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すっごくリアルな音。

夢とは思えないぐらいような、音楽の夢を見ていました。一音一音がはっきりと聞こえて、まるで目の前で生演奏をしているかのようなリアルさ。流れていたのは、オードリー・ヘプバーン主演のちょっと切ない映画"Two For the Road" (邦題は「いつも二人で」)のメインテーマ、ヘンリー・マンシーニ作曲。

twofortheroad.jpg

旋律はヨーヨーマが弾いてるかのような、倍音が豊かに響くチェロの音で。低音を支えるベースは、なぜか南インドの伝統的楽器、ヴィーナ。それに加えて、なぜか自分がピアノで間の音域を埋めていました。

とにかくリアル。ああ、この曲はこういう風に弾くんだー、美しい曲だなぁ・・・ と自分で感心しながら、チェロとヴィーナとの演奏を弾き終えたところで、目が覚めた。と、隣の家からお琴の音が聞こえてました。きっと、眠りが浅いところに楽器の音が聞こえて夢を見たんだな。

・・・

起き上がるなり地下室にいき、まっすぐピアノの前へ。
夢の中の完璧な音を思い出しながら、ぽろぽろと弾いてみる。

うーん、さっきのような完璧さはないな。
けど、今までで弾いた中ではしっくりするスタイルで弾けたかな。

・・・

その夜、映画の映像を流しながら撮ってみました。

とってもいい曲なので、12月のGroove Pocketsのライブにて演奏します。
渋いギターを弾くリッチーこと中尾剛也と共にお届けします。


中尾剛也 / Takaya Nakao (g)



あえて聞き逃す

| コメント(2)

こんにちは、Gです。思い出し笑いって気持ち悪いなぁ。

偉大なミュージシャンの伝記映画「レイ」を見た当日、後輩A,Iと同期Hとこんな会話をしていました。

 G「いやー 『レイ』よかったよ。」
 A「何の映画ですか?」
 G「レイ・チャールズって知らない?超有名な歌手の。」
 A「知らないです。」
 G「(これがジェネレーションギャップってゆーやつか)
   ほら、あの、ジョージア・オン・マイ・マインドって歌ってて」
 A「どんな歌ですか?」
 G「ジョージア・・・・ ジョージア・・・・ (下手糞)」
 A「んー わからないですね。」
 G「まあ、とにかく、7歳で失明してヘロイン中毒になって女癖も悪いんだ
   けれども音楽を世界一愛していて世界中から愛されてかつ黒人の
   人権獲得にも一石を投じた偉大なミュージシャンの話。」
 G「へー」
 H「あ、でも去年死んじゃったんだよね」
 G「そうそう、去年の6月だったけな」
 A「じゃあ、残念でしたね、本人は見れなくて。」
 G・H・I「いや、そもそも目が見えないんだよ。」

ナイス聞き逃し。



2004年6月にこの世を去った、伝説の盲目シンガー、レイ・チャールズ。1月29日の公開に先駆け、彼の伝記映画を試写会で観てきました。

ray.jpg

Ray/レイ オフィシャルサイト
MSN映画特集「Ray/レイ」 (2/28まで)
ツボヤキさんによるRay紹介 (長いけどオススメ)

聖人ではなく、潔癖でもない。黒人なのに当初は黒人の解放運動のために戦おうとしなかった。ヘロイン中毒者であり、女癖も悪い、喧嘩っ早いと、完璧からは程遠い。彼がただ一つ、世の中で一番愛したものは音楽。彼の音楽には心を揺さぶる力があり、その魅力は世界中に伝わった。

音楽の力で難関を乗り越え、音楽で世界を魅了した。そんな波乱万丈な彼の生涯を包み隠さず伝えるすばらしい映画でした。

僕がジャズピアノを始めた頃にいつも好きで弾いていた、「我が心のジョージア」こと、"Georgia on My Mind" - それが映画の中で流れるだけで反射的に涙が出そうに。2時間半という時間があっという間に過ぎ、気づいたらエンディングロール。主役のジェイミー・フォックスが劇中でスタンド・インなしでピアノを弾いていたことはかなりびっくり。彼の動き方、弾き方は本当に往年のレイ・チャールズを見ているかの真似っぷり。

さて、映画の公開に合わせて、「ブラザー・レイ ~レイ・チャールズ自伝~」の本が発売されます。これは元々2005年中旬に出す予定だったものの、1月29日の映画公開と同時に発売することになり、急遽昨年11月から吉岡正晴さんによる日本語翻訳が始まりました。

12月中旬までには彼一人では翻訳できない、少しでも支援できる人はいませんか、という話が彼の知人から回ってきて、僕も少しだけ翻訳に貢献しました。レイの人生は2時間30分の映画では到底表現できない内容で、英語版のゲラは読み応えがありました。

僕が翻訳した部分は彼とマーティン・ルーサー・キング Jrとの関係について彼が語っているところ。

「黒人の隔離政策に対抗しろって言われてもね。僕は盲目だから戦いに加わることはできない。石やビール瓶を投げられてもよけることができないだろう?」
「でも、歌うことはできるんだ。マーティンの戦いを一緒にサポートすることはできるんだ」

一つひとつが印象的な彼の発言。映画と併せて読むと、黒人の人権獲得に彼がどれだけ貢献したかが伝わってきます。発売されたら僕も一冊いただけるらしい。楽しみ。


raycharles_2.jpg

ブラザー・レイ
~レイ・チャールズ自伝~
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2005年1月29日発売予定
レイ・チャールズ&デイヴィッド・リッツ 共著
吉岡正晴 訳・監修 
予価:2,100円(税5%)
ISBN 4-900901-49-0

1・29の封切が楽しみ。
また、会いにゆきます、Ray。
次はティッシュ持参で。



アメリカという国は好きだけど、アメリカ国家は大嫌いだ。

ジョシュア・ハートネット/ユアン・マクレガー主演の戦争映画「ブラックホーク・ダウン」。クリントン政権時代にソマリアの内戦に軍事介入した際に、特殊部隊を乗せたヘリ「ブラックホーク」が2機撃墜された。合計19人のアメリカ兵士が地元の武装勢力による抵抗に遭い死亡、「そのうち1人は騒乱状態の市民に遺体を引きずり回されてさらし者にされ、そのシーンをテレビが世界に向けて放映するという事態」(ソマリアの和平を壊す米軍の「戦場探し」より)になり、アメリカ国内では反戦ムードがにわかに高まりソマリアから撤退することになった。



CMで連発される押し売り - 「感動しました!」「涙が止まりません!」「最高に泣けました!」

「セカチュウ」に代表される泣かせ系映画。人が死ぬ、人が生き返る、人と別れる、人と再会する。そりゃ泣きますよ、ええ、泣きます。よほど感受性が乏しい人か、ストーリーや登場人物に共感できない人以外は、けっこう泣きます。




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