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2008年11月11日
絵と音楽と人生における共通点
バランスの重要性。
絵を描くときって、ディテールだけを見て描きこんでると、気付いた時には凄くバランスが悪くなっているんです。小学校の時に、授業で近くの神社の絵を写生に行った際、クラスのみんながあらかた描き終って「はい帰りますー」ってなった時に、僕は一人で屋根の瓦をびっしりと描きこんだところで終わっていました。画用紙の上半分だけに、一生懸命描き込まれていた黒い瓦達。
その絵が完成することはありませんでした。
| From Picture Frame |
バランスのよい状態を作り上げること。
「神は細部に宿る」と言われるとおり、ディテールにこだわるのはもちろん重要なこと。一方で、細かい部分を描きながらも、たまに三歩下がって絵全体を見直すことで、トータルでいい絵が描けると思うんです。僕は絵描きじゃあないからプロの意見を聞きたいところだけど、きっとそういうものなんじゃないかなと、想像。
僕にとっては、自分の人生も同じ。人付き合いも、音楽も、結婚生活も、仕事も、サーフィンも。全てはディテールを埋めながらも、たまに三歩引いて全体バランスを見直す、の繰り返しを重要視しています。
音楽面では、24時間ビル・エバンスだけを聴いたときもあれば、ウィントン・ケリーだけを聴いたり、オスカー・ピーターソンだけを聴いたこともあったけど、偏りすぎが続いてた時期は自分の音楽性の成長を止めていた気がします。今は、スピッツもインコグニートもコールドプレイもサザンオールスターズもオノリサもエミネムも、聴きたくなったら聴く。その全てが、静かにそして着実に音楽性の豊かさを増やしている気がします。
音楽に費やす時間は10年前よりも減ったけれど、音楽に接していない時間が自分の音楽性を育てている事実。サーフィンで感じた自然のリズムが、自分の体内リズムを整えてくれて、いい音のヴァイブを指先から出させてくれる。仕事をしている時の自分の気性も、音楽や海のおかげでメローになっている。
10年前と比べたら、バランス感覚は鍛えられたのかな。
・・・
ということで、先週末のIndependenceのライブはとても楽しかったです。
Groove Pocketsに初めて参加してもらったサックスの横田寛之くん、今回は二回目のドラム大井澄東くん。音楽性ががらりと異なる二人を迎えてぐいぐいと引っ張られて、いつになく熱いライブでした。
バランスも悪くなかったかも。
投稿者 g_nagata : 2008年11月11日 08:24
コメント
>屋根の瓦をびっしりと描きこんだところで終わっていました
なんでぼくの小学生時代を知ってるんですか!(笑
ぼくもまったく同じでした
投稿者 おばりん : 2008年11月13日 01:29
うっそ!
そんなんって俺だけかと思ったら、おばりんも同じだったとは。
ウケるなあそれ。
投稿者 GeorgeNagata
: 2008年11月13日 11:23
ステキな写真だねぇ~!ジョージの写真は、いつも
海と、太陽の光とが絶妙なバランスで好きです。
>自分の人生も同じ。人付き合いも、音楽も、結婚生活も、仕事も、サーフィンも。全てはディテールを埋めながらも、たまに三歩引いて全体バランスを見直す、の繰り返しを重要視しています。
の部分、とっても共感できます。特に仕事においては枝の
部分だけ見てやっていると大きな森の全体像からズレてしまう。
いつも私も気をつけているところです。
投稿者 Ulala : 2008年11月13日 11:24
Ularin
ありがとうー。この写真は、San DiegoのScrippsという毎日のように夕日を楽しみにしていたポイントなんだ。写真の基本は「地平線をまっすぐに撮る」なんだけど、まっすぐに伸びる桟橋を撮りたかったのだ。
バランス良く生きていこうぜ。
投稿者 GeorgeNagata
: 2008年11月19日 02:42



