生きていることを感謝することって

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距離にして400メートル、時間にして40秒ほど。

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サーフィンを初めて数年目の、きょう。永遠にも感じられるその波は、乗り終わったあとに今までに感じたことのない「ありがたみ」を感じさせてくれました。大げさでなく、この地球に生まれてきたこと、生き続けていられることへのありがたさを。

遠いとおい沖で発生した小さな波は、何十キロ、何百キロと陸にむかって旅する間に幾多にも重なり、増幅して、岸から数十~数百メートルの場所で小さな爆発を起こします。サーファーは、小さな板に這い蹲りながらその爆発するポイントを見極めて、ドカンとブレイクする瞬間に立ち上がり、一秒でも長くその波に乗り続けることを目標としています。

「いい波」とよばれるものは岸に向かって連続的に爆発し続け、よりスピードとパワーを増しながらグングン進みます。これ以上岸に進めないときに、上の写真のように最後の破裂を起こして波はその短くて長い人生を終えます。爆発に乗るタイミングを逃すと、こんな残念な感じに。

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今までにレスリング、陸上、クロスカントリー、マラソンなど、いくつかハードなスポーツにトライしましたが、終了後にこれほどのベータエンドルフィン、いわゆる脳内モルヒネが分泌されたのは初めてです。初めてフルマラソンを走り終えた時は、止まらずに走り続けられた事実に感動して、しばらく芝生から起き上がれなかった。今日の波は、永遠にも感じられる40秒という短い時間、波に乗っているだけでみるみるうちに岸へ岸へと自分が近づいていった事実が、あまりにも当たり前でもあり、非現実的でもあり、そして何よりも幸せだった。

きっと僕が感じたこの幸せは、サーフィンが近代化する何百年も前からポリネシア人は感じていたでしょう。今この瞬間も、千葉で、カリフォルニアで、オーストラリアで、アフリカで、波に乗れた人はただひたすら感動しているはず。その感動は、何度乗っても冷めること、飽きることはないんです。

Once you're a surfer, you'll always be a surfer といわれるのも納得。サーフィン人口が毎年どんどん増えていっているのも、納得。

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日々、電車に乗り、オフィスでPCに向かい、クーラーにあたっていると気づかないこと。それは、どんなに僕らが地球上でもっとも進化した生き物であろうと、地球の規模からみるとちっぽけな存在だということ。毎日僕らの意思で生きているのではなくて、地球の手のひらで生かされている。それだけで、ありがたいんだ、という感覚。

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波乗りというのは、ただ波に乗るスポーツではなく、生きていることを感謝する自然の恩恵そのものなんですね。

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コメント(2)

おぉ~。先週カメラ持っていたけど動画撮っていたのね。
乗ってるおじちゃんが印象的だったからwわかったよ~。

最高の1本 おめでとう♪

ありがとう!
そうそう、あのスーパーマンみたいなひらひらした人、印象的だったよね。

今後もいい波に乗り続けよー。

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