会議のための会議はするな

大トラブル。

客先で大問題が発生し、自分もエンジニアとして支援することに。締め切りが近い現場は火の車、僕と同年代のSEがプロジェクトルームで朝7時から深夜越えて次の日の朝4時半まで作業する日々が金曜日から続いている。

問題に対応する人間が増えるとそれをまとめる為に会議を開く必要があり、そのたびに作業が中断されるのが耐えられない。だが、米国本社のアメリカ人と国際電話で開催する会議は、非常に効率がよく問題解決への道筋がどんどん造られて行く過程がわかる。

最近気付いたのだが、日本人の会議は「会議のための会議」だったりする。「では、今発生している問題をまとめましょう」「その解決は誰がやるのですか?」「それは私の責任ではありませんから」「あなたがやるって言ったでしょう!」 その内ケンカになる。何も解決しない。うだうだ。ぐだぐだ。

外国人との会議はストレートで意味がある。「その問題は私が解決しよう」「新しい問題だな、では手分けしてこことここで対応しよう」「この問題は○○が適任者だ、打診してみよう」と、会議の参加者が「問題解決」を目標として積極的に動く。当然、自分もその一員となり、自分にできることはやる。

情報をやり取りしている米IBMの社員に、「いつもありがとう、とても助かるよ」というメッセージを送ったら、こんな答えが返ってきた。

"George, we are a team and will work to solve our customer's problems."

僕らはチームだ。お客様の問題を解決するために協業しよう。当たり前の事だが、往々にしてその目的は忘れ去られて会議のための会議、報告のための報告をする人たちが後を絶たない。そんな中で、このようなことをさらりと言える人たちとの仕事は、時差と眠気を越えて協業する楽しさに溢れている。


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2011年3月

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