音楽の価値について、震災後のライブを通じて感じたこと

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地震から6日目の昨夜、Groove Pockets featuring マヤハッチ&島裕介でライブをしました。

ここ1週間、連絡が取れなくなった親族や友人をTwitterやGoogleの行方不明者検索サイトなどで探し、ニュースから目が離せない日が続いていました。表向きは平静を装いながらも、感情を抑えるのがやっと。

徐々に各地の被害状況が明らかになり、戦後最悪の自然災害に見舞われた日本。東京でも余震は頻発し、停電に電車停止に原発不安・・・という中でお客様をライブハウスにお呼びする事はできず、ライブもいくつか延期しました。ミュージシャンとして音楽の意義に悩んていた仲間が多数周りにいて、「こんな時にライブいけないよね」と自粛している友人も多くいました。

そんな中、Twitterで多くの方が「眠れない」「ニュースに釘付け」「今も揺れてる気がする」という
不安な呟きが多いのを読み、自宅からピアノソロをUstreamでネットライブ配信してみたところ、
延べ500人以上の方が見てくださり、多くの方がミュージックチャージ代わりにと被災者支援に
合計10万円も募金して下さいました。

 Day 1 録画 - http://bit.ly/hLTAIK

 Day 2 録画 - http://bit.ly/dH5urR

 募金サイト - http://bit.ly/dO92ku

また、見てくださった皆様からの感想を見ると、「久しぶりにリラックスできた」「忘れてた笑顔が取り戻せた」と書いて下さる方も多く、この状況でも音楽を求める方がいらっしゃることを実感しました。

昨日の珈琲美学ライブも、当日東京全域停電の可能性もアナウンスされ、お店とギリギリまで調整し、最悪でもキャンドル&生音ナイトとして開催できることを想定して、歩きやすい格好で向かいました。

ばらばらとお客様が来て下さる中での演奏。震災後、みんなきっと心細かったのではと思い、"We're All Alone"からはじめ、Maya Hatchの心のこもったボーカルとともに「辛い時こそ笑顔を」と"Smile"や、「悩みはレモンの雫のように消えていくよ」と"Over the Rainbow"、そしてラストに坂本九の「上をむいて歩こう」では心に突き刺さる歌詞を聴きながら、自分も涙がこぼれないようにと上を向いて弾いて、ステージを終えました。

予想外のアンコールではすっかり店内がエネルギーに満ちあふれていて、自然と手拍子が鳴る中でMayaのファーストアルバムから"Someday My Prince Will Come"を元気一杯に。

色々と悩んだなかでの開催前、「お客様に元気を・・・」という気概で臨みましたが、終わってみたら演者の僕らが元気を戴きました。音楽に存在価値がある限り、今後もできる範囲で演奏していきます。お客様が少しでもライブから元気を得られて、日本全体の復興に向けてのエネルギーになれるように。また、戴いたライブのMCから、少しずつ復興支援へと募金をしていきます。

僕ら以外にも多くのミュージシャンやライブハウスが、ライブを実施すべきか悩んでいる時期だと思います。お客様の気持ちや安全性を考えて積極的な告知もしていないと思いまので、サポートしているミュージシャンやお店に「次のライブはいつ?」と聞いてみて下さいね。

最後に、珈琲美学ライブから We're All Alone と Kiss of LifeのMP3音源をこちらに。ご自由にダウンロードして聴いて下さいね。

ライブ音源 Groove Pockets at 珈琲美学 - http://bit.ly/e8MM4q

音楽を聴いた皆さんが少しでも元気になり、そのエネルギーで日本の復興に貢献できることを願っています。


Groove Pockets
永田ジョージ (piano)

gn-pray4japan.JPG

Praying for Japan
(Photo by Ikkiy Yamaguchi)

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