日本での移動は電車と徒歩が基本ですが、カリフォルニアでの移動は車が基本です。「車がなければ人にあらず」と言ってもいいぐらい、車以外の交通手段が発達していません。
学校に行くのも、仕事に行くのも、徒歩で5分のスーパーに行くのも、車。多くのアメリカ人はそのような生活が身にしみついてしまった結果、歩くことを極端に嫌います。ショッピングセンターの駐車場がちょっとでも広いと、目的の店の目の前、すなわち入口の徒歩10秒圏内に止めるために、5分間アイドリングして駐車スペースが空くことを待つ。頻繁に見る光景です。ぐうたらせずに、歩きなさい。
そんなぐうたら人間の行動パターンに近い動物、猫。ペット化するまでは野を走り木に登り小動物を捕まえていた彼らも、一日中寝ていようが定時にご飯にありつける恵まれた環境にすっかり甘えてしまっているようです。私はこのビデオを見て愕然としました。猫って動物は、いつからこれほどまでにぐうたらになったんでしょうか。
車社会がこれ以上発達したら、人間も飼い猫さながら歩くのを極端に嫌うようになります。ガソリンは限りなく高騰します。アメリカの戦争大好き体質はますますエスカレートします。ライフル協会に支えられた銃社会は今後も銃を青少年に提供し続けます。資源は減ります。人間は生きられません。猫だって食べさせてもらえなくなります。
このビデオは私たちにメッセージを伝えようとしています。
ちょっとぐらい歩きなさいよ。にゃあ。って。
