Kamesan Daily

Weblog for the Curious

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2005年03月30日

人はなぜ高いところに登るのか。

六本木のとあるビルにて残業。深夜、社員があらかた帰宅した空っぽのオフィス。そのまま帰るのもなんなので、ビルの最上階まで行きました。

眠らない街TOKYOを上から見下ろす。首都高にはまだまだ車が沢山走っています。夜更かしせず寝た方がいいのに。

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東京タワーにはリボン。頭の中にはノラ・ジョーンズが流れます。

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少し遠くにはヒルズが。まるで巨大な蛍光灯のようです。

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光の下にうずまく汚れた世界から目をそむけるために、人は少しでも高いところから都会の夜景を見下ろすのかもしれません。金と力と欲によって作り上げられた、人工的な光がおりなす夜景を。

月明かりと星空が作る空の美しさにはかなわないのに。
とどまることのない人間の欲を象徴するかのように、夜空を覆う漆黒の闇は広がり続ける。

投稿者 g_nagata : 2005年03月30日 23:55


コメント

今日のはまた、詠ってるね~。

とどまることのない人間の欲ってのは、どうしたもんかね。
最近はちょっと行き過ぎてるのかもしれんね。
そろそろ考えを改めないと、自然に、地球に、仕返しされるね。
って、もう始まってるかな。

投稿者 maro : 2005年03月31日 05:56

色々思うところがあってね。

日本社会が「豊かさの象徴」である高層ビルを建てて、少しでも高いマンションに住もうという風潮は、敗戦国遺伝子に組み込まれているのでもはや変えようがない。豊かな他国とちがって、わが国では都心に住むことが最高の贅沢とされており、田舎や郊外で暮らすことは、あまり是とされていない。

僕らの先祖が疎開先で貧しい思いをしたからか?邪魔者扱いされたから?田舎は最高だ。食材は豊富で空気は綺麗、手付かずの自然も残っている。ヴィトンのブティックもイタリアンレストランもいらない。

せめて自分だけは、叶姉妹の胸部のような見せ掛けの豊かさには騙されずに、曇らない目を持ち続けていたいし、本当に豊かな人生を追求したいと思ったのです。


バンクーバーで石を積みあげている人を見て「暇だな君達・・・」と思ってしまった。でも、実際はそういう行為が人間の創造力の根源にあるんだろうし、やったら面白いんだろうが、「そんなことに時間を使ってられないだろう」って一瞬でも考えてしまった自分に心の貧しさを感じた。

スペインの地方にホームステイした人の話を聞いても、「家族がいてご飯が美味しくて毎日が楽しい、それが私の幸せだ」という考えの人達が多かった、という話をきいて、豊かな心の人達だな、それとくらべて自分は毎年の給料額で一喜一憂したり、バカかと思ったり。

戦争に負けてひもじい思いをした日本。

「金持ちになること」=「豊かになること」だと思っている人が圧倒的に多く、メディアもその風潮を煽っている。新聞やネットには「美しい東京の夜景を見下ろす○○マンション5000万円」的な宣伝が多い。一方、その夜景の最下層では、国会議員が強制猥褻をはたらき、出稼ぎ外国人が殺し合い、ホストが水商売女性から荒稼ぎし、青年漫画や小説、ドラマ等でホストが美化されている。

100万ドルの夜景の下では、100万人の貧しさ合戦が繰り広げられている現状。地上の争いを見てみぬふりをして夜景を楽しむよりは、地方でスローライフを送って自然で美しい海と空を楽しみたい。

投稿者 ジョージ : 2005年03月31日 09:26