借りたDVD「Calle 54」で初めて彼のプレイを観たのがきっかけだった。

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Calle 54 DVD (輸入版のみ)
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ドキュメンタリー映画「Calle 54」はアフロ・キューバン系の著名なミュージシャンの演奏シーンをふんだんに取り入れているのだが、ティト・プエンテ、イリアーヌ・イライアス等素晴らしい演奏をする数多くのミュージック・プレーヤーの中でも、自作曲"From Within"での彼のプレイは光っていた。

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Calle 54 Soundtrack
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タイトなビートを刻むドラム、力強いサルサ・サウンドを繰り出すピアノ、その間を縫うように埋めるベース。コンマ1秒のずれもなくビシっときまったリフを三人で合わせるすさまじい緊張感の中に、彼らの遊び心が曲調に彩りを添える。曲の最後の音がピタリと合い、「弾ききったよ、ママ!」という嬉しそうな顔をするミシェル。そんな音と映像に僕は心を奪われた。数ヵ月後、同じ曲を演奏したCDをAmazonで見つけ、考える間もなく注文した。

Rendevouz
Rendevouz / Michel Camilo
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その後、ミシェルが来日するのを知り、幾度となくCDを掛けた。とはいえ、93年のアルバムの曲だから、ライブで演奏はしないだろうと思いつつも、もしかしたら・・・というはかない期待を抱いていた。そんな気持ちに答えるよう、いや、単純に偶然というかラッキーなだけだが、一曲目がまさに"From Within"だった。

素晴らしい!ベースとドラムはCalle 54の二人と違うが、演奏のノリや迫力、三人の息のピッタリ度は劣らない。ミシェルのファンが4割を占める客席(憶測)のテンションも一気に盛り上がり、後はひたすら押し寄せる音の洪水とキューバのリズムに身を任せるだけ。アンコールのソロピアノまで終始客席からは笑みが絶えない素晴らしいステージだった。

例によって仕事で疲れきっていた裕子も、ライブが終わった後はつき物が取れたようなすっきりとした顔。周りを見渡しても「よかったー」「最高だね」「最高!」という声しか聞こえない。そりゃそうだ。30cmの高さから残像が残る速さで手首を振り下ろしているのに、澄み切ったメロディーを弾きこなせるピアニストはそうそういない。弦の一本や二本切れているんじゃないかと見たくなった。

ブルーノートにはステージ脇に全く同じピアノがもう一台置いてある。あれはきっと、激しいプレイで弦が切れたときに、ステージ間で楽器ごと交換できるようにあるのではないか?と思った。

ライブに音楽の神が降臨すると、ステージと客席の間には距離は無くなる。
ミシェルの手が動く。神は降臨する。ブルーノートは恍惚とする。



--12/1追記--

Benny Greenとは五反田のコンサートで一回、つくば市のライブで一回会ったことがあります。「一番好きなピアニストです」と言ってCDを渡すと、彼は

 "Please keep playing !"

とサインしてくれました。気長にずっと弾きつづけてくれよと。

普通なら「ありがとう、これからも応援してね」みたいな事を書くけど、そこは下積み時代の長かったベニー、ピアニストとしてぐっとくる台詞を書いてくれます。

最近は日本に来ていないみたいだけど、今どこで何をやっているのでしょーか。ご存知の方がいたらコメントを。

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ベニー・グリーンが弾くピアノが繰り出す、強烈なコンビネーションパンチ。

大学時代にジャズピアノをちょこちょこと教えてくれていた師匠が、「ビルエバンス?そんなの聞いてちゃダメっ。かっこいいピアノ弾きたかったらベニーグリーン聞け!」 と言われて、最初に聞いたのがこれ。ベニーグリーン?トロンボーンでしょ?というそこのあなた、それはBennie Greenです。こっちはBenny Green。

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Benny Green / "Testifyin'! Live at Village Vanguard"shopcart.gif

それまでエバンスの「ポートレート・イン・ジャズ」や「ワルツ・フォー・デビー」ばかり聞いていたものの、いつまで経ってもかっこいいアドリブが出来ない。それもそのはず、エバンスのアドリブはかっこいいものではなく、リリカルでインテリなのだ。なんていうか、こう、考えながらソロリソロりと音符を置いて行く感じ。TVパーソナリティで言えば、植草教授のようだ。

一方、ビレッジバンガードで録音されたこのベニー・グリーン、強烈だ。がっつんがっつん、パワーにものを言わせたプレイをするのだ。アドリブで飛び交う激しい音符を聞いていると、鬼気迫る形相が見えてくる。それでいて、彼はそんな荒々しいプレイを楽しんでいるのもよく判る。テレビでいえば「ハッスルハッスル」の小川だ。

ベニーのピアノが素晴らしいのは、どんなに荒々しくなっても雑にならないところだ。テクニックに裏打ちされたパワープレイだけに、ピアノからフォルティッシモまでの強弱により説得力が増す。

とかそんな寸評を幾ら書いたところで、彼の凄さは伝わらない。彼よりもテクニックがあるピアニスト、先進的でよく知られたジャズピアニストは沢山いるけれども、誰が聞いても判るかっこいいピアノを弾ける人はいない。

いつまでもプレイしてくれ、ベニー。



眠る前のひと時に

深夜仕事を終えて、寝る直前の5AM。

目が冴えて眠れない時に最高にいいのが、Cookin' With the Miles Davis Quintetだ。

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このアルバムに初めて出会ったのは大学一年の頃。彼女に振られて惨めな気分だったがイントロのピアノのきらびやかな音と、対照的に陰鬱とした枯れたトランペットの音を聞いて、「ジャズって最高にいい」と感じた一枚だ。

