2004年10月アーカイブ

アフロで世界平和

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ハロウィンウィークエンドです。
ぐずついた天気もなんのその、街は陽気なムードに包まれてました。そんな僕らも大はしゃぎです。

 17:00-19:30 後輩の結婚パーティ@外苑前
 20:00-22:00 ハロウィンパーティ(1)1次会@原宿Exrealm
 22:30-24:00 ハロウィンパーティ(1)2次会@原宿
 24:30-25:30 ハロウィンパーティ(2)1次会@広尾
 25:45-27:00 ハロウィンパーティ(2)2次会@六本木
 27:00-28:30 打ち上げ&夕飯@六本木

ほぼ13時間連続です。遊びすぎです。今日のテーマはアフロでした。
みんなアフロ。アフロっていいんですよ奥さん。なんだか暖かい。
かぶっていると心が和む。アフロの人に悪い人っていないでしょう。
パパイヤ鈴木とか。デブはデブでも和み系デブ。あとは思いつきません。
僕も人のアフロを借りてみました。ちょっと幸せです。



GMATというものがあります。MBA留学のセンター試験みたいなものです。
テスト大嫌いなんです、僕。好きな人っているんですか。

今日、テストを受けました。結果は600点。初回にしてはいい方ですが、中には700点取る人も居るので修行が足りません。

どんな修行をするかというと。修行と言うより拷問に近いです。基本はOfficial Guide to GMAT。

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伸び悩むあなたのために。

明日のジャズマンのために その8:
 枠から飛び出そう

ジャズをやっていて最初にぶつかる壁は、どうやってアドリブをすればいいのだろう?という疑問。そして次の壁は、アドリブがなんとなくできるようになったけど、どうやったら新鮮なアドリブができるようになるのだろう?という疑問です。

いずれの場合も、「枠から飛び出す」ということが大事。



個性的なプレーヤーになるために。

明日のジャズマンのために その7:
 横より上を目指そう

ジャズを始めて半年から数年経つと、ついつい人のプレイと比較してしまいます。「あいつの方がっかこいいフレーズ吹くな」とか「テクニックで負けてるな」とか。そうやって比較をしていると、自分の弱点にばかり目が行ってしまい、「俺、ジャズやめようかな」なんてことになりがちです。また、他のプレーヤーがちょっとモダンな奏法をしているから自分もそれを真似するとか、ひたすらモーダルなプレイをする奴がいるから自分も負けじとモードを練習する、という「周りがやるから自分もやる」という罠に陥りがちです。

ぶっちゃけ、人のプレイはどうでもいいんです。自分が気持ちよくプレイできることが重要なので、人と比較してどうとかいう考えは意味がありません。



久しぶりの「明日ジャズ」です。
今回は、先輩ジャズマンをうまく使って自分のジャズを高めるヒントです。

明日のジャズマンのために その6:
 先輩を使おう

ジャズに関して、1年上の、2年上の先輩は多くのことを知っています。社会人からいきなりジャズをやるのはかなり辛いですが、もし大学のジャズ研という恵まれた環境にいるのであれば、先輩を有効活用しない手はありません。じゃんじゃん先輩に聞いちゃいましょう。思いつくだけでもこれだけ聞けることがあります。



第三部からの続き)

第四部: 22日(金)9:15PM

気付くともう東京行き終電の時間で、駅のロッカーから荷物をバッグに移し変えているうちに時間ギリギリに。やばい!切符を買って、あかねと手短な「再見」の挨拶をして最終列車に飛び乗って自分の指定席に行くと人が座っている。あれ?なんとそれは最終列車ではなく、一つ前の列車だった。おっちょこちょいな自分。

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第ニ部からの続き)

第三部: 22日(金)5:30PM

怪我した左腕をかばいつつ自転車をこぎ続けると、ほどなくして京都に到着。いよいよ連絡をくれた知人、あかねとの再会です。

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第一部からの続き)

第ニ部: 22日(金)4PM

京都駅から金閣寺に無事到着。
本物の金閣寺を見るのは、小学校低学年以来でおおよそ20年ぶり。参拝道を奥へと進む足も早まるというものよ。数百年間、変わってないその姿、日本の変化を静かに見守ってきた金閣寺を見たときは、少し目頭が熱くなった。

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第一部: 22日(金)AM

最終日前夜ホテルで朝まで仕事していたためコンベンション参加気分としてはかなり不完全燃焼気味になったものの、最後のクロージングパーティで「よく会いますねぇ」ということでちょっと意気投合した同業他社社員と話してたら、その人から「私の友達、筑波大学卒でIBM2年目なんですよ」と言われ、「え、それってもしかしてナカジマ君?」「え?なんで知ってるんですか」「そっちこそなんで!」ということで知人同士が繋がってしまい、かなりびっくり。仕事中のナカジマ君に電話をして縁が繋がった興奮を3人で分かち合い、琵琶湖の会場を後に。



