--12/1追記--
Benny Greenとは五反田のコンサートで一回、つくば市のライブで一回会ったことがあります。「一番好きなピアニストです」と言ってCDを渡すと、彼は
"Please keep playing !"
とサインしてくれました。気長にずっと弾きつづけてくれよと。
普通なら「ありがとう、これからも応援してね」みたいな事を書くけど、そこは下積み時代の長かったベニー、ピアニストとしてぐっとくる台詞を書いてくれます。
最近は日本に来ていないみたいだけど、今どこで何をやっているのでしょーか。ご存知の方がいたらコメントを。
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ベニー・グリーンが弾くピアノが繰り出す、強烈なコンビネーションパンチ。
大学時代にジャズピアノをちょこちょこと教えてくれていた師匠が、「ビルエバンス?そんなの聞いてちゃダメっ。かっこいいピアノ弾きたかったらベニーグリーン聞け!」 と言われて、最初に聞いたのがこれ。ベニーグリーン?トロンボーンでしょ?というそこのあなた、それはBennie Greenです。こっちはBenny Green。

Benny Green / "Testifyin'! Live at Village Vanguard"![]()
それまでエバンスの「ポートレート・イン・ジャズ」や「ワルツ・フォー・デビー」ばかり聞いていたものの、いつまで経ってもかっこいいアドリブが出来ない。それもそのはず、エバンスのアドリブはかっこいいものではなく、リリカルでインテリなのだ。なんていうか、こう、考えながらソロリソロりと音符を置いて行く感じ。TVパーソナリティで言えば、植草教授のようだ。
一方、ビレッジバンガードで録音されたこのベニー・グリーン、強烈だ。がっつんがっつん、パワーにものを言わせたプレイをするのだ。アドリブで飛び交う激しい音符を聞いていると、鬼気迫る形相が見えてくる。それでいて、彼はそんな荒々しいプレイを楽しんでいるのもよく判る。テレビでいえば「ハッスルハッスル」の小川だ。
ベニーのピアノが素晴らしいのは、どんなに荒々しくなっても雑にならないところだ。テクニックに裏打ちされたパワープレイだけに、ピアノからフォルティッシモまでの強弱により説得力が増す。
とかそんな寸評を幾ら書いたところで、彼の凄さは伝わらない。彼よりもテクニックがあるピアニスト、先進的でよく知られたジャズピアニストは沢山いるけれども、誰が聞いても判るかっこいいピアノを弾ける人はいない。
いつまでもプレイしてくれ、ベニー。

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