今でもたまに引っ張り出しては、あの頃の思い出に浸る・・・などとセンチメンタルな性格ではないが、改めて十年間続けてきたジャズピアノの自分にとってのルーツを辿っている気分になれる。



ジャズすっぞ! in 浅草

swing.jpg

9月11日に封切りされる映画 "Swing Girls" - スイングガールズ。 17人の高校生が思い立ってジャズのスイングバンドを立ち上げる姿を面白おかしく演じるんです。

一つの売りは、全員が元々楽器初心者なのに、映画のために特訓をして吹き替え無しの演奏を映画内でやっていること。映画一本のためにサックスやトランペットの基本を4ヶ月でマスターし、多くのレパートリーを吹けるってのは凄い。

監督は異例のメガヒットとなった男子シンクロ映画「ウォーターボーイズ」を手がけた矢口史靖。詳しい話はリンク先を見ていただくとして、ジャズをやる身としてこの映画は結構気になっていました。

まさかその映画が今夜、こんな身近になるとは誰も思わなかった。
それは浅草にある最高に美味しいイタリアン、トラットリア フクヒロにて起こりました。

 トラットリア フクヒロHP
 トラットリア フクヒロ (ぐるナビ)
 銀座オステリア アズーロ (ぐるナビ、フクヒロ二号店)

ミュージシャン友人のユウコ (妻でない方の)と激ウマなカルボナーラを食べていたら、隣の席のおばさん?お姉さん?が、フクヒロさんに喋ってた台詞。

 「そーなのよ、今度是非見てみてー、うちのこが出演するあれ、11日から封切りだからー」

ん?11日?と思って軽く耳を欹てる。

 「そうそう、最初は楽器も吹けないのに、去年から映画のための楽器特訓がはじまって、映画の中は一切吹き替え無しで自分たちの演奏でやっているのよー。え?名前?スイングガールズよ」

!!!

なんと、隣に座っていた人はスイングガールズに出ている女の子プレーヤーのお母さんその人だったのだ(プライバシーを配慮して名前は伏せます)。驚いたのと、気になっている映画の名前が出たことでちょっと気分が盛り上がり、会計時に「さっきちょっと聞いたんですけど、娘さんがSWING GIRLSに出るんですか?」と聞いてみたところ、「そうそう、そうなのよー、あらあなた詳しいわね」みたいな流れになって、会計が済んだあとも暫く映画の話、音楽の話、ジャズやスイングの話で盛り上がってしまい、いつしか「もうちょっと飲んでいきましょうよ!」という流れに。あれれなんだこの急展開。

その後、じゃあ身近な音楽といえば歌だ、歌といえばカラオケだということでユウコの車で移動し、カラオケ屋にほんの10分前に会ったメンバーが集結。部屋に入ったのが12時15分、その後30分ぐらい話ばっかりしてて、彼女の一人娘がいかに真剣に女優として演技に取り組んでいて、今回は大抜擢で彼女もかなり楽しみだとか色々話は尽きず。その娘さんは今夜は別のオーディションに行っていて、ともかくオーディションを落ちまくりながらもまっすぐに女優として演技を極める道を突き進んでいるんだという話に感慨を受けました。

暫くしたらうちの裕子も合流し、あらこんにちは、あなたが奥様なの若いわね、いやいやあなたこそなんで○十歳なのにそんなに肌がつるつるなんですか?とか、いやー椎名林檎最高ですねとか、MISIAの歌はやっぱりいいねとか、ユウコ+ユウコ+お母さん+僕 という奇妙な構成で只管カラオケ&会話すること3時間半。気付いたら4AM近くになっていました。

それだけ話したら、別れ際に通常なら電話番号を交換し、メールアドレスを交換し、また今度会いましょうとか月並みな挨拶をして、でも連絡を取らないうちに気まずくなって結局その後一切会わないまま終わり、あああの夜はなんだったんだろう、とかいう流れになるんですが。下町生まれ下町育ちのお母さんはそうは終わらない。

 「カラオケ代?いらないいらない、先輩なんだからおごらせて」
 「電話?あたしゃ携帯電話持たないんだよ」
 「連絡先?いいのいいの、また今度フクヒロで会ったら声かけて」
 「SWING GIRLS、是非みてねー! 今日は楽しかったわー」

という至極あっさりとした別れの挨拶で終わり。あれ?番号の交換は?みたいな。

でも、結局人と人の付き合いってそんなもんだと思うんです。無理にその場の流れで初対面の人と電話番号交換するぐらいだったら、次にフクヒロで会った時に「あのときはどうも!今日は僕のオゴリです」とかやって、SWING GIRLSネタで盛り上がって、じゃ、今夜もカラオケ行きますか、てな流れになり、そんなことを2度3度繰り返してるうちに、もうすっかり友達だね、今度家も遊びに行くよってことになるんです。

縁です、縁。

僕がフクヒロに行くようになったのも、両国の蕎麦屋、業平屋の名物マスター茂木さんが「美味しいイタリアンがあるから行こうよ」と誘ってくれたから。そして、紹介されたフクヒロで、興味ある映画に娘が出演しているお母さんとばったり会った。そしてカラオケに行って、本当に楽しい思いをし、いかにも江戸っ子らしい別れ際を演出されてしまう。

これはもう、またいつか会うだろうな、いや、必ず会いたいなとお互いに思った時には、きっと会うんです。それが人と人の縁だと思うんです。

僕がジャズに興味がなかったら、ビッグバンドでピアノを弾いていなかったら、SWING GIRLSに興味がなかったら、今日の出会いはなかったんです。縁は異なもの味なものとはよく言ったものだ。

てことで、SWING GIRLSに出ている女の子を、僕らは応援することになりました。
ジャズは終わったかもしれんが、今後も役者として頑張って!




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