ITの馬鹿野郎

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コンベンションが終わってホテルでゆっくり休んでます。

ってわけないだろうがヴォケ!ってぐらい、ホテルで朝まで仕事モードになってます。
夕方東京から電話があり、新規導入中のお客様先にてトラブル発生、ソフトウェアの問題なのか操作方法の誤りなのかわからず。状況をメールで送ってもらい、ホテルに戻ったら即刻ThinkPadを開いてメールチェック。

実際は3つの案件でトラブっていて、自分の主担当はその一つなので集中的に問題解決にあたる。GoogleやWeb上の情報、社内Networkの情報をひたすら検索。問題を報告してくれた技術者とネットワーク・チャットでひたすら会話をして、問題を特定すること4時間。その後、社内の技術Q&Aに質問を投げ、ついでに技術に詳しい同期に「これ知ってる?」というお願いメールもして、終わり。なんのためのホテルだろう・・・。

SEって泥臭いんです。なんだか知的な仕事だとか、ホワイトカラーだとか勘違いされる場合が多いんですが、SEってつまるところ、ITに従事するブルーカラーです。それでもやりたいならおやりなさい、っていう。つるはしとスコップとメガホンの替わりに、ThinkPadと無線LANとチャットソフトが僕らの道具。冗談じゃないよ!俺の睡眠時間返せ! (寝不足で凶暴化してる)

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更に言わせてもらえれば、ITは決して頭の良いものではなく、大馬鹿者です。人間が作った物なので、欠陥だらけです。その欠陥に苦しむのは人間です。っていうか僕です。明日SEを目指すあなたです。新幹線のトンネルの欠陥コンクリートなんてなんのその、IT馬鹿が突貫工事で作ったシステムも穴だらけです。情報漏洩だとかクラッキングとか叫ぶ前に、情報漏洩しないシステム、クラックされないシステムを作れってんです。 (寝不足で責任者出てこい!モードになってる)

そんな僕がコンベンションで昨日発表した内容は、実はLinuxで情報漏洩をいかに防ぐか、とかそんな内容なんです。そんなこと言った矢先に、ホテルでアホみたいにThinkPadのキイボオドを怒涛の勢いで打ちつづけている自分がどこにいると想像できたでしょうか?「ふーん、なるほど!」と納得してくれたお客様がこんな僕を見たらどうなってしまうのか?その答えはまた今度! (寝不足でどうでもいいモードに)

もう5時なんです。
もう眠いんです。
なのにホテルから日記を書いている自分が一番、ITの大馬鹿野郎に毒されている、IT毒され大馬鹿野郎だってんです。

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IT馬鹿野郎の行く末です。



台風の馬鹿

iSUCというコンベンションで発表する機会があり、琵琶湖ほとりの大津プリンスホテルに来てます。

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本当は昨日の内に新幹線で来てゆっくり休んで朝から発表するはずが、見事台風に巻き込まれてしまい新幹線は足止めで帰宅、結局早朝の新幹線で急いできてバタバタしながら発表。

前回の台風では出張先の筑波からの常磐線が全線見合わせになり、バスで帰っていたら友人の結婚式2次会に遅れてしまった。近頃、出張と台風が重なり個人的大惨事ばかりでございます。

なんだか日記っぽいですね。
あ、日記か。



今、一番欲しい鞄

物欲は、手に入れた瞬間消えうせる。

以前Estnationで見かけたこの鞄。写真からだと半分ぐらいしか伝えられないが、間近で見て手に取るとハードレザーで形成されたこの機能美は今までに見た鞄の中でもピカイチ。ブランド好きには申し訳ないが、ロゴの魅力がその価値の半分を占めるビトンのポピュラーなラインアップが吹けば飛ぶほどに、丈夫さ、使いやすさ、主張の強さ、かっこよさを兼ねそろえている。

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この鞄は、イタリア・ミラノのバッグ・メーカValextraのPremierというラインアップだ。Estnationで見たときは26万円程、今すぐにでも欲しいと思い、何回か店に足を運んだ。確かに買えない値段ではない。28歳の自分がそれを持てば「かっこいいね、その鞄」「どこの?」「初めて見た」等の感想を知り合いに言ってもらって束の間の満足感を味わえる。

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でも、今の自分にそれが果たして価値あるものなのだろうか?例えばMONO Magazine、SMART、Men's Club等でしばし特集されるRolexのOysterを大学生や新入社員が物欲に任せてバイト、借金、なけなしの初年度ボーナスで購入、手に入れた瞬間は確かに「やった!俺もRolexオーナーだ」と興奮し、同期に「へー、Rolex、高かったでしょう?」と言われて満足するものの、所有した瞬間の満足度は日が経つにつれて弱まる。しばらく経つと、意外とおっさんくさくて自分には似合っていないデザインなのかもしれないと後悔する。

