2007年1月アーカイブ

サンディエゴに来てから早くも一年半。


Photo: Tubin' at Torrey Pines State Beach

MBAでの学びと同じもしくはそれ以上に多くのことを教えてくれるのが、波乗り。自分の可能性を広げる特訓としては、海に勝る学び場はありません。

数年前に日本でサーフィンを始めた頃は、とにかく波の上に立てることが不思議でしたが、サンディエゴに来てから練習を増やし、少しずつ乗れるようになりました。ちょっとずつ前進しつつも、30年の人生で経験したことのない荒波にさらされ、怪我をしたり溺れかけたりと身の危険を感じるたびに、サーフィンから気持ちが遠ざかることも。それでも波乗りには、もう一度、もう一度とチャレンジしたくなる魅力があります。

最近やっと自分の弱さを克服し、だんだんと大きくパワーのある波に乗れるようになってきました。二年前は映画の中でしか見たことのないような3メートル以上の波に乗れたとき、そうか、そういうことだったんだと実感。

なにに?


Photo: Overhead waves at Swami's

最初は、誰も乗れないんです。どんなに大きな波でもひるまずに乗りこなせるプロだって、最初は乗れなかった。当たり前のことなのに、スイスイと乗る彼らを見るとそうは思えないのが現実。最初は乗れないし、乗り方がわからない。怖いし、激しく落ちると痛いし、大波を食らうと呼吸もできず生命の危機も感じる。心が折れそうになりつつも、海面になんとか浮き上がって再度チャレンジするうちに、先週よりも今週は、昨日よりも今日は怖さが減っているのに気づきます。

たとえ怖さが克服できても、「僕にはできないかも」という弱気がどこかに残っています。3歳からやっている地元のサーファーに大波は乗りこなせても、数年前に始めた自分に乗れる技術はないと自己暗示をかけてしまう。そのようなマインドで体は硬直し、バランスを失い、あっけなく波から振り落とされる結果となり、弱気スパイラルへと陥ってしまう。

その弱気を克服するために、「次はできる」と自分に言い聞かせます。何度も、繰り返し自己暗示をかけ、その波に乗っている姿を想像する。それを繰り返すうちに、だんだんと乗れそうな自分に近づき、いつしか乗れた瞬間に、そういうことだったんだ、誰でも乗れるんだと納得します。

最初は30センチ、次は50センチ、そして1メートル、3メートルと、当初は「不可能だ!」と思っていたことを可能にする。波乗りにかぎらず、人生はチャレンジの連続。乗れないかもと案じて落ちるよりは、乗った自分を想像して成功した方がいいに決まってます。

自分の可能性を信じて、人生ノリノリでいきましょう。




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