一方ではSwatchの8000円の時計を2種類とFossilの時計を2種類ほど、服に合わせて変えてくる同期が「色々替えられてお洒落だねー」と女の子に誉められてて、自分が払った○十万はなんだったんだ・・・と、だんだんRolexに払った価値と魅力が同時に失われてしまう。

背伸びをするのは悪くない。ちょっと身の丈に合わない物を持つのもいい。でも、物欲に任せて物を買っても、その物が持つ価値を最大限に生かせない。物が持つ価値を生かすには買うタイミングが重要で、その物が自分にどれだけフィットするか、長期的に自分のライフスタイルに買ったその日からマッチするかを考慮する必要がある。

今の僕には、Valextra Premierは勿体無い。定番モデルだから5年後、10年後でも買えるだろう。そのとき、まだ僕がPremierを見て「これは今の自分にあっている」と思ったら、必ず買おうと思う。それまでは無印良品の3000円のバッグと、J.Pressの1万のバッグと、GAPの3000円のリュックをシーンに合わせて使い倒そう。

それまで、Valextraに対する物欲を最大限に保つためにも。



今度はメガネで勝負

ベストジーニストに4回も受賞したアユの狂喜乱舞が収まるや否や、次は眼鏡です。日本ベストメガネドレッサー賞。 うわぁ・・・なんてひねりのない名前。ベストメガネストとか、ベストメガナーとか、ベストオプティシャンとかそんなんにして欲しいな。あ、でもオプティシャンじゃ眼科だから駄目です。

ジーニストに負けじと、意外と伝統があるこの賞は今年でなんと第17回。例によって、賞を受賞することよりも授与する事に意義があるので、受賞者はそれなりに知名度のある人を選んでいます。

 政界部門:谷垣 禎一
 経済界部門 :稲盛和夫
 文化界部門 :久米宏
 スポーツ部門 :宮里藍
 サングラス部門 :哀川 翔氏
 芸能界部門 :八嶋智人氏
 特別賞 :佐藤 江梨子

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テレビ久米、ゴルフ宮里はちゃんと似合ってるが、一人だけ似合ってない奴がいるぞ!この写真でベストメガネドレッサーはあんまりだ!本人も抗議しているに違いない。


ついでにちょっと昔のも見てみました。
2002年のドレッサーはどうだったのでしょうか?左から右へ・・・

 文化部門:浅田次郎
 芸能部門:仲間由紀恵
 経済部門:ナベツネ
 サングラス部門:Gackt氏
 特別賞:このおばちゃんだれよ?

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・・・と思ったら、柴咲コウでした。リンクページには「紫吹コウ」って書いてあるし。シフキコウって、誰?

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集合写真は見た目悪すぎです。あんまりだ!本人も抗議しているに違いない。2001年の受賞者も別のページに載っていたものの、これ以上突っ込みようがないのでやめます。



個人的ナンバー1の中華

レストランからはじまる国際交流というのも珍しいかもしれない。

週末、久しぶりに家に2日間居たので、夜は中華料理を食べに行きました。六本木ヒルズの一食一人20000円でアワビとマツタケと上海蟹とフカヒレスープと幻のメニュー、などという豪勢なものではなく (すみません、憶測で話してます)、家の近くの中華料理「江城」にて。日曜日の9時をまわってもお客様でいっぱいという状況に改めて驚かされつつ、江城ならばとそれも納得。

通いつめて3年程経つけど、今までにこれほどリピートしたくなる中華は初めて。美味しい中華料理は色々なところにあるけど、以下の三つを揃えたお店はそうそうないんです。

 ・味
 ・値段
 ・接客

食べ物にお金を取る以上、味がいいのは当たり前なんだけど、江城は今まで食べた中華の中でも「驚かされる味」の料理を出してくれます。ちょっとした豆腐料理やエビ料理でも、「ほー、こんな味になるのね」とか「なに、この柔らかさは!」と、初めて食べるとだいたいびっくりする。この「びっくり」に僕らは何度でもお金を出すんです。

値段については、二人で腹がかなり一杯になるぐらい食べてもせいぜい2500円。安いときは1500円ぐらいか。初めて来た人は、なんだこの安さは?と、大抵びっくりするぐらいに安い。シュウトミトクのお店や、最近リニューアルしたオークラの「超一流」中華はその十倍も行く場合があるが、どんなにいい食材を使ってようと、優秀なシェフを抱え込んでいようと、それ程の価値があるとは思えないんです。それよりも、在り来たりの食材を使って素晴らしい料理を手ごろな値段で出すお店の方が価値を感じます。

どんなにいい店、味が気に入ったでも、サービスが悪いと二度と行く気になれないのが人の常。恥ずかしながら僕自信、新聞やテレビで伝えられるイメージから「中国人はサービスが悪い」という固定概念を持っていました。だから、中華料理屋に行っても今までにサービスは全く期待していなかったし、多少ぶっきらぼうな接客でも気にしたことはありませんでした。でも、家族経営で頑張っている江城は、一人ひとりの接客が暖かくて優しくて、お店を出た後に必ず「また行きたいな」と思わせる良さがあります。それは、牛角等の「いらっしゃいませこんにちはー牛角へようこそよろこんでー」的な決められたサービスでなく、お店の人が一人ひとりのお客様を大切にしよう、喜んでもらおう、という心から自然発生的に出たサービス故に、真似しようとしてもできません。

そんな江城で食べるようになってから僕は中国に対する偏見を捨て去ることができ、中国という国そのもの、その国に住む人々により尊敬を示せるようになりました。正しい国際交流のきっかけが食事というのも随分単純かもしれないけど、その国の料理を食べるということは意外と重要なことかもしれない。

なんだかまとまりのない日記ですみません。



相変わらず筑波に出張中でございます。

仕事を終えてホテルに戻ったのが5:30AM。起床は7:40AM。正味2時間の睡眠の為にホテル代10000円を払っていると思うと本当に馬鹿馬鹿しい。でも、風呂も入らず着替えもせずに現場で寝ると気分的に寝た気がしないから、1時間あたり5000円払ってでも寝たほうがマシなんだなあ。

24時間体制の現場では半数近くの社員が頭痛を訴え、去年から入りつづけているコアメンバーは「もうどうでもいいっ!」とか「くそっ!」とか「あ゛ーもうっ!」と毒づいていている。社用車の運転も日に日に荒くなり、「ひき殺すぞ!」とか「飛び出してくんなぁっ」などと言葉遣いまで殺伐としていくのが判る。本当にひき殺さないといいが。

以前読んだ本に記述されていた実験では、水槽にネズミを入れて、丁度後ろ足立ちをしていないと溺れ死んでしまうぐらいに水でひたひたにすると、哀れネズミは後ろ足で立ち続けて生きようとするが結局最後は死んでしまうという内容だった。僕らサラリーマンSEがはまっている筑波の水槽はちょうど水でヒタヒタなのかもしれない。立ち泳ぎをいつまで続けられるのだろう?死なない程度に。

超個人的に明るいニュースとしては、2002年から惰性で続けているこのWebサイトがいつの間にか20000ヒットを超えていた。文章能力が高いわけでもなく、何かに特別詳しいわけでもなく、つらつらと日々思いついたこと、愚痴、不満、疑問、感激、思想等々を書き下しているだけだ。20000ヒットなんて多くのサイトからすれば鼻くそのようなものだが、適度な自己満足にはなる。

20000ヒットの内の多くは検索エンジンから「アヤヤとミキティ」とか「ジャズすっぞ」とかそんな言葉に誘われて来て、好みのアイドルが貶されているのを見てなんだこのサイト屑じゃんか、などと毒づいて去る人も居ると思うが、中にはちょっとした文章を読んでくれてそのままリピーターになってくれている方もいらっしゃるのだろう。

まことにありがとうございます。

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2004年に見つけた20004ヒット。
ちょっと嬉しい瞬間でした。

とか書いてるうちにもう6時前だ。
ネズミはもう寝ます。



明日のジャズマンはどうやって作られるか?ジャズ実践編その1です。

明日のジャズマンのためにその5:
 テーマを練習しよう

テーマのフェイクからアドリブへ。

理論とかボイシングとかハーモニーとかスケールとか、ジャズをやるにあたって覚えることは沢山あります。でも、そんなのはどうでもいいんです。マイルスデイビスがフレーズを吹くときに、ペンタトニックがどうだとか、エオリアンがどうだとか、バークリー理論がどうだとか考えて吹いていたわけはないんです。ビルエバンスがワルツフォーデビーを録音した時にオープンボイシングだのクローズドボイシングだのいちいち考えたはずもないんです。

彼らは、最初はひたすら曲のメロディーをなぞったはず。マイ・ファニー・バレンタインのテーマを何十回、何百回と演奏しているうちに、その曲がどんな曲かが判ってきます。判ってくると、どう料理すればいいかもなんとなく判ってきます。静かにアドリブをやるか、激しくアドリブをやるか。音は多めか、少なめか。いきなり盛り上がって入るか、途中から盛り上がって最後を静かに終えるか。そういうフィーリングを元に、どんどんアドリブをしていったはずです。

誤解を恐れずに言います。
僕らジャズ初心者にとって、理論は重要ではありません。理論書を10冊買うよりも、一つの曲のテーマを100回練習した方が余程ためになります。枯葉を10回弾いてみましょう。何がわかりますか?コードの進行にそって、テーマのメロディがどう変化するか、だんだん判ってきます。曲の一番の聞かせどころはどこか。その曲を作曲した人は、どこに「泣き所」を入れたか。だんだんそれが染み込んできます。

そもそも、アドリブという行為は作曲にかなり近いものがあります。作曲はゼロからコード進行とメロディと基本的なリズムを作るのに対して、アドリブは決まったリズムとコード進行の上でメロディを変えていく行為です。最初のアドリブは難しいことを考えず、枯葉のメロディの5%を変えてみるだけでも充分です。曲の頭の「ドーレーミ(フラット)ーシ(フラット)ー」を、「ドレミ(フラット)レドシ(フラット)ー」と変えるだけでも、アドリブの第一歩です。因みにこのようなメロディを自分なりにアレンジする行為を「フェイク」と言いますが、ジャズ創生期のアドリブはフェイクが殆どだったはずです。多分。

なので、ジャズを始めたばかりの僕らも、いきなり難しいアドリブをやろうとしないで、枯葉のテーマやブルースのテーマを何十回もやりながら、徐々にフェイクして変えていけばそれだけでアドリブ第一歩完成です。フェイクの割合がテーマの内の90%を越えたら、それは完全なアドリブでしょう。

ビル・エバンスの台詞の一つに、
 「100曲を1回練習するより、1曲を100回練習したほうがいい」
というのがあります。これは全くその通りで、いたずらに曲を多く覚えてもその曲が持つニュアンスがわからなければいいアドリブはできないため、一つ一つの曲を自分なりに料理できるようになってから次に進む方が、結果的に早く成長します。慣れてくると、一つの曲を一回聴いただけでベストな料理の仕方もなんとなく見えるようになりますが、当然今までに何度もやったことのある曲の方がいいアドリブができるでしょう。

もし、テーマのフェイクの仕方がわからなければ、昔のジャズマンによる代表的なアレンジを色々と聞けば何パターンも学べます。たとえば枯葉であれば、ビル・エバンス (Portrait in Jazz)、キース・ジャレット(Still Live)、キャノンボール・アダレイ(Something Else)、ウィントン・ケリー (Wynton Kelly!)と有名なテイクが多くあります。まずはここらへんから自分の耳を頼りに、色々なフェイクを覚えると面白いでしょう。

ということで、
 ・気に入ったテーマの曲を一つ見つける
 ・テーマを何度もプレイする
 ・そのテーマが入った代表的なCDを見つける、借りる、買う
 ・テーマのフェイクを真似てみる
 ・フェイクの量と、メロディからの脱線ぶりを増やす
というサイクルを繰り返すと、気付くと一つの曲に対する自分の「アドリブ度」が増えます。

フェイクはアドリブへの大切な一歩。どんどんテーマを練習して、アドリブへのきっかけを掴みましょう。

明日のジャズマン達よ、大志を抱け。


2004/10/15 3AM 追記:
上で挙げた4枚のCDはこんなジャケットです。
全て大学1年の時に買ったものだけど、たまに聞くと10年前の感動が蘇ります。
改めて聞くと「枯葉」も色々なバージョンがあるんですよね。

evans-portrait.jpgstill-live.jpg
wynton.jpgsomethin-else.jpg
Bill Evans/Portrait in Jazzshopcart.gif
Keith Jarrett/Still Live
Wynton Kelly/Wynton Kelly !
Cannonball Adderley/Somethin' Else



筑波では学園祭も終わり、一年生のみんなは晴れ舞台に向けて頑張ってきた緊張の糸がほぐれたところ。さて、これからどうしよう?ということで、ちょっと間があきましたが、引き続き。

明日のジャズマンのためにその4:
 3年後に後悔しないためのヒント集

大学に入学して、ジャズ愛好会という小難しい音楽をやるサークルに入って半年。初めてスケールやコードやボイシングを習い、なれないリズムで練習をして、合宿でサークル内ステージデビューを果たし、学園祭で家族や友人に対してもステージを披露できた。やるだけのことはやった。

ジャズって難しいからなかなか身につかない。先輩は簡単にアドリブやるけど自分にはどうやっていいかわからない。学園祭でやっていたOBからプロになったベーシストやピアニストの頭の中がどうなってるのか想像もつかない。最近セッションもあまり行ってないし、ミーティングに行くと「最近楽器触ってる?」って先輩に聞かれるのが嫌だからフェードアウトしようかな。

僕の短いジャズ人生は、こうして10月に幕を閉じたのだった。

                       -完-

ちょっと待ったーっ!それでいいのか?
ジャズ愛好会に入った理由はかっこよく楽器を操り、渋い顔でプロ顔負けのアドリブをかまして、可愛い後輩の [女の子/男の子] をゲットするためじゃないのか?違う?まあいい。ゲットするかどうかは置いておいて、ジャズの名曲に限らず巷で聞いた気に入った曲を自分なりにアレンジして、バンドでステージに立ち、友達や恋人に聞いてもらえる喜びを味わわずに辞めてしまっても後悔しないのか?

今は辛いかもしれない。なかなかアドリブができない。半年後には新入生が入ってくる。その時に自分がアドリブできるかわからない。では辞めてしまえ。でも、ここで辞めなかった同級生がステージでスポットを浴びて素晴らしい演奏をしているのを3年後に聞いたら、必ず後悔する。なんであの時ジャズを続けていなかったのだろうか?と。


そんな長い前ふりは置いといて(おいといて、のジェスチャ)。
後悔したくないならば、「次の目標」を作ることが重要です。一番近い目標はクリスマスライブ、そして次は半年後の新歓ライブ。その二つのどちらかのライブ出演を目標にすれば、自ずと練習にも熱が入ります。次のライブには早速出たい!と思うそんな目立ちたがりなあなたに、タイプ別のヒントをお教えしましょう。

-タイプ1- 「出来良杉」君
学園祭までに頭角をあらわして先輩に「今度バンドやろうぜ」と誘われた貴方

とてもラッキーです。学園祭の熱狂が冷めないうちに先輩のバンドの一員となり、新たな曲と演奏スタイル、ジャズ理論を覚え、2年生になった頃には「あの人すげぇ!4年生か?」と新入生に羨望の眼差しで見られることでしょう。だからといって安心はできません。バンド練だけでなくセッションでもアピールを続けないと、一つのバンドが終わった後に次の誘いは来ません。バンドの誘いがどんどん来るように、セッションで積極的にプレイしましょう。

-タイプ2- 「もじもじ」君
学園祭では今ひとつブレイクできなかったため先輩に誘われていない貴方

「なあ、お前スジいいな、俺とバンドやらない?」と誘われる同級生が羨ましい・・・僕は誰にも誘われてないよ、フンだ、などと拗ねている時間が勿体無い。今すぐ上達して次のライブに出る手段は二つあります。

2a) 自分でバンドを作る

 バンドに誘われないなら自分で作るのは常套手段です。自分で
 メンバーを集めて、色々と教えてくれそうな先輩と自分と同じく
 バンドに誘われなかった同級生を中心に「新生1年バンドwith 先輩
 アドバイザー」を作りましょう。先輩が一人でも入ればバンド練習の
 度に新たな知識を身につけられて、半年後には晴れて2年生として
 新歓ライブで演奏できます。セッションでもメキメキ腕を上げて同期
 からも感心されます。バンザイ!

2b) 先輩に入れてもらう

 バンドに誘われなかったからといって、バンドに入れてもらえない
 わけではないのです。ジャズ研の先輩は大抵自分のバンドをやる
 のと自分の演奏レベルを上げるのに必死で、後輩が「バンドに入れ
 てもらえなかったな・・・」と寂しがっているのに気付いて構うほどの
 余裕はありません。でも、自分から「私、バンドに誘われなかった
 んですけど、来年春のステージに立ちたいんです!」とアピール
 すれば、「あ、そうだったの?いいよ、是非是非」と二つ返事で入れて
 くれる先輩は沢山いるはず。

 いま残っている先輩達だってそうやって先輩バンドに入れてもらった
 んだから、後輩に頼まれたら嫌とはいえない。ですよね?先輩中心の
 バンドに運良く入れたら、徹底的に技術、理論やフィールを叩き込ま
 れるため、じゃんじゃん上手くなります。
 セッションでもその上達っぷりは明らかに。最高!

-タイプ3- 「可能性は無限」君
学園祭をもってしてもまだまだブレイクの兆しが見えなく途方にくれている貴方

苦しい練習を乗り越えて、なんとか学園祭のステージもこなした。先輩に誘われて早速次のバンドが決まった奴もいれば、誘われなかったから自分でバンドを作ったツワモノもいる。じゃあ自分は?テーマを弾くのでいっぱいいっぱい、まだアドリブなんてよくわからない。こんな自分を誰が拾ってくれるだろうか?

悲観的になることはないのです。人間の成長するスピード、物事を学ぶスピードは一定のラインではなく、踊り場のある階段状です。今年前半に物凄く成長した同級生は、後半は踊り場かもしれない。その時に自分は彼以上のスピードで成長して、一気に越えられるかもしれない。

まずはかっこよく演奏している自分をイメージしてください。
セッションで、練習で、ライブで、ステージで輝いている自分を。
輝きたいですか?そうなるために何をしますか?

まずはセッション。とりあえず弾く事。人前で臆せず、間違えてもめげずにプレイする度胸をつけること。CDを聞くこと。先輩に色々教えてもらうこと。同期で教えあうこと。理論をかじってみること。基礎練習を積むこと。バンドに誘ってもらうこと。バンドに入れてもらうこと。ライブで演奏すること。

そういう小さなことを積み重ねているうちに、自分もいつしか先輩ジャズプレーヤーになって、輝くような演奏をするようになります。毎日、2日に1回、3日に1回でも部室に顔を出すとか、1日5分、1週間で30分楽器を触るだけでも全然違います。

小さな努力と負けない勇気さえあれば、いつしかジャズを苦労せずにプレイできるようになります。そうなれるか、また、そうなりたいかは、あなた次第。

明日のジャズマン達よ、大志を抱け。



やる気ねぇ

| コメント(2)

ほんと、どうでもいいんですけどね。
毎年このシーズンになるとやるアレです、ベスト○○○ニスト。

なんでもいいんです、ほんと。
ベストジュエリスト by 日本ジュエリー協会
ベストブレスリスト by 日本ブレスレット協会
ベストレザリスト by 日本革協会
ベスト・・・・ もういいですね。

中でもベストジーニストはもう今年で21年目、4回も受賞して殿堂入り目前のアユもいいかげん飽きてきてるようです。殿堂入りってなんの殿堂ですか。ナウでヤングなワカモノにジーンズの伝道師ですってか。

ところで今年新たに加わった人が数名いるんですけど、一人超つまらなそうな人がいます。超やってらんね~ うぜ~ テレビうつらね~ ギャルいね~ 審査員みんな死ね~

そんな彼の声が聞こえてきそうです。
これだけ写真あれば一枚ぐらい笑ってあげてもいいものを。ジーンズの広告塔になるのがいやなんですねきっと。

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社会の・・・

社内ミーティングのお知らせメールが飛んできた。

 10/14(木)  16:00-  提案書完成後の最終チャックポイント

と、書かれていた。
社会の窓ですかそれ。



引き続き、明日ジャズ。

明日のジャズマンのためにその3:
 人のプレイを自分の糧に

人のプレイを聞くと、上達も早いです。

自分のプレイタイムが多いのも重要ですが、人のプレイタイムも上達に重要です。セッションの時間が3時間として、6人の同じ楽器のプレーヤがいたら自分が弾いている間は30分。残りの2時間30分を休んでいるプレーヤーと、他のメンバーのプレイをじっくり聴いている人では上達のスピードが違うのです。

セッションの場を先生一人、生徒は10人の英語学校として考えてみると、自分が先生と喋っている間だけ英語で考えている人と、他人が喋っているのもじっくり聞いて教科書のテキストを一緒に目で追っている人は、後者の方が学習度は高いです。

最初の頃は、全ての曲が自分にとって新曲、知らない曲です。どうやってやればいいのか判らない。でも、もし今誰かがやっている曲を今度自分がやることになったら、予習しておけば、いきなりやるよりもはるかにいいプレイができます。

ジャズにおける予習とは、今演奏されている曲の譜面を引っ張り出して、耳で聞きながら目で追うことです。コード進行、テーマの流れ、イントロとエンディングのパターン、キメ、ブリッジ、バッキングの奏法、全てを理解するのは無理だけど、とりあえず「この曲はこういうコードなんだ」と認識するだけでも全然違う。何度かセッションで同じ曲を聴けば、次に自分がやる時はよりプレイしやすいはず。

自分が何度もやっている曲、「枯葉」や「ビリーズバウンス」等でも、人の演奏はかなり参考になります。同じ曲を何度も演奏するようになると、いつしか自分だけの型に曲がはまってきて、どんどんマンネリズムの渦へと落ち込む。そんなときに、全く違うプレーヤーによる同じ曲の演奏聞いて、「こんな新鮮なやりかたがあったんだ!」と刺激を受けると、次のプレイは凄く新鮮だったりします。

人の演奏を聴いて自分の糧とすると、自分が演奏していない時でも成長します。

明日のジャズマン達よ、大志を抱け。



引き続き、未来のジャズマンに送るメッセージです。

明日のジャズマンのために その2:
 弾くは一時の恥、弾かぬは一生の恥

「セッションの重要性は判った。でも、自分には弾けない。」

3年目、6年目の先輩がかっこいい演奏をしている中、コードも押さえられない/曲を知らない/テーマを吹けない、そんな自分には恥ずかしくて参加できない。そんなジレンマをどう乗り越えればいいのでしょうか?

それには、無理矢理でもしぶしぶでも椅子に座るしかない。楽器を手に取るしかない。わからなくてもいい。新たな曲にチャレンジして、成功すればラッキー、失敗して恥をかいてもいいんです。

恥ずかしい思いをしたらその譜面を自分用にコピーして、後ほど一人で何度も練習して、3週間後に再度チャレンジしたら確実にできるようになっています。それを繰り返すうちに、いつしか自分のレパートリーは5曲、20曲、50曲と増えていく。レパートリーが増えるということは様々なコード進行に対応できるということで、いつしかどんな曲でも初見でそこそこに弾けるようになるし、アドリブのパターンも同じぐらい増えます。いいことずくめですね。

でも、まずはチャレンジをしない限り、恥もかかない分上達もしないんです。恥をかくのはいいことです。積極的にどんどん恥をかこう。むしろ、「できるだけ恥をかこうとしない」という姿勢は、精神的にかなりの悪影響を及ぼします。僕がジャズ研に所属した6年間、自分の同期から後輩まで幾人もの「コソ練メンバー」を見てきました。

コソ練メンバーの人達は、2週間から1ヶ月の間、家やスタジオでこっそり特定の曲を練習し、コードの押さえやアドリブパターンを完璧に仕上げて、セッションで華々しく演奏するその一瞬にかけるのです。でも、物事は思ったとおりに進まず、先輩ドラマーが想定していたよりも3割増しのテンポで始めてしまい、イントロはボロボロ、テーマでいきなりコードを見失い、自分のアドリブなんて終わってる状態。曲が終わる頃には放心状態、終わったら速攻で「ちょっと予定が・・・」と帰宅。

コソ練の成果空しくいきなり自己嫌悪です。
あれだけ準備したのに・・・あれだけこっそり練習したのに・・・。もう2度とセッション出られない。そうやって深みにはまって、いつしかセッションとミーティングには来ないけどライブと学園祭だけは来る、半ば幽霊部員になってしまいます。因みに友達に一番聞かれたくないフレーズは「あれ?最近ジャズ研行ってないの?」です。

失敗を恐れるあまり幽霊部員になるのと、失敗を乗り越えてジャズマンになるの、どっちが幸せ?

セッションなんて所詮遊びです。本番じゃないです。練習なのです。
セッションを本番だと思って気合を入れて練習するのではなく、セッションを練習の場と認識し、失敗して、軽く恥をかいて「まあいいや、次頑張ろう」とポジティブに行けばいいのです。1回のセッションで何曲にチャレンジして、何回失敗するかに成長がかかっており、失敗した分だけ練習をすればより早く成長します。

人によって成長のスピードは異なるものの、基本的にジャズ始めて1年目の間は死ぬほど失敗をするのが当たり前です。2年目から徐々にプレーヤーとしての成長が見え、3年目以降、本格的なジャズマンの道に入ります。1年目にどれだけ多くの失敗をして、自分の失敗を笑い飛ばせるような開き直り体質を作るか。ここに全てがかかっています。自分が2年生になったときに、1年生に「やっぱ2年生は凄いなあ」と感心される可能性は、セッション参加率と比例します。

明日のジャズマン達よ、大志を抱け。



金曜日夜、仕事が終わり、23時からの会議までの間少しだけ時間ができた。

せっかく筑波にいるのだからと、6年間所属したジャズ研の「セッション」に参加した。ジャムセッション、略してセッションとはバンドの練習とは違い、色々なメンバーが自由に入れ替わり、各々がやりたい曲を宣言して、ときにまったりときに激しくジャズをプレイする場である。

94年にジャズピアノをはじめた頃の自分と同じような、セッションという不慣れな場でどのようなプレイをしたらいいのか戸惑っている1年生達と会えた。当時の自分だったら、いきなりOBが部室に入ってきたら「げっ恐そうな先輩だ」と引いたと思うのだが、彼らも興味半分引き半分といったところか。

ジャズを3年やってる人も、10年やってる人も、50年やってる人も、最初はみなおどおどしながらセッションに参加し、恐々とプレイに加わっていたのだ。1年生だった自分が10年後もジャズマンでいられるのは、当時のセッションで間違えまくっても先輩達が暖かく見守り、ときには厳しく叱ってくれたからだと思う。

叱るのは僕の性分ではないので暖かく見守るという意味で、今の一年生が10年後もジャズマンで居られる為のHints & Tipsを日々ここに記したい。


明日のジャズマンのために その1:
 セッションは最大の練習なり

セッションでできるだけ多くプレイしよう。
自分でこっそり練習もしている。バンドでの練習もしている。
ではなぜセッションで弾く必要があろのでしょうか?

多くのプレーヤーはセッションという場の重要性に気付かず参加してたり、もしくは「興味ないから」と一切参加しなかったりします。たしかに、バンドでの練習ならば弾く曲は決まっており、イントロからエンディングまでの流れに関して事前に打ち合わせがされているため、ミスの少ない綺麗な演奏ができます。だけど、その「快適さ」そのものが成長を阻む落とし穴なのです。

セッションでは、その場で決める曲そのもの以外は何も決まっていません。
いきなり「イントロやって」と言われたり、四拍子の曲が三拍子になったり、早い曲なのにテンポが倍になったりと、全ての決断が曲の進行とともに求められます。いつまでも終われない曲や、終わったつもりが続いている曲に参加してしまった気まずさはセッションならではのもの。

だからこそ、普段一緒にやらないメンバー間でも目で合図を取り合い、音楽的反応速度を高める訓練をする事が重要なのです。また、新しい曲を半ば無理矢理やらされることによって、いつしか新曲をアレンジするための感受性と対応性が高まります。経験を積んでまずはコードだけでも押さえられるようになれば、知らない人にいきなり渡された曲に対してよりよいプレイが出来るようになります。この二点はジャズという音楽が持つ楽しさの真髄ですね。

明日のジャズマン達よ、大志を抱け